iFOREX の口座を開設して10年近くになる私が、体験談をまじえて解説します。
国内トレーダーで知らない人のほうが少ないiFOREXは、1996年設立です。
日本のFXのレバレッジが無制限から25倍へと規制されたのが2011年8月1日ですが、
このときから注目を浴びたのがレバレッジ400倍のこのiFOREXです。
金融業者としての登録は、バージン諸島などでされており、
業界では老舗(しにせ)で利用者も多い海外FXです。
今回は、iFOREXのボーナス、入出金、海外での評判など徹底的に解説します。
もくじ
- 1 iFOREX(アイフォレックス)とは?
- 2 iFOREXならではの特徴
- 3 金融ライセンスや所在地など
- 4 iFOREX(アイフォレックス)の14のメリット
- 5 【メリット1】最大レバレッジ400倍
- 6 【メリット2】口座開設後のウェルカムボーナス100%
- 7 【メリット3】入金2回目からのペンディングボーナスと取引ごとのキャッシュバック
- 8 【メリット4】最大500ドル受け取れるお友達紹介キャンペーン
- 9 【メリット5】スプレッドを狭くした
- 10 【メリット6】口座資金に応じて利息がもらえる
- 11 【メリット7】追証を取られないゼロカットシステム
- 12 【メリット8】取り扱い銘柄の多さ
- 13 【メリット9】フラッシュ・クラッシュなど相場の急変に対する強さ
- 14 【メリット10】あらゆる手続きがすばやく誠実で、出金トラブルが少ない
- 15 【メリット11】日本語を話す担当者が多く、優秀な人ばかり
- 16 【メリット12】1対1の無料トレード講習やデモ練習が申し込める
- 17 【メリット13】分別管理である
- 18 【メリット14】取引手数料が無料
- 19 iFOREX(アイフォレックス)の10のデメリット
- 20 【デメリット1】”本サイト・サービスは主に日本国在住者を対象としておりません”と明確に書いてある
- 21 【デメリット2】新しい海外FXと比べサービスやキャンペーンが何年も変わらず新しさがない時期がある<
- 22 【デメリット3】スプレッドが広がることがある
- 23 【デメリット4】注文の扱いはDD方式?
- 24 【デメリット5】よく電話をかけてくる
- 25 【デメリット6】自称アイフォ戦士がSNSにアップしている取引成績は本当かどうかわからない
- 26 【デメリット7】プラットフォーム(注文画面)がMT4ではない
- 27 【デメリット8】信託保証ではない
- 28 【デメリット9】勧誘方法をめぐってCySECに怒られた
- 29 【デメリット10】最近、住所表記がみあたらない
- 30 iFOREXに対する日本のトレーダーの意見
- 31 好き派の意見
- 32 嫌い派の意見
- 33 iFOREXの口座開設
- 34 口座開設時に用意しておくもの
- 35 口座開設手順
- 36 口座開設後の手続き
- 37 ・身分証明書
- 38 ・入金に使ったクレジットカード両面の画像
- 39 ・居住地確認書類
- 40 iFOREXの口座詳細
- 41 口座タイプはひとつ
- 42 最大レバレッジ
- 43 最低・最大入金額
- 44 最低・最大取引数量
- 45 取り扱い通貨ペア
- 46 スプレッド
- 47 スワップ
- 48 iFOREXで使えるツール
- 49 チャートステーション(チャート分析ができる)
- 50 取引シグナル
- 51 価格アラート
- 52 iFOREXの入金
- 53 クレジットカード、デビッドカード
- 54 BitWallet
- 55 銀行への電信送信
- 56 入金に関する注意点
- 57 iFOREXの出金
- 58 iFOREXの出金方法の特徴、利点
- 59 はじめて出金するときの方法
- 60 重要な出金依頼書
- 61 クレジットカード出金
- 62 銀行出金
- 63 bitwallet出金
- 64 出金に関する注意点
- 65 日本語サポート担当者の評判
- 66 iFOREX海外の反応
- 67 iFOREXを使う際の注意点
- 68 NDDかどうかの確認
- 69 まとめ
- 70 私が友達にすすめるかどうか
- 71 総評
iFOREX(アイフォレックス)とは?
iFOREXは、トレーダーの間では「アイフォ」などと呼ばれています。
レバレッジ規制後のFXトレーダーの救世主ともいわれ、
レバレッジ400倍のiFOREXは2012年くらいから注目を浴びました。
しかし、慣れない海外FXのため、
「騙されたりしないか?」
「急に倒産して自分の口座資金が消えてしまうのではないか?」
「すべて英語でやり取りをするのか?」
など、心配されてもいて、
禁断のFX口座との異名が付き、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)ですぐにスレッドが立ったほどです。
今もiFOREX口座を持つ人をアイフォ戦士と呼んだりします。
ただ、現在では、入出金もボーナスも条件を達成すれば、約束通り支払ってくれるので、
2013年頃から、逆に海外FXのなかでも使えるところだという評価が増えていきました。
iFOREXならではの特徴
iFOREXには、目立つ特徴がいくつかあります。
- 口座開設が簡単
- 口座資金に応じて3%の利息がもらえる
- レバレッジが最高400倍
- 海外FXでトップクラスのスプレッド
- 海外FXのなかでも、しっかりとしたサービスを長年続けており、安定の老舗
- キャッシュバックサービス、ボーナスキャンペーンが豊富
- コモディティ、世界の株式の個別銘柄、マイナーな仮想通貨など取扱銘柄が個性的で多い
- モバイル、スマホでも取引できる
ボーナスキャンペーンは、変更の可能性がありますが、
私が知る限り、常に何かしらのボーナスキャンペーンが続いていて、しっかりボーナスをくれています。
また、新しく利息キャンペーンやお友達紹介キャンペーンなどをはじめています。
金融ライセンスや所在地など
iFOREXの会社概要に金融ライセンスについて書いてあります。
確認してみると、iFOREXグループでいくつかの会社があるようですね。

