スキャルピングと中長期トレードで【ブレイクアウト】を使おう

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テクニカルの勉強はしたんだけど、チャートのパターン分析なんてできないよ。
三角なのか四角なのか微妙な形のときはどうすればいいの?

こんな悩みを持つ初心者~中級者さんは多いはずです。
三角とかレンジは「ブレイクアウトを待つときに必要」なパターンだと思っておけば大体使えます。

解説のポイント
ここでは、パターン(フォーメーションともいいます)の名前を正しく当てるよりもトレードでどう利益を出していくかを着眼点にブレイクアウト前後のチャートパターンを解説します。

覚えるべき重要な3つの用語とは?

なんとなくわかってきた海外FXをより楽しめるよう、まず重要な用語を解説しておきます。

今回は、

  • スキャルピング
  • 中長期トレード
  • ブレイクアウト

の3つです。

重要な用語について理解を深めたあとトレード方法の例を紹介していきますので、まずは用語について勉強しましょう。

スキャルピングの意味とメリット・デメリット

スキャルピングとは、秒単位から数分くらいしかポジションを持たないトレードスタイルのこと。

(ポジション保持時間は人それぞれです。)

何日も何か月も持たない分、トレンドを気にする事があまりありません。
なので、逆張りという手法が使いやすいのがこのスキャルピングです。

メリット

  • なんといっても短時間でレバレッジのかかった額の大きい利益を得られること

特に海外FXなら桁違いの利益になる可能性もありますね。

デメリット

スプレッドの幅を超えるだけのチャートアクション(大きく値幅が動くこと)がなければ利益がでません。
  • 損失も短時間で大きくなるかもしれないこと
  • スプレッドが大きい場合は利益になるまでに待たなくてはならないこと

デメリットを考えると、普段よりも正確なテクニカル分析が求められるスタイルといえそうです。
ストップ注文もきちんと入れておかなくてはなりません。

ちょっと面白いメンタル面
メンタル面でみると、スキャルピングは「利益になるかどうかソワソワする時間が短くて済む」という特徴があります。

気にならないようで実際は大いにトレードに影響するのです。
「ソワソワ」「ドキドキ」が気になる方には素晴らしいメリットといえるでしょう。

ポジションサイズ(ロット数のこと)を大きめに持っても、ストップ注文さえシビアに入れておけば勝てたときにしっかり取り戻すことができるのも嬉しいです。

中長期トレードの意味とメリット・デメリット

簡単に言えば、「スキャルピングじゃないトレード」の認識でも問題ないと思います。

デイトレードは1日~数日間ポジションを持つことをいいます。

  • 今回は、スキャルピングに対して考えたいのでデイトレードも中長期の仲間に入れておきます
  • 数ヶ月くらい持ち続けるスイングトレードも中長期トレードです


※為替のトレードをする場合は、30年とか40年とかの超長期間で持つことはほとんどないのですがそれも含めることにします。

中長期トレードでは、逆張りはほぼ不可能で大きなトレンドに沿ったポジションをゆっくり持つというスタンスのトレードになります。

※ポジションの保持時間の分類は、専門家によっても微妙に違うので細かいことは気にしないようにしましょう。

メリット                 

  • 少しくらいエントリーに失敗してもトレンドの見立てが合っていれば時間に沿って利益になっていくところ
  • 同じ理由でスプレッドが少々大きくても待っていれば利益になる確率が高いところ

テクニカル分析の基礎であるダウ理論などを素直に実行すればいいので、初心者でも成功しやすいスタイルです。

デメリット

  • 期待する利益が出るまでに時間がかかること

スキャルピングよりもポジションサイズを小さめにしたほうがいいからです。

ポジションを持つ時間が短時間の場合よりも、長い時間のほうが突発的な経済事件が世界のどこかで起きる確率は高まります。
そうすると、思わぬロスカットになってしまうので防ぐために「小さく長く」持ち続けるのです。

