【勝ちつづけるための負け方⁉】ローソク足を使ったメンタル管理

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「メンタル管理のためには決めたルールを絶対に守ればいいのだ」とよく見かけますが、それができないから悩むんですよね (笑)

さて、今回の結論はタイトル通りですがちょっとわかりにくいので言い換えます。

「負けることを怖がらなければ資産を増やしていける」

具体的な方法として、「ローソク足を見て負けるシミュレーション」をしてみましょう。
これで負ける覚悟ができてメンタルが楽になり勝ちやすくなります。
勝ち続けるための「負け」です。

これはトレーダー仲間と話していて見つけた方法ですので、この方法は他では見たことがありません。
悩んでいる人は、ぜひ読んでください。

今回の解説ポイント
● 海外FXでやりがちな失敗トレード
● 負ける確率を知ると勝てる
● 負ける確率はMT4/MT5でわかる
● 誰も教えてくれないローソク足を使ったメンタル管理
● 【おまけ】一般的なメンタル管理

【結論】海外FXのメンタル管理は「負けてもいい」と納得すること

ローソク足の話の前に、少し結論に関して書いておきます。
具体的方法は「ローソク足を使ってトレード前にメンタルを安定させる方法」にあります。

「負けてもいい」というのを理解するとメンタルが落ち着き、勝ち続ける方向に向かいます。

よく言われる「塩漬け」も、負けを認めるのが怖いからやってしまうのだという説明は理解できると思います。
それが頭でわかっているのに、出来ないことがとても多いです。

そこで、「負ける」ことを「トレードで勝ち続けるためのステップの一つだ」と心底納得する必要があるわけです。

ところが、「何度そう思ってわかっていても、できないんだ」と悩みます。
よく「トレードをビジネスと捉えれば、負け(損失の金額)は経費と思えるから大丈夫だ」といいます。
確かにそうなのですが、ビジネス経験がないとピンときません。

そこで、誰にでも「負けは必要な事」と実感できるような体験が必要です。
今回お伝えする方法は、良い体験にもなるのでおすすめです。

用語
塩漬け:ポジションを持ったけどうまくいかなくて含み損が出ているのに、いつまでもポジションクローズ(損切り)できないこと。
負けを認める瞬間を怖がるあまりに先送りにしてしまう心理から取る行動とされる

メンタルを管理するということの意味【トレード中とトレード前】

トレードの際にメンタルを管理するというのはどういうことでしょうか?
よく聞くけど、多くのサイトでの解説はボヤッとしています。

この記事内では、以下のように決めておきたいと思います。

  1. トレード中やトレードのことを考えたときに起きるストレス、不安や期待などの感情を
    トレードの邪魔にならないように管理すること
  2. トレード中にそれらの感情が起きたときの対処
  3. トレード前にそれらの感情を穏やかにしておく方法

感情に邪魔されると正確な判断ができず失敗しがちだという事は、スポーツなどトレード以外でも起きるので理解していただけると思います。

特に海外FXではレバレッジの大きさがメンタルに関わってきます。

自己資金が小さいのに億単位のトレードになることもあり、そこで不安や興奮などの感情が湧き起こります。
【メンタル管理が国内FXよりも重要】だといえるでしょう。

ローソク足の方法はメンタル管理のうち【トレード前にしておくこと】です

今回のローソク足を使う方法は、「トレード前にやっておくとトレード中にも感情が比較的安定する方法」です。
※上の解説だと「3」で書いたことになります。

具体的には・・

過去のチャートで良い形のローソク足を見つけて、シミュレーション(バックテストみたいなもの)をし成績を出してみます。

その作業で、トレードで負けたり買ったりすることを仮に体験します。
仮の体験だとしても、それなりに実感があるものです。

そうすると感情が安定して、「そこそこ負けながら勝っていく」訓練ができます。
「そこそこ負けながら勝っていく」ことに抵抗がなくなると、資産が残っていきやすくなるので楽しくやってみましょう。

実戦の前に、少しトレード失敗についておさらいしましょう。

海外FXでやりがちな失敗トレード

簡単に海外FXでやりがちな失敗トレードをまとめておきます。
※国内FXでも同じ失敗をします。

「メンタルを管理するということの意味」でも書きましたが・・
ハイレバレッジな海外FXは、ゼロカットの安心感はありつつも大金をトレードするときの特別な感情変化が起こります。