また、私たち顧客が口座にログインする際のセキュリティ対策もしっかりしているようです。

・ボーナスなどに独自に特徴がある
iFOREX(アイフォレックス)の14のメリット
iFOREXのメリットは、一言でいえば、「使いやすさ」になります。
口座開設、トレード、そして利益の出金について、ほとんど日本語で対応できるので、
トレードにストレスがありません。それでは、14のメリットについてみていきましょう。
- 最大レバレッジ400倍
- 口座開設後のウェルカムボーナス100%
- 入金2回目からのペンディングボーナスと取引ごとのキャッシュバック
- 最大500ドル受け取れるお友達紹介キャンペーン
- スプレッドを狭くした
- 口座資金に応じて利息がもらえる
- 追証を取られないゼロカットシステム
- 取り扱い銘柄の多さ
- フラッシュ・クラッシュなど相場の急変に対する価格提供力の強さ
- あらゆる手続きがすばやく誠実で、出金トラブルがとても少ない
- 日本語を話す担当者が多く歴史的に優秀な人ばかり
- 1対1の無料トレード講習やデモ練習が申し込める
- 分別管理である
- 取引の手数料が無料
※なお、キャンペーンは突然終了したり、ルール変更したりする場合がありますので、
iFOREXからのお知らせをしっかりチェックしましょう。
【メリット1】最大レバレッジ400倍
国内業者の25倍と比べて、400倍という大きなレバレッジでトレードできます。
iFOREXは、ポジションが大きくなっても最大レバレッジ400倍を守ってくれるので、
安心して利益を追求できます。(倍率は銘柄などで例外あり)
FX業者のなかには、巨大資金に対してレバレッジを小さくするところもあるのでこれは嬉しいです。
※画像は、必要証拠金の例です。

【メリット2】口座開設後のウェルカムボーナス100%
何年もずっと続いているのが、この初回入金ボーナスです。
はじめて口座に入金すると、入金額と同じだけの金額が口座内の証拠金にプラスされるので、
実質2倍の金額を使ってトレードができるのです。
私もこのおかげで利益が増えて喜んだ記憶があります。
ウェルカムボーナス受け取りの条件は、”日本語を話すお客様”となっています。
面白いですが、これならクリアできそうですよね。

【メリット3】入金2回目からのペンディングボーナスと取引ごとのキャッシュバック
このボーナスの比率は、次の入金からトレーダーごとに変わります。
どうやらiFOREXの独自ルールのようです。
詳細は、口座開設後に届くメールに書いておりますので、ログイン後に表示を見逃さないようにしましょう。

また、取引の回数に応じてボーナスも現金化されます。
いわゆるキャッシュバックですが、これも無視できない利益になっていきます。
一例として体験を紹介すると、1万~10万通貨を10回~20回くらい取引していたら、
翌週にボーナスのうちの10%が現金化したこともありました。しかも、現金化したぶんは出金もできます。
海外FXのなかには、トレードに使えても出金ができないボーナスを出すところもありますので、iFOREX独自の貴重なメリットといえます。
ペンディングボーナスと呼ばれているので、iFOREXからのメールにこれが書いてあったら、
忘れずチェックしましょう。
詳しくはiFOREXからのお知らせを確認するようにしてください。
【メリット4】最大500ドル受け取れるお友達紹介キャンペーン
2011年にはなかったお友達紹介キャンペーンが2019年にできました。
友達にiFOREXを教えて、新たにトレードをはじめると本人にも友達にもボーナス付与があるというものです。