中長期トレードでポジションを持っている間に、トレール注文で少しずつストップ注文を変えていくという方法で口座が無駄にマイナスになるのを防ぐこともできます。

ブレイクアウト(相場の崩れ)の意味とメリット・デメリット

ずっと値幅がなく横ばいのパターンだったり、値幅があったのにどんどん狭くなって三角みたいなパターンになったりとつまらない相場のときがあります。

しばらくその状態が続いた後、何かのきっかけでチャートが急上昇や急下降するのが「ブレイクアウト」です。

それまでにポジションを持つ人が徐々に増えているので、いざブレイクアウトすると出来高も値幅も大きくなります。

※上の図は一つの例です。

ブレイクアウト後にローソク足が一時的に四角の中に入っていますが、一般的に最初に出たところを「ブレイクアウト」と呼びます。

※「相場の崩れ」という表現は、トレンドが急反転するときにいいます。
ただし、意識されていた価格で何度か止まった後にあるとき一気に動くので広い意味でブレイクアウトと言ってしまっても良いと思います。

いずれにしろ、「何か障害になる価格があったけれどそこをブレイクした」ということです。

値幅が大きく超短時間で稼げます。
スキャルピングに適したチャートパターンといえるでしょう。

※ちなみに、この「障害になる価格」をサポートとかレジスタンスなどと言います。

メリット

  • 短期で利益が出るところ
  • 何度か成功すると得意技として自信がつくところ

メンタル面でのメリットもありますし、プロもブレイクアウトをよく使うようです。

デメリット

  • 失敗すると損失も大きくなること

流動性のない通貨ペアの値飛びは避けられない問題です。

流動性のない通貨ペアでブレイクアウトのように見えて、単に「注文がさばけなくて値が飛んだ」だけの時などトレーダーが念のために入れていたストップ注文も約定しにくくなります。
⇒そんなことがあると想定以上の損失がありえます。