ちなみに、ここにある失敗は全員がするものではなくて人によっていつも同じ失敗をしたりします。

  • ナンピン:安く買いたいので下がりつづけていても何度も買ってしまう(売るのも同じ)
  • 損切りできない:いつか思い通りになるだろうとポジションを持ち続けて含み損を大きくしてしまう
  • 感情に流される:負けが込んでやけくそでめちゃくちゃなポジションを持ったりする
  • 運任せ:直感を信じるとか言い出して、やっぱりめちゃくちゃなポジションを持つ
  • 人のいいなり:人気トレーダーのtweetなどを見てポジションを持つ
  • 知識不足:動かない時間を知らずにポジションを持って待ちきれずに損切りする、わかっていない通貨でトレードする
  • ポジポジ病:ギャンブル依存てきに一日中ポジションを持ってしまう
  • 資金管理ミス:計算違いだけでなく、これをぜんぜんしない

まだたくさんあると思います。
こういった失敗をできるだけ減らすのがこの記事の目標です。

【勝ち続ける負け方】のメリット

この最大のメリットは「負ける」体験を仮にでもすることです。

今回紹介するローソク足を使う方法は【勝ち続ける負け方】を知るためのものです。
「勝ち続けるために、負けを体験しておく」と言い換えることもできます。

そうすると、こんな良い事があります。

  • 本番トレードでも負けることが怖くなくなる
  • 本番トレードで負けた後もメンタルが乱れにくく、次に勝ちやすくなる
  • 仮のトレードやデモトレードを生かす方法がわかる
  • 記録のつけ方がわかる

ネットでFX初心者向けの記事を調べると、国内大手FX業者のサイトが出てきてありきたりで誰にでも言えるようなことしか書いてないことが多いです。
他のサイトを調べて、そのまま書くからそうなるのです。

しかし今回の方法は、実際のトレーダーたちがワイワイと話している中で見つけた方法です。

【勝ち続ける負け方】のデメリット

ローソク足を使う方法のデメリットは「面倒だ」と思うとできないことです。

それから、「やってみたけど生かせない可能性」です。

  • 準備のときにインジケーターやローソク足パターンを知っていないとできない
  • 準備が面倒
  • 実戦が面倒
  • 利益の出る仮トレードが見つからない可能性もある

ただ、やろうとして途中まで準備したり考えたりしたけど挫折したようなことがあります。
しかし、少しでも体験として「負け」について考えてみたというのは自分の中に残ります。
この記事を読むだけでも何かが変わるはずです。

ローソク足を使ってトレード前にメンタルを安定させる方法【準備】

ここから具体的な方法を解説しますので、特徴をおさらいしましょう。

  • ローソク足を使う
  • トレード前のメンタルを安定させるためにする

ローソク足を使ってトレード前にメンタルを安定させる方法の手順は7つ

最初に手順を書いておきます。

  1. ローソク足の形(ローソク足パターン)で予想がよく当たるものを選ぶ
  2. 過去の一定期間でそれが当たったかどうかを検証する (バックテスト)
  3. その期間の成績を仮に出してみてプラスになっているかどうかを確認する
  4. プラスにならなければ、ポジションの大きさを変えるなどでもう一度やる
  5. プラスになったら、どうやったのか記録しておく
  6. 次の本番トレードのときにこの記録を見直す
  7. トレード中に不安になったら記録を見れば「こうしていればプラスになるから大丈夫」と思うことができる
  8. 何度もトレードを続けているとたまに負けるのは当たり前。
    それも含めて最終的にはプラスになるとわかり、負けたときにもメンタルは乱れず、安定する
つまり、たまに負けた後もすぐに気を取り直して安定した気持ちでトレードできるようになるということです。

これが意外と大切で人によっては、「絶対に一度も負けたくない」という気分を持っていたりします。
他にも、いったん負けてしまうと絶望してそれまで積み上げてきたメンタルが崩れてしまうことがあります。

負けがあるのは当たり前で、そこそこ負けながら続けていればプラスになっていくものだと理解できるとメンタルが安定します。

※ローソク足とは
【ローソク足はFXの基本】よくある疑問を理解して最強武器にしよう!