【メリット5】スプレッドを狭くした
2019年からスプレッドを狭くしています。

ただし、その後スプレッドが不安定になり、予定していた1 pips以下になりにくいようです。
為替のスプレッドは、世界市場の状況によって変わってしまいますが、
最近では、ドル/円で1.8pipsのスプレッドだったこともありました。
こちらは、あまり期待できないかもしれませんが、
このくらいならデイトレード~長期トレードには、問題ありません。
スキャルピングは禁止もされていますし、できたとしてもやりにくいでしょう。
【メリット6】口座資金に応じて利息がもらえる

こちらも以前はなかった新しくキャンペーンです。
iFOREX口座に資金を置いておくだけで、
利息を毎月3%受け取れるという魅力的な内容になっています。
「日本語を話す人が1,000ドル以上の入金をし、
有効保有額は1,000ドル以上150,000ドル以下に限る」
という条件がありますが、1,000ドルは10万円ちょっとなので比較的楽に達成できそうです。
1ドルを100円として考えてみると、入金額が10万円の場合、
1年で36,000円の利息ですので、定期預金の1800倍の利息がもらえます。
(定期預金の年利0.02%の場合)
表にすると下記のようになります。

※一部比較サイトで「年利3%」と書いてありますが、iFOREX公式ページには”毎月3%”とあります。
※為替相場の変更などにより必ずこの金額になるとは限りません。

【メリット7】追証を取られないゼロカットシステム
追証というのは、売買で損がふくらむとより、多くの証拠金を要求されることで、
日本の株式の信用取引などで取られるものです。
iFOREXで売買していて有効証拠金(口座にあるお金)が0になったとしても、
追証を取られず自動で清算してくれるのがゼロカットシステムです。
海外FXでは、このゼロカットシステムを採用しているところは多いのですが、
iFOREXもきっちり証拠金残高0円で手仕舞いしてくれます。

【メリット8】取り扱い銘柄の多さ
iFOREXの公式ページには600以上の銘柄とありますが、どんどん増えているようです。
株式は、米国のテスラなど人気なものがありますし、マイナー仮想通貨とユーロとの組み合わせも国内業者ではあまりない銘柄ですので、利益のチャンスが増えます。

【メリット9】フラッシュ・クラッシュなど相場の急変に対する強さ
このメリットは、考え方によってデメリットになり得る場合もあります。
理由は、相場急変のときにもチャートに極端な窓が開かない(値が飛ばない)ということは、
NDD方式でないからできることだからです。
後術しますが、NDD方式というのは市場に直接注文を送るのでトレーダーが売買する価格が市場の価格のままになります。
iFOREXについては、多くのトレーダーが「DD方式で間違いないだろう」といっています。
DD方式とは、約定までにディーラーが仲介して価格を決めるシステムのことです。
実際、スイスフランショック(2015年)でも、iFOREXはスイスフランの価格配信が続きました。
そのおかげで宝くじのような利益を出せた人もいました。
価格がいつも提示され、チャンスになりそうなときに約定してくれるという点は、メリットでしょう。DD方式は悪くいわれることもありますが、こういう利点もあるのです。
・どう考えるかはトレーダー次第だが、値が飛ばない点はメリットといえる。
【メリット10】あらゆる手続きがすばやく誠実で、出金トラブルが少ない
出金トラブルがあったという話あまり聞かないですし、私自身もありません。
出金手続きの方法もサイト内に説明があり、
わからない場合も優秀な担当者がメールで質問に答えてくれます。
出金までの手続きは、非常に早い印象です。
出金方法によっては、手続きを正しく行ったうえで、不正トレードなどなければ、
数百万円くらいまでなら2~3営業日で終わる場合もあります。

【メリット11】日本語を話す担当者が多く、優秀な人ばかり

iFOREXの人気が日本で出はじめたころ(2011年頃)から、優秀な担当者が多い印象です。
メールで問い合わせると、向こうが夜でもない限り、すぐにきれいな日本語で返信が来ます。
メールの文章は、日本のビジネス習慣と照らし合わせても、
とてもマナーを心得た気持ちのよい文章で、かつすぐに問題を解決してくれています。
日本の百貨店や銀行などに問い合わせた際、不快になってしまうこともあると思いますが、
iFOREXの担当者は、約10年のあいだで不愉快に思ったことは一度もありません。
【メリット12】1対1の無料トレード講習やデモ練習が申し込める
「教育パッケージ」というサービスがあり、申し込めばトレードを教えてくれます。
ただし、動画が英語です。質問すれば意味も教えてくれるはずです。
ただ、過去に海外でトレード講習のときに口座入金をすすめられたというクレームがあり、金融当局に罰金を科せられるなどの経緯があります。
日本語サービスでは、そういう事例はありませんが、利用する際に断りたいことがあればハッキリ断りましょう。
【メリット13】分別管理である
分別管理とは、ユーザーがiFOREXに預け入れた資金は、
iFOREXや関連会社のお金とは別に保管されて管理されているということです。
誰かの口座からお金がなくなったという話は聞いたことないですが、
分別管理でより安全に保管されていると認識しておきましょう。
(トレードで失敗してゼロカットされてなくなることはありますが、これは当たり前のことです)
【メリット14】取引手数料が無料