どうしてもそういう通貨(トルコリラ円など)をしたいときは、ポジションサイズを小さくするなどの対策をしましょう。

スキャルピングにおすすめ海外FXもチェックしておきましょう。

ブレイクアウト前のチャートパターン4種類

ブレイクアウト前の段階には、レンジ相場やトライアングルなどチャートパターンがあります。

このようなチャートパターンは、ほとんどの場合「ブレイクする方向はその前のトレンドと同じ」と説明されています。

それで問題はないのですが、例外もありますので気を付けましょう。
では、代表的なものを解説していきます。

チャートパターンを大きく以下の4種に分けてみましたので順番にみていきましょう。

※実際のチャートだと完璧な形はあまりありません。
今回はわかりやすいようにできるだけ完璧な形のものをピックアップしております。

四角っぽいチャートパターン

四角っぽいチャートパターン
高値と安値にラインを引くとそれがほぼ平行に進んでいく形です。

フラッグ

それまでのトレンドの小休止ということで、ブレイクアウトすればまた前と同じトレンドに戻るとされます。
比較的どんな通貨ペアにも時間足にも出やすいパターンです。

※四角が斜めに歪んで平行四辺形になるのがフラッグで語源は旗です。

普通のレンジ相場

素直でスッキリした長方形になるのは、ごく普通の横ばい相場つまり「レンジ相場」です。
どんな通貨ペアにも出ます。

特に2020年前後のドル/円では両国の金融緩和が続くことから、輸出入の需給の動き以外の投機的な売買が荒れずに狭いレンジ相場を多く見かけます。

三角っぽいチャートパターン

「アセンディング」「ディセンディング」「シンメトリカル」などと形で名前がわかれています。

丸暗記の必要はなく、「下値を切り上げていれば強気だね」程度の理解で充分使えます。

上と下のラインに2~3回は触らないと信頼できる三角とはいわないです。
早合点しないように丁寧にチャート分析していきましょう。

ユーロ/ドルなどのドルストレートと呼ばれる通貨ペアによく出て、テクニカル分析通りの動きをすることがとても多いです。

月足など長期の足に出た後のブレイクアウトは、信頼できるトレンドスタートの印となります。
中長期トレードの方が得意としている形です。

アセンディング・トライアングル

上は水平だけど下値が切りあがっているパターンです。

「少しくらい高くても押したら買いたい」という市場心理だと判断し「上にブレイクするだろう」となります。

ディセンディング・トライアングル

下は水平だけど上値が下がっているパターンです。

アセンディングと反対で少しでも戻したら売りたいという市場心理と判断し、「下にブレイクするだろう」となります。

シンメトリカル・トライアングル

上下の角度が大体同じで二等辺三角形を作る形です。

難しそうですが、基本は「それまでのトレンドと同じ方向にブレイクするだろう」と考えます。

上下の力が拮抗していたわけですから、絶対にそうなるとは限らないのでブレイクアウトしてからその流れに乗っかるほうが良いかもしれません。

ペナント

シンメトリカル・トライアングルと同じ形ではありますが、特に強くてこれからも続きそうなトレンドだとわかっているときにこう呼ぶことが多いです。

それまでのトレンドを旗のポールに見立てて、ペナントが作られた後にもポールと同じ方向に進むと見ます。
シンメトリカル・トライアングルよりも鋭い三角形のときによくいわれます。

※「シンメトリカル」「トライアングル」「ペナント」も通貨ペアで綺麗に出ることはあまりないです。
レアキャラということで、もし出たらしっかり取っていきたいところです。

楔形(くさびがた)っぽいチャートパターン

このパターンは中長期のチャートでよく見られます。

長いと何か月もかかって形作られますが、1分足にも出るのでスキャルピングでも使えます。

※テクニカル分析の教科書だと「中長期のトレードで使いましょう」と書いてあったりします。
実際の体感だとスキャルピングやハイローでも充分使えて、一度覚えれば使い勝手がとても良いパターンです。

ウエッジ

それまでのトレンドの反対に向きますが、ブレイクアウトして元のトレンドと同じ方向に進みます。
この性質は中長期トレードよりもスキャルピングに向いています。

三角の上下の辺がどれも水平でなく、右上がりか右下がりになっているものをいいます。
楔に似ているということで名前がついていて、通貨ペアではどの時間足にも頻繁に出ます。

ダイアゴナル・トライアングル

エリオット波動論のなかで、トレンドの終わりの波にだけ出るウエッジのことを特別に「ダイアゴナル・トライアングル」と呼びます。

予測の仕方はウエッジと同じですが、波を数えている場合はトレンドが終わるかもしれないことは忘れずにいましょう。

派生パターン

派生パターンは、他と違って相場の反転を示唆するといわれます。

ブロードニング・フォーメーション

三角がどんどん広がる形で、天井圏(チャートが上がりきった位置のこと)で出やすくその後下がるとされます。

出来高が増えていけば高確率で大きな下げになり、どんな通貨ペアにも出るし株式などにも出ます。

ブレイクアウトの場所がわかりにくいのですが、他のパターンと同じように3回くらい下のラインに触ったら「そろそろかな?」と準備するくらいがちょうど良いことが多いです。

次に説明する「ダイヤモンド・フォーメーション」になるかどうかをしっかり見極めましょう。

ダイヤモンド・フォーメーション

先ほどのブロードニング・フォーメーションの形からどんどん幅が小さくなっていく形です。
トランプのダイヤの形に似ており、予想も同じで天井圏に出て出来高を伴って落ちていくことが多いです。

オセアニア通貨のチャートでよく見かけます。
ただし、オセアニア通貨はテクニカル分析と反対になることが多いので注意深く観察してトレードするようにしてください。

※上のチャートは、オーストリアの株価指数の日足ですが(2021年2月22日)勢いが良かったのにブロードニング・フォーメーションになっています。

こういう場合、豪ドルも強いのですが今後ちょっと怖い雰囲気を出しています。
2日ほど上値が下がって、このままダイヤモンド・フォーメーションになったとしても下がる可能性があることに違いありません。