トレードスタイルなどを決めておく

では、始めましょう。

自分が本番トレードでどのようなトレードをするかは、何となく決まっていると思います。
それを具体的に細かいところまで決めて、過去チャートでやったと仮定してトレードの結果を仮に出します。

ローソク足の形はどれを使うかなどについて表にしました。
トレードする銘柄は、自分がトレードする予定の銘柄でやります。
ここでは流動性の強いドル/円を例に使いますが、使う業者はどこでも大丈夫です。

デイトレード→「XMのノーマル口座」か「GemForexのオールインワン口座」が使いやすいです。
最近は「Titan FX」も使いやすくなってきています。

決めておくこと(一例です)

トレードスタイル数時間で終わるデイトレード
ローソク足の形高値安値での長いヒゲ
時間足1時間足
インジケーターストキャスティクス(※)
売買ポイント高値で上に長いヒゲが出たら売り、
安値で下に長いヒゲが出たら買い
利益確定ポイントストキャスティクスで決定(実例で説明します)
損切りポイント価格(ローソク足)ヒゲの上に出たら損切り
試す回数10回以上

※トレンドが気になる方は移動平均線など好きなものを出してください。
ストキャスティクスの設定はMT4/MT5の最初のままです。

XMの評判ってどう?9年使い続けてわかったXM Tradingのチートとは?

GemForex(ゲムフォレックス)レバレッジ5000倍の評判ってどう?人気ボーナスは釣りなのか?

TITAN FX(タイタンFX)の評判ってどう?モットーが「丸出し」とは?

※ストキャスティクスとは
あれができる?!ストキャスティクス手法【MT4/MT5標準装備】

※ローソク足のヒゲについてはこの特集の「ピンバー」を読もう
【ピンバーインジケーター】の勝ち方!MT4/MT5とcTrader設定|RSIセットも

※移動平均線
【一度逃げた人用】本当にわかってる?移動平均線のすべて

ローソク足を使ってメンタルを安定させる方法【実例】

※実際に過去のチャートでやってみます。
手間をかけることで体験になるため、頭と体に染みつきます。
そうすると、「負けを気にしなくなる」という効果が長く続きます。

上の図のように、「ローソク足が長いヒゲを作って反転したときにその方向を買う」というルールです。

その度に、「これで利益確定したら何pipsか?」を調べて最終的にプラスになるかどうかを見ます。
回数は多いほうが良いですが、上の一覧に書いたようにせめて「10回」はしてみてください。

① ローソク足を使って仮のトレード結果を出す

※裁量トレードと仮定して行います。
何をするかというと、まず以下のようにします。

過去のチャートにさかのぼり、ルール通りのローソク足が出たときに「もしここでエントリーしていたら〇〇pipsの利益確定ができたはず」「もしここでエントリーしていたら〇〇pipsの損失を確定したはず」というのを一つ一つ見ていきます。

仮の損益をコツコツと出す作業をせめて10回は繰り返すことになります。

  1. ローソク足が高値で上ヒゲを出したら売り・安値で下ヒゲを出したら買い(と仮定して損益を計算します)
  2. ヒゲだけだと精度が低いので「ストキャスティクスが80より上のときの上ヒゲ」
    「ストキャスティクスが20より下のときの下ヒゲ」だけにします
  3. 利益確定はストキャスティクスが反対に行ったらで、80や20のラインに触らなくてもざっくりで良いです
  4. 損切りは簡単で、最初にエントリーの決め手になったヒゲより外側に出たら損切りです
    (これは本番トレードでは指値をしておけます)
  5. 利益確定と損切りのpipsをクロスヘアで読み取り、記録しておきます
記録するのはExcelが便利です。
後で足し算がワンクリックでできます。

エントリーできそうな場所でルール通りにエントリーしたら、何pipsの利益(または損)になるのかはMT4/MT5の上のメニューの「クロスヘア」を使って値幅を調べることでわかります。

クロスヘアは、MT4/MT5にある十字ツールでクリックしたまま任意の2点の間を移動させます。
すると、その間の値幅がpointで出せます。

このpointに0.01をかけると「pips」になるので、この方法で利益確定と損失確定のpipsを出して記録します。

0.01をかけるのはドル/円などのクロス円です。
ユーロ/ドルなどのドルストレードには、0.1をかけるとpipsに変えることができます。

※長いヒゲが出たローソク足が確定する(終値に到達する)までは、それが本当に長いヒゲのローソク足なのかは未定です。そこで、エントリーは用心深く次のローソク足の始値のところにします。

※損切りは最初の長いヒゲのローソク足の先端の価格プラス1~2pipsくらいにすると、大体のスプレッド分や滑りも含めることができます。

※といっても、神経質になりすぎる必要はなく大体でも大丈夫です。この期間に自分がしたかもしれないトレードの全体像を把握することも大切です。

②10回やったら結果を確かめる

  1. Pipsが記録されているので、最終的な損益が出ている
  2. プラスかどうか見る
  3. プラスになっていなければエントリールールやロット、トレード時間など可能な限りの要素をより良くしてまたやってみる

※上の図はExcelに書き込んだものです。