国内FXでは当たり前になっていますが、海外FXでは、手数料が必要なところもあります。iFOREXでは、取引手数料は不要です。
iFOREX(アイフォレックス)の10のデメリット
悪い点は、日々改善していると感じさせる業者ですが、少なからずデメリットがあります。
- “本サイト・サービスは主に日本国在住者を対象としておりません”と明確に書いてある
- 新しい海外FXと比べサービスやキャンペーンが何年も変わらず新しさがない時期がある
- スプレッドが広がることがある
- 注文の扱いはDD方式?
- よく電話をかけてくる
- 自称アイフォ戦士がSNSにアップしている取引成績は本当かどうかわからない
- プラットフォーム(注文画面)がMT4ではない
- 信託保証ではない
- 勧誘をめぐってCySECに怒られた
- 最近、住所表記がみあたらない
【デメリット1】”本サイト・サービスは主に日本国在住者を対象としておりません”と明確に書いてある
もちろん日本語ページはありますし、利用して問題はないのですが、
日本国在住の人を対象としたサービスではないとはっきり書いてあるので、
このことを理解して利用する必要があります。
私自身は、入出金でトラブルになったことはないのですが、日本国在住者を対象としてない以上、
不都合なことがある可能性はあるかもしれません。しっかり理解したうえで利用しましょう。

【デメリット2】新しい海外FXと比べサービスやキャンペーンが何年も変わらず新しさがない時期がある<
他の海外FXがいくつも日本語の目新しいサービスをはじめると気になりますよね。
その点、iFOREXのウェルカムボーナスやペンディングボーナスは、何年も前から同じ内容が続いています。
信頼できる理由にもなるのですが、新しくなくて面白くないと感じてしまいます。
ただ、最近だと、以前はなかった利息キャンペーンなどが加わってきているので、
現在はデメリットというほどはないかもしれませんね。
【デメリット3】スプレッドが広がることがある
海外FXで誰もが不満をもらすのが、スプレッドが大きいことです。
一方、国内FXは、ドル/円で0.2pipsスプレッドというびっくりするような狭さ(正直狭すぎると思うが)ですので、比較したときに、海外FXに不満を感じるのは仕方ないことです。
iFOREX自体は、スプレッド縮小をはじめており、ドル/円では1pips以下の0.9pipsになりましたが、やはり広がるときがあるようです。
雇用統計の前など、わかりやすいときなら予想できますが、いつもスプレッドを確認しながら取引するという習慣が必要でしょう。
【デメリット4】注文の扱いはDD方式?
正確にいうと、DD方式というのは推定で、iFOREXは正式に言っていません。
しかし、相場がどんなに荒れたとしても価格を提示しつづける姿勢をみると、
DD方式の可能性は高いでしょう。
トレーダーの注文をDD方式で扱うと、
途中でディーラーが価格を突き合わせて約定させていくので、不正を行う余裕ができます。
そこで、トレーダーにとって不利な価格提供をしたり、約定を拒否したりされるのではと嫌われているのです。
しかし、実際にトレードした経験からすると、ちゃんと利益も出せますし、
おかしな値動きは見たことがありません。
【デメリット5】よく電話をかけてくる
電話がかかってくると聞くと、人によっては嫌かもしれませんが、考え方によってはメリットにもなり得ます。
iFOREXでは、メールで質問したり、久しぶりにログインしたりすると、ギリシアから国際電話がかかってきます。
個人的には、「トレードで忙しいから電話なんて取れない、面倒だ」と思ってしまうので嫌いなのですが、一刻も早く質問に答えようと、顧客を大切にしているとも受け取れます。
【デメリット6】自称アイフォ戦士がSNSにアップしている取引成績は本当かどうかわからない