ちなみに、この派生パターンは底値圏(チャートが下がりきったあたり)ではあまり言わないようですが、通貨ペアだと底値圏で出ることがあります。

参考文献

どれにも当てはまらないならラインを引いてしまおう

ここで問題になるのが、割と頻繁に起こる【代表的なチャートパターンのどれにも当てはまらないことがある】ということです。

そういう場合の対応策は【高値と安値を繋いでラインを引いてしまう】ことです。

時間が経つにつれ「気に入らないな」と思えたら、また新しいラインを引いていきます。
新しいラインは新しい高値と安値を結びます。
そして、何となく意味ありげな形になったらブレイクアウトを待ってみます。

ブレイクアウト後は、下の「チャートパターンを使ったブレイクアウトトレードの方法」に書くようなことに気を付けながらトレードしてみてください。

チャートパターンを使ったブレイクアウトトレードの手順

ブレイクアウトトレードの手法と手順はスキャルピングと中長期トレードとほぼ同じです。

手順は以下になります。

  1. 月足、日足などを見て全体のトレンドをチェック
  2. スキャルピングをするか中長期トレードをするか決める
  3. スキャルピングなら1分~15分足くらいを表示
  4. チャートパターンが出来ているか見る
  5. わかりやすくラインを引いてみる
  6. ブレイクアウトを待つ
  7. ラインからローソク足が出ればブレイクアウトだが巻き戻しがあるので待つ
  8. ブレイクアウトの反対に動いて一度出たはずのラインに触ってまたはじき返したらその方向でトレード

※中長期トレードは、デイトレードなら15分~4時間足くらいがおすすめです。
※数日~数週間ポジションを持つなら日足も見ることもあります。

なお、手順8の「はじき返したら」のところがわかりにくいので図にしました。
あまり多くの利益が取れた例ではないのですが…。

そして、スキャルピングはすぐに利益確定します。

中長期トレードは長期足のチャートを見ているので、それでトレンドが終わりそうなところを決めて利益確定します。

損切り設定と利益確定ポイントについては、こちらに詳しく載っています。
【スキャルピング派必見!】エントリーポイントの見つけ方

インディケータでブレイクアウトトレードをする例

ラインを引いてみても、いまいち微妙な形ばかりになるときがあります。

そういう場合は、まったく別の形を元にトレードすることもできます。

人気のインディケータの組み合わせでブレイクアウトトレードができます。
一つ、例をご紹介します。

ボリンジャーバンドとRSIのセット

トレンド系とオシレータ系を組み合わせた作戦です。

どちらのインディケータも、MT4とMT5に標準で入っているのですぐに試すことができます。

ボリンジャーバンドでトレンドをチェック⇒ボリンジャーバンドが狭い状態が続いた後、2σ(または1σ)から出たらそちらにポジションを持つという手法です。

RSIは、上昇トレンドなら上に下降トレンドなら下に貼りついている限り強いトレンドが続いています。
そのままポジションを持ち続けることができます。

スキャルピングなら、少しでもRSIが真ん中に向かい始めたら利益確定してしまいます。

ボリンジャーバンドには、エキスパンションという特性があってチャートがブレイクアウトすると広がり続けるのです。
その特性を使ったトレンドに沿ったエントリーなのです。

  • 1σは、スキャルピングに適しています
  • 2σは、中長期トレードに適しています

絶対ではないので実際に実践していきながら感覚をつかんでいただきたのですが、ライン引きが苦手な人はチャレンジしてみましょう。

まとめと注意点

チャートパターンは昔から使われていて信頼できる情報ですが、それでも反対になったりダマシがあったりします。
実際に使うときは、過去のチャートをじっくり観察して「そのときはどうだったのかな?」と考えてみてください。

ほとんどの海外FXで使えるMT4において過去の日付を指定すれば、そのときのチャートを見ることができますので過去のデータも参考にするようにしましょう。

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