【ずらし手法】ハイローオーストラリアで有効なのか?徹底検証

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「禁止じゃないよね?」
と、一度どこかで見て気になったので、ずらし手法の解説を調べたのですが、どうもわかりにくいです。
それでもしつこく探した結局、単純な話でした。

それは「ローソク足が1本できる間のどこでハイローを買うのか?」という事でした。

手法は記事内で詳しく説明します。
今回は、ハイローオーストラリアのずらし手法が流行っている(?)ので検証してみました。

今回の解説ポイント
● ハイローオーストラリアのずらし手法とは
● ローソク足とずらしの関係
● ハイローオーストラリアずらしのやり方
● ほかのバイナリーオプションでも使える?
● ずらしは本当に意味があるのか【メリットデメリット】
● ずらしが禁止トレードかどうか【禁止されていません】

ハイローオーストラリアのずらしとは

ハイローオーストラリアで勝ちたいですよね。
だから一生懸命ネットを検索するのです。
Amazonでハイローオーストラリア攻略法なんていう本は売っていないからなのです。
実はAmazonで個人発行の電子版は売っています。
ただし評価が全く書かれていないか、ボロボロの評価が載っているかの、どちらかです。
一度Amazonで探してみてください。
さぞがっかりすることでしょう!

そこでネットに頼るわけですが、最近多くの攻略サイトで取り上げられているハイローオーストラリアの手法のなかのひとつが「ずらし買い」です。
意味不明ですが、使い方次第である意味大きなポテンシャルを備えた手法といえます。

ハイローオーストラリアのずらし法のやり方

まず、何を「ずらす」のか?
上の図でなんとなくわかるでしょうか?

「いつも買いがちな場所から少しずらして買う事」
「いつも買いがちな場所とは、ローソク足のスタート地点(前のローソク足の終わりと同じ)」

多くの人はMT4などのチャートでローソク足を見てハイローするタイミングを待ちます。
そして「今だ!LOWの買いだ!」とクリックやタップをします。
その「今だ!」はローソク足が次のローソク足に移る瞬間にしている人がほとんどです。

この瞬間は時計が「00」になるときと同じですが、多くの人はそこからトレードをスタートさせたいと思い、「ローソク足がはじまったぞ」といってはHIGHやLOWを買ってしまいます。

FXでも「00」の時間は人気で、取引時間を自動で設定できる場合にもなんとなく「10時ちょうど」などと設定することが多々あります。
そして注文が集中してサーバーが落ちたり注文がすべったりするのです。

そこを時間的に少しだけ(数秒~数十秒なことが多い)ずらすと約定率も高まるというので人気なのです。

ポイント
ローソク足が確定する瞬間(ローソク足終わり・はじまりの瞬間)から意図的にずらしてハイローを買うことで、約定拒否を避けるのが「ずらし買い」
【用語】
注文がすべる:自分が発注したつもりの価格からずれて約定すること。なので、約定できない「約定拒否」とは違う。原因はシステムが注文速度に追い付けないからであることが多い。サーバーの弱いバイナリーオプション業者ではよく起きる。思い通りの価格で約定しないので最短30秒で決着のつくバイナリーオプションでは致命的な事も。FXでもスキャルピングトレーダーに嫌われる

※ローソク足って何?
【ローソク足はFXの基本】よくある疑問を理解して最強武器にしよう!

どちらにずらせばいいの?

多くの解説では、「ローソク足が終わる前にずらすと良い」と書いています。
しかし後で書きますが、ずらすことはなかなかに効果的であっても必ずしもローソク足の終わり直前でなくても良いのです。
経験的にみて、どっちにずらしても勝てます。
勝てるずらし方ならどっちにずらしても良いに決まっています。

どのくらいの時間ずらすのか

ぴったりの時間に注文を送らないようにしたくてずらすわけですが、何秒くらいずらせばいいのでしょうか?