SNS、YouTube、配信アプリなどに、取引履歴をアップしている自称アイフォ戦士がいます。中には、何千万、何億という成績を見せてくれますが、これが本当かどうかはわかりません。
レバレッジが高いので、普通に取引していれば、3万円がす20万円くらいになることはよくあるのですが、あまりに良い成績等は、お友達紹介キャンペーン目当てでやっている可能性があります。
実際、2020年のはじめにTwitterでも話題になったのですが、取引履歴を捏造してくれるところがあるらしいのです。
そういう悪い話題もあり、極端な成績やすぐに口座開設をすすめてくる人には、気を付けたほうが良いでしょう。
【デメリット7】プラットフォーム(注文画面)がMT4ではない
注文をする画面は、iFOREX独自のもので、MT4からは注文できません。
トレーダー歴の長い人で嫌がる人もいるのですが、初心者でMT4を使ったことのない人にとっては、iFOREX独自の画面のほうがわかりやすいと思います。
特徴としては、ひとつの画面からすべての銘柄のトレードができるので楽です。

【デメリット8】信託保証ではない
iFOREXは、信託保証ではありません。
分別管理で顧客の資金を別で管理していたとしても、仮にもし倒産したら保証してくれるとはどこにも書いてありません。
【デメリット9】勧誘方法をめぐってCySECに怒られた
現在では強引な勧誘はなくなっているようですが、以前海外でiFOREXが顧客に強く口座開設や入金をすすめたことで、キプロスの金融当局であるCySECに怒られ罰金を払ったことがありました。

強引な勧誘は2012~2016年ごろがピークだったようですが、その時期に日本ではそこまで悪評は立っていませんでした。
その後も現在に至るまで、日本では強引に入金をすすめられたという話はききません。
【デメリット10】最近、住所表記がみあたらない
以前はあったと思うのですが、会社概要のところに住所がみあたりません。
ただ、Googleマップなどで探すとすぐ見つかりますので、気になる人は探してみても良いでしょう。※“ギリシア共和国 アテネ”と出てきます。
iFOREXに対する日本のトレーダーの意見
iFOREXに限ったことではないですが、日本のトレーダーの間でも好きと嫌いに分かれています。
好き派の意見
- レバレッジ400倍が魅力
- 入出金がはやい
- 分別管理
- 日本人スタッフが優秀
- やはりレバレッジが好きという意見が目立ちます。
嫌い派の意見
- 金融庁に登録していない
- 裏技が使えなくなった
- たまにサーバーエラーが起きてチャンスなのに注文ができない
- スキャルピング禁止だから嫌い
サーバーエラーは気になりますが、5年くらい前の意見です。
また、金融庁の登録については、これだけで詐欺業者だと書く人もいますが、
実際に資金をだまし取る等起きているわけではありません。
ちなみに、裏技ですが、2014年くらいまでほかの業者との価格差を使って利益にする方法があったそうですが、今は使えなくなっているそうです。
iFOREXの口座開設

口座開設は、2分で完了します。
口座開設時に用意しておくもの
PC・スマホ等の端末と通信環境があることは前提として、最初に必要なのは、下記2つだけです。
- PC用メールアドレス(Gmail、yahooメールなどでもOK)
- 電話番号
入出金手続きや本人確認書類は、後からでも間に合います。
口座開設手順
【手順1】必要な情報を入力する
iFOREXの口座開設スタートページに、名前とメールアドレス、
電話番号を入力して「口座開設」をクリックします。名前の入力は、日本語でも大丈夫です。
電話番号の入力する際は、最初から「+81」と表示されていますので、
それに続けて自分の電話番号の最初の0を抜いた数字を入力してください。(例:+8112345678)※ちなみに、「+81」は日本の国を示すものです。

【手順2】iFOREXから届くメールを確認する
iFOREXから届いたメールに、ログイン用の仮パスワードなどが記載されています。ログインURLもありますので、自分の口座にログインすることが可能です。

これで口座開設完了です。
パスワードや口座番号は必ず控えておくようにしましょう。
口座開設後の手続き
口座開設が完了したら、トレードするために入金が必要になるので、
必要な3種類の書類を用意します。
初回入金までに書類をアップロードすれば、トレードをはじめられます。
シグナル配信も使えます。
【必要書類】
- 身分証明書
- 入金に使ったクレジットカード両面の画像
- 居住地確認書類

・身分証明書
マネーロンダリングなどを防ぐためなので、案内どおりにやっておきましょう。
身分証明書として有効なのは以下です。情報は、公式ページから引用しています。
1. 身分証明書
下記のうち1点、現在有効なものに限ります。
パスポート – 顔写真のページの画像
運転免許証 – 表裏両面の画像
個人番号カード – 表裏両面の画像
※内容に変更が起きた場合、速やかに最新の身分証をご送付ください。
・入金に使ったクレジットカード両面の画像
クレジットカード入金をする人は、そのカードの両面の写真も撮ってアップロードします。
アップロードする場所もメールで指定されるので、迷わず手続きできるでしょう。
カード番号の最初の12桁と、CVV番号という大切な番号は、付箋などで隠して写真を撮って下さい。※クレジットカードは口座開設者本人のものに限ります。

・居住地確認書類
本当に本人がその住所に住んでいるかどうかを保証するものです。
下記、公式ページから引用しています。
居住地確認書類
下記のうち1点、お客様のお名前、現住所が記されている発行より6ヶ月以内の書類。
公共料金請求書
携帯電話請求書
クレジットカード請求書
各種税金納付書
住民票
iFOREXの口座詳細
iFOREX口座の詳細について説明していきます。
- 口座タイプ
- 最大レバレッジ
- 最低・最大入金額
- 最低・最大取引数量
- 取り扱い通貨ペア
- スプレッド
- スワップ
口座タイプはひとつ
iFOREXの口座タイプはひとつで、ログインして取引ページを開けばすべての銘柄をトレードできます。
法人口座が必要な人は、問い合わせ後に手続きを教えてくれます。
ただし、申し込めばバイナリーオプションの口座を開いてくれますが、あまり使っている人はいないようです。
最大レバレッジ
最大レバレッジは、いつでも400倍です。
一部の海外FXのように、条件によってレバレッジが変わることが基本ないので、安心して利益を追求できます。
最低・最大入金額
最低入金額:10,000円
入金額の制限:なし
最低・最大取引数量
最低取引数量:1,000通貨(為替)
最大取引数量:50ロット(為替の1ロットは100,000通貨)
金、ビットコインなどは単位が違うので注意してください。
取り扱い通貨ペア
600種ある銘柄のうち通貨ペアも豊富です。
このようにすべて日本語で表示されるので、とてもわかりやすく使いやすいのです。
中国元がないのが悲しいですが、トレードしたいと思いついた通貨ペアのほとんどが用意されているので、チャンスを逃しません。面白そうな銘柄の一例をあげておきます。

スプレッド
開くことがあるのは、市場が動いているので仕方ないことですが、最高0.7pipsになるときもあります。下図はiFOREXの公式ページのスプレッドです。

下表は、実際に取引画面を見て計算したおそらくの平均値です。
通貨ペア | スプレッド |
ドル/円 | 0.9~1.8 |
ユーロ/円 | 1.9 |
ユーロ/ポンド | 2.3 |
スワップ
スワップが逆転することがあるのも、為替市場では逃れられないことです。
しかし、iFOREXでのキャリートレード(スワップ目当ての長期保有)では、
期待通りのスワップが受け取れることが多いです。
日本で人気な新興国通貨と円とのペア、金利が10 %以上のトルコリラ/円についても、スワップで口座内のお金が増えていきます。(トルコリラそのものが暴落すればもちろん減ります)
iFOREXで使えるツール
iFOREXでは、独自のシグナルツールやチャートがあります。
ログイン後のメニュー「ツール」の中にありますので、順番にみていきましょう。※ただし、MT4やトレーディングビューは使えません。
チャートステーション(チャート分析ができる)

2011年のころと比べると、テクニカル分析もしやすい使いやすいチャート画面ができました。
インディケータにはマイナーなアルーン・アップなどもあり、ラインもフィボナッチ・ファンラインなど多種類が引けます。
取引シグナル
申し込んだあと、入金していれば取引シグナルをリアルタイムで送ってくれます。
価格アラート
こちらも申し込みが必要です。
希望の価格になると教えてくれるツールです。
iFOREXの入金

入金も出金もログイン後のメニューからいつでも簡単にできます。
下図は、入金メニューを開いたところです

iFOREXでは、初回入金によってボーナスもつくので、入金金額よりも多くの資金でトレードをはじめることができます。
入金方法は3つで、2回目以降の入金はより簡単になります。
- クレジットカード、デビッドカード
- BitWallet
- 銀行への電信送信
クレジットカード、デビッドカード
クレジットカードでネットショッピングをするときとほぼ同じ手続きでiFOEXに入金できます。※本人確認書類と同じ名義のカードを使います。
BitWallet
BitWalletの会員ならメールアドレスだけで簡単にiFOREXに入金できます。
銀行への電信送信
少し面倒ですが、入金ページに出た内容を印刷して近くの銀行に持っていき、
そこからiFOREXの指定銀行に送金する方法です。
指定銀行は、海外の銀行と国内の銀行の2行あります。これで自分の口座に資金が入金されます。
方法によっては、時間と手間、手数料が余計にかかります。
入金に関する注意点

初回の書類提出を間違わないようにしましょう。
はじめての入金時に免許証などを正しく用意できていないと、出金で本人確認ができないなどの思わぬトラブルになります。
また、クレジットカード入金は手軽ですが、出金のことも考えて選ぶとなお良いです。
出金がクレジットカードの返金と同じように扱われるからです。
※ただし、入金から長い期間が経っていれば、銀行に直接出金されることもありますので注意しましょう。
ちなみに、私はクレジットカードの返金扱いで受け取ったこともありますが、
クレジットカード会社の手続きの時間もあわせると最高で1か月くらいかかります。
iFOREXの出金
次に、iFOREXで利益が出て出金をするときの詳細です。
はじめての出金のときだけ、丁寧な手続きが必要ですが、あとは簡単になります。
出金方法はこの3種類です。
- クレジットカード出金
- 銀行出金
- bitwallet出金
おすすめは、bitwallet出金です。
銀行出金には、2,000円の手数料がかかりますが、
bitwalletは、手数料不要のうえ、手続きが簡単なのです。
不安な点としては、「出金金額の上限が厳しいこと」「iFOREXが提携をやめてしまう可能性」が挙げられますが、ほかの通販サイトなどの支払いにも使えるので、いろいろと使いたい人はbitwalletに登録しておく便利だと思います。
なお、すべての出金方法について、メニューか選択することができます。
iFOREXの出金方法の特徴、利点
最初の出金さえ終われば、iFOREX 側から信用されるので、2回目以降の出金は、
サクサクと手続きをしてくれます。すべて日本語対応というのも良い点ですね
はじめて出金するときの方法
口座開設後のはじめての出金時は、必要書類をそろえてiFOREXに提出する必要があります。
下記、公式サイトからの引用です。
・出金依頼書
すべての必要事項が正しく入力されていることをご確認ください。出金依頼書作成の詳細は、こちらをご覧ください。
・身分証明書
パスポート、運転免許証、マイナンバーカードのうち1点
・クレジットカード両面の画像
iFOREXに入金した際に利用したカード。(クレジットカード入金を利用していない場合は不要)
・居住地確認書類
お客様のお名前と現住所の記載のある、発行より6ヶ月以内の居住地確認書類。公共料金請求書、携帯電話請求書、クレジットカード請求書、各種税金納付書、住民票のうちいずれか。
※実家暮らしで公共料金の名義が自分でない方などは、数か月分だけでもクレジットカードの利用明細を持っていると、居住地確認書類として使えますので便利です。
重要な出金依頼書

「出金依頼書」は、iFOREXからダウンロード印刷のうえ、必要事項を記入して送っておきましょう。そうしておけば、2回目以降の出金は「出金依頼書」だけ送れば出金してくれます。
※iFOREXに送る場合は、書類をスキャナーで取り込むか、写真を撮ってアップロード画面から可能です。
「出金依頼書」にサインするときは、ボールペン等で自筆します。
銀行のSWIFTコード(国際的に通用する銀行固有の記号)や住所も書く必要がありますので、下記をご参考ください。

▼SWIFTコード一覧
https://gincode.com/wiki/swift
▼海外から送金を受けるときの英文(例は三菱UFJ銀行)
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/hishimuke.html
▼自分の住所を英語で書く方法
https://hanasu-eigo.com/2017/05/17/1402/
クレジットカード出金
クレジットカードで入金した場合は、クレジットカード会社経由でお金を送ってくれます。クレジットカードの買い物の返金、返品扱いと同じです。
楽ですが、クレジットカード会社を通すぶん、着金が遅めになります。
銀行出金
銀行出金のときだけ、必要な書類があります。
iFOREXの出金ページから「銀行/電信送金指示書」をダウンロード、印刷して銀行に持って行ってから、iFOREXに画像を送ります。
銀行に行くのが面倒ですし、最低でも手数料2,000円が必要となります。
また、入金がクレジットカードだと、クレジットカード出金が優先されてしまうので注意しておきましょう。

bitwallet出金
銀行入金、bitwallet入金、そして、クレジットカード出金ができなかった人は、bitwalletに出金してもらえます。ただし、bitwalletの送金サービスに登録している人が使える方法です。

bitwalletに支払う手数料(824円)と書類提出が必要ですが、あとは、出金メニューからbitwallet出金を選んで銀行口座番号とメールアドレスを入力するだけの手間です。
※出金の上限金額は、bitwalletに過去に入金した金額です。
出金に関する注意点

出金するまでに、クレジットカードとほかの入金方法が混ざってしまった人は、出金される場所に優先順位がありますので、確認しておきましょう。
クレジットカードで入金した場合は、どの場合でも最優先でクレジットカードから出金されます。
例えば、[口座残高:50,000円]の状態で、[クレジットカード入金:500,000円]を実施した場合を考えてみましょう。
[出金前の口座残高:600,000円]となりますが、ここから[出金:550,000円]を実施するとどうなるでしょうか。答えは下記状態となります。
クレジットカードへの返金:500,000円
他の方法での着金:50,000円
最初にクレジットカードで入金した額(50万円)から順に、クレジットカード、ほかの方法、と出金される流れとなります。
※ここで挙げた手数料などは変更することがあります。
日本語サポート担当者の評判
iFOREXのサポート担当者が優秀であることは前述しましたが、もう少し詳しく紹介しておきます。
日本語対応のスタッフの中には、メールの署名を見る限り、日本の名前の方も何人かいらっしゃいます。また、入出金担当、広報担当など分野で分かれているのも特徴ですね。
どの比較サイトを見ても「日本語スタッフが優秀」と紹介されているように、
本当に優秀と感じることが多く、たとえば、担当部署の違う人に間違って質問してもその人がちゃんと答えてくれます。もちろん、その後部署が違うからと、正しい部署も教えてくれます。
担当部署がわかれていても、全体をしっかり把握しているということがわかりますよね。多くの企業では、「担当部署が違う」などと、回答が得られないことが多い中、iFOREXのサポートレベルの高さが感じられます。
余談ですが、何年か前に電話で問い合わせた際は、「ギリシアはとても住みやすくて居心地がいいから一度遊びに来てください」というような会話をしたと記憶しています。
事務的な対応だけよりも、このようなフレンドリーで真摯な顧客対応をしてくれると、顧客満足度が上がりますよね。
iFOREX海外の反応

フィリピンなど海外でもiFOREXの口座が開けます。
いろいろな国のトレーダーの反応を拾ってみましたので、参考までに確認しておきましょう。まずは、悪い反応からです。
Nov 15, 2017
#5
Hi, Once I have submitted my request to iForex accounts manager. After few email to them but until now there is no reply from their site.
引用: https://www.forexpeacearmy.com/
この方は、iFOREXから勧誘を受けて口座開設しトレード練習、
そして利益が出た後に、もっと口座に入金するように言われたようですね。
その後、運悪く市場の急変で損失が出たので「お金を返せ」というメールを送ったらしいです。
そして、担当者が返信してくれないと怒っています。
似たようなケースとして、トレードを教えてくれる担当者がいい加減で、
利益が減り始めると言い訳をするというような事例もあり、こういった事例が金融当局に叱られた理由かと思います。
ちなみに日本語担当者ではこのような話はきいたことがないです。
このようなレビューサイトに投稿される内容は、不満だったり愚痴だったりのことが多いのですが、もちろん気に入っているという良い反応もあります。
No problem ever with iForex( Vestle).
Very kind support, fast withdrawals , real negative balance protection and a decent platform.
Congratulations
引用: https://www.forexpeacearmy.com/
出金も問題なくいサポートもしっかりしている、トレード画面も良いという意見です。
このレビューは、2018年と新しいので、iFOREXも過去の反省をふまえて良くなってきたのだろうと推測できます。
iFOREXを使う際の注意点

ここまでみてきて、iFOREXは、
それなりに安心して利用できる海外FX業者だと判断できますよね。
最後に、利用にあたって、特に注意するべき内容をまとめますので、
確認をしてから口座開設に進んでください。
- 分別管理だが信託保証や信託保全ではない
- 大きなトラブルが起きたときの問い合わせや手続きは、国内業者よりは時間がかかる
- はじめての出金は、少し手間がかかる
- レバレッジは高いが、口座に少ししか預けてない場合、相場が反対に向けば、ゼロカットもはやい
- ゼロカット目当ての無理なトレードを繰り返す、禁止されているスキャルピングを繰り返す、などの理由で口座凍結もありえる
NDDかどうかの確認
iFOREXが注文をどう流しているかをもう一度チェックしましょう。
明確にDD、NDD方式だと正式表明はしていませんが、流れ的に、いったん社内のディーラーが注文を受けてから約定させていると思われます。(DD方式)
トレードはスムーズですが、これが嫌いな人もいます。私自身は、不審な価格操作をされた経験はないのですが、こればっかりは、トレーダーがそれぞれ好みで決めるしかありません。
まとめ
以上を踏まえると、注意点はあるものの、レバレッジ400倍で十分に安心してトレードを楽しめるのではないかと思います。
私が友達にすすめるかどうか
友達が海外FXを探していたら「とりあえずiFOREXで作っておいたら?」と言うと思います。
特にFX初心者であれば、なおさら日本語スタッフが優秀なiFOREXを進めますね。
総評
10年近く使っていて、たしかにスプレッドが開いたこともありました。
しかし、まともにトレードしていれば、レバレッジ400倍を生かして利益を出すことができています。そんなに怖がらずチャレンジしても大丈夫ではないでしょうか。