ずらし手法について書いたところを見ると、3秒とされています。

特にローソク足が終わる3秒前というのが圧倒的多数を占めていました。
つまり1分のローソク足なら、ローソク足が確定する3秒前ですから「57秒のところ」というわけです。

しかし、3秒すぎたところでエントリーしても勝てるときは勝てます。
「ローソク足とハイローオーストラリア画面を比べてずらしを検証」で理由を書いています。

ずらし手法の目的は【約定率を上げること】

上で書いたように、ずらしでハイローを買うと多少は約定拒否を避けることができます。
結果として約定率を上げることができます。
良いチャンスが来ているのに「約定できませんでした」と表示が出てトレードが成功しなかったときの悲しさといったら例えようがないほどです。

しかし、トレード的には「何秒ずらせば勝てる」というのを厳密に決めるのは不可能です。
例えばこの図は00時間に〇を描いています。
しかし、00時間の前後から期待通りに上がりだすとか、下がりだすとか、そういうことは起きていません。

といっても約定拒否ばかりでは機会損失もはなはだしいですので、「ずらし」でそれを避けられるかどうかを調べてみたいところです。

もう少し詳しく次で分析します。
わかりにくい場合は飛ばしながら全体を読み終えてみてください。
意外と簡単です。

ローソク足とハイローオーストラリア画面を比べてずらしを検証

図の説明をしましょう。
HFMのMT5のローソク足が左側です。
1分足です。
そして右側がハイローオーストラリアの3分タイプのチャートです。
このふたつのチャートはそれぞれ、赤い四角で同じ時間を囲っています。

上下にふれながら動く価格は、1本のローソク足だとちょっとヒゲを付けただけの形になります。
しかしハイローオーストラリアのチャートでは、詳細にすべての軌跡が描かれています。

そのチャートにローソク足を重ねたのが赤い四角となるのですが、
黄色の矢印2個で示したHIGHのチャンスはローソク足の始まりや終わりと同じではありません。

ちなみにこのHIGHのチャンスは以下のように決めています。

  1. MT5のチャートに出している移動平均線(パラメーター14)よりもローソク足が上で、高値を更新し続けているので上昇トレンド
  2. トレンドと同じ方向を買うほうが勝率が高いのでHIGHのチャンスを待つ
  3. ハイローオーストラリアのチャートが上がる中でもたまに少し下がることがあるので「押し目買い」をするためそこでHIGHを買う

HIGHを買うなら押し目買いが有効です。
そしてその押し目買いできる場所はローソク足の始まりとも終わりとも全く関係ありません。

逆にLOWを買うときはできるだけ戻り売りタイミングを狙うと成果があります。

これら「押し目買い」「戻り売り」はハイローオーストラリアの繊細なチャートで見るほうが正確です。
「押し目買い」「戻り売り」をする理由はFXと同じで、できるだけ判定価格から有利に離れた場所で約定させたいからです。

※押し目買いについてはここで理解しましょう!
【わかりみインディケータ】MACDは4つの勝ち設定で利益をあげる!

00分をすぎるとスプレッドが広がる?!

結論
turboスプレッドの1分です。
①と②は時間に沿って進んでいます。
10時58分00秒はローソク足の確定時間ですが、スプレッドはまったく変わっていません。
目視でも一切変わりませんでした。
(縮尺が違うのはハイローオーストラリアの仕様です)

ずらし手法のコツとして「00分が確定する3秒前にエントリーすると良い」とされているのは上でも書きました。
そういったところではなおかつ「00分が確定したあとでは、スプレッドが広がってしまう」ので勝てないということになっているようです。

しかしスプレッドはそんなことでは広がりません。

ハイローオーストラリアが3分取引を提供しているとして、3分ごとにスプレッドを広げていたら目立つので、もっと以前からトレーダーたちに気づかれているはずです。
1分取引でやっていたらもっと目立つでしょう。
実際、毎日ハイローオーストラリアのTurboスプレッドをしていても取引単位が終わるごとにいちいとスプレッドが広がるところを見たことはありません。
(ただし深夜はあまり見ていないので、この時間帯については各自で検証をお願いします)

それよりも、ローソク足の終わり(確定)やはじまりを意識しすぎずに、値動きの生き生きした姿をじっと見て、最高のタイミングを狙うほうが良いです。

たとえばこのような見方のことです。

  • 上昇トレンドの途中でローソク足が陽線を作っているが、ちょんちょんと何度も下がっているなら、売りが攻めてきているのかもしれない=HIGHを中止するか、LOWに頭を切り替える
  • ブレイクアウトをした後に、高速でローソク足が一方向に進んでいるので、臆さずについていくが、そのときには約定拒否が何度かあってもチャンスをつかむまでは気にしない

動きの意味をつかみ取りながらでないと、ネットで見たことをそのままやっていてもハイローオーストラリアは勝てないのです。

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ほかのバイナリーオプションでは?

ずらしの最大の目的が「注文の集中を避けること」だとすれば、ハイローオーストラリア以外のバイナリーオプション業者でも有効です。
どの業者を使っていても、注文が集まる時間は同じはずだからです。

【ハイローオーストラリア】と【ザ・オプション】を29項目で徹底比較!
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ハイローオーストラリアの【ずらし】は禁止されているか?

ここまで説明した意味での【ずらし】は禁止されていません。
いつ「HIGH」ボタンを押そうが「LOW」ボタンを押そうが、トレーダーの自由だからです。
ローソク足のはじまりとぴったり合わせなくてはならないというルールもどこにも書いてありません。

禁止されているのは、複数のレート配信会社のレートの「ずれ」を利用した自動売買などです。

たぶん「ずれ」の言葉を見て慌ててしまった人のtweetなどが広まってしまっただけなのではないでしょうか。

※海外FXでも禁止行為のボーダーラインを知っておこう!
アービトラージがわからない?わかるようにします!禁止業者とできる業者

ハイローオーストラリアずらし手法のメリットデメリット

ローソク足のピッタリなはじまりや終わり、時間でいうと00分にならないようにエントリーするという素朴な手法なだけに、デメリットも気になります。

次にメリットとデメリットを総括しておきましょう。

ずらし手法のメリット

大量にメリットがあるわけではないです。
元々が素朴な手法です。

  1. 約定拒否が若干減る
  2. スプレッド取引に有利

約定拒否はトレーダーのメンタルにもかかわってきますから、ないほうが安定したハイローができます。
それでも完全に0にすることはできません。
慣れも必要かもしれないのです。

約定拒否を減らすことができたというトレーダーの意見もあるので、どうしても気になるなら【ずらし】を試してみましょう。

スプレッド取引とは「Turboスプレッド」「HighLowスプレッド」のことです。
FXと同じように銘柄の「買値」「売値」が違っていて、ハイローオーストラリアの場合は点線で示してくれています。
トレーダーが少しだけ損をするようになっていて、「買値」でのHIGHはちょっと高い値段で約定します。
そして判定の値段はちょっと低くなってしまいます。
トレーダーがちょっとだけ不利なので、ペイアウト率が2倍以上という設定になっているわけなのです。

このスプレッドの幅は、たとえばユーロ/ドルに流動性のないはずの東京時間であっても0.3pipという小さいな値です。
正直いって勝ちやすいですし、ペイアウト率が2倍ですから負けが続いても取り戻しやすいのです。

それがハイローオーストラリアの親切なところなのですが、この差で惜しくも負けてしまうことも、もちろんあります。
それを防ぐ確率を高めてくれるのが「ずらし手法」ではあります。

ずらし手法のデメリット

  1. 3秒ずらせば必ず勝てるわけではない
  2. 通信速度や使っている時計のタイムラグがあれば無意味になってしまう
  3. エントリーの瞬間にはローソク足ではなくハイローオーストラリアのチャートを見るので、これも無意味になる

3秒をしっかり計っても、分析用に使っているMT4の通信状況が悪い場合もありますし、トレード用のPCのスペックがいまひとつのこともあるでしょう。

完璧に3秒を達成できても「ローソク足とハイローオーストラリア画面を比べてずらしを検証」で書いたように、「チャンスは何秒前」と決まっていないのです。

※テクニカルはFXと同じなので勉強しましょう
【ローソク足超基本】意味と海外FXでの使い方!決定的な弱点と万能の強さ
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ハイローオーストラリア【ずらし手法】もうひとつの意味

実は巷でいわれる【ずらし手法】には別の意味もあります。
別の意味とは「取引時間帯を市場の時間とずらす」というものです。
ローソク足1本だけの話ではなく、ニューヨークなどの市場1日を対象にしているのです。

もうひとつの【ずらし手法】のやり方

やり方は簡単で、世界の各市場のはじまりと終わりの時間に「ハイローオーストラリアをしない」ようにするだけです。

為替の市場で大きいとことだけを意識しておけばいいので、時間を調べたらトレードメモなどに印をしておきましょう。

世界の市場についてはどこでも見つかりますが、簡単に記しておきます。
欧米やオセアニアでは、夏時間と冬時間があるので気を付けましょう。

日本の朝からみていくと、オセアニア市場は日本時間の4時からはじまります。
これはその地域の株式市場の始まる時間です。
なので日本の4時ごろにはオセアニアの証券会社の人々は働き始めているということになります。

次は東京市場で、朝9時にはじまります。
次はロンドンで、17時(午後5時)にはじまります。
最後にニューヨーク市場22時(夜10時)にはじまります。

ここに書いたのが冬時間のスケジュールで、夏時間は1時間早くスタートするのです。
また、各市場が終わる時間の前後もよく気にされます。

時間のずらし手法は、このような市場の始まり時間と終わり時間の前後に「ハイローオーストラリアをしない」という方法です。
理由は約定拒否が起きやすいからです

なぜ約定拒否が起きやすいかというと、株式市場のスタートと終わりの時間には注文が殺到するからです。
為替だから関係ないのかというと、おおいに関係があって、為替のディーラーもその時間に合わせて決済したりするのです。
そこで値動きが活発になりすぎて、約定しにくくなってしまうのです。

※「約定できませんでした」と表示される約定拒否とは?
【ハイローオーストラリア】と【ザ・オプション】を29項目で徹底比較!

※参考サイト
FXで相場が動く時間帯は?取引可能時間と市場の動きについて解説(SBI証券)

【ずらし手法】にとって最適なインジケーター

「00分ちょうど」にエントリーしないようにするなら、チャートに出すのはローソク足がふさわしいでしょう。
見た目でぱっと「1本のローソク足が終わったからこの時間が終わった」とわかります。

MT4だけでもおびただしい数のインジケーターがあふれていますが、シンプルで基礎的なものを2~3個出しておいたほうが良いです。
または、ローソク足だけ出して、余計なインジケーターを一切出さない方法もあります。

【ずらし手法】はローソク足の終わりとはじまりがよく見えるようにしないといけないので、ローソク足にかぶせて出るようなものを極力避けるほうがミスを防げます。

ひとつだけ出すとするなら、トレンドが確実に分かるようなものが良いです。
かつチャートの下のサブウィンドウに出てくれればローソク足をじゃましません。

MACD

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【ずらし手法】20回の検証結果

ごく平凡な東京時間の間にドル/円とユーロ/ドルのTurboスプレッド1分で検証してみました。
どうも大差ないようだという、予想通りの結果となってしまいました。

  • ドル/円
    00分ぴったりでエントリー:20回中20回約定
    3秒前でエントリー:20回中20回約定
  • ユーロ/ドル
    00分ぴったりでエントリー:20回中20回約定
    3秒前でエントリー:20回中20回約定

なにをやっても約定拒否なんてないという結果でした。
もっとも、このテストは穏やかな東京時間でかつ流動性のあるメジャー通貨で行ったものです。
約定しやすい条件が揃っているとはいえ、一度くらいは約定拒否があっても良さそうだったけれど、やっぱり何も起きませんでした。
スプレッドも特に変化はなかったです。

ハイローオーストラリア【ずらし】裏の意味

最後に、ずらしという言葉はハイローオーストラリアが「判定価格をずらしてトレーダーを負けさせること」をいうときもあります。
ときおりこのうわさがひろまることがあります。

経験的には、確実にこうされたということはありません。
ハイローオーストラリアを使い始めた頃は特に怖くてじっくりチャートを見つめていましたが、あからさまに負けさせてくるようなずらしはどうしても見つけることができませんでした。

2020年ころに数件だけ、判定レートずらしがあったというtweetがありました。
その頃のことを今検証することはできませんが、2019年の9月に運営会社と名前が変わったので、移行のゴタゴタが関係あったのかもしれません。
いずれにしろ、2023年現在、あまり聞かなくなりました。

トレーダーの意見

これはどっちのずらしなのか不明ですが、たぶん「過去にハイローオーストラリアに価格か判定時間をずらされて損をしたから、逆にこっちがエントリーをずらしてやったぜ、勝てたぜ、リベンジ成功だぜ」という意味かと思われます。

ポイント
【ずらし手法】のtweetが少ない事から、現実に継続してやっている人はあまりいないと想像できる

まとめ【ずらしは机上の空論か?ずらしたいときは他にある】

約定拒否が多いのかどうか、検証してみましたがすべて約定したというつまらない結果となりました。
それよりも各市場のスタート時間ぴったりや、経済指標の発表時間ぴったりには約定拒否もスプレッドの拡大も起きます。
まずはFXの基本でもあるそういう時間帯や相場の変化を押さえておくほうが勝率は上がります。

ポイント
ポイント:
ずらしは約定拒否など嫌な事から逃げるための方法
ローソク足3秒ずらしよりも経済指標の時間をずらしてハイローしたほうが現実的

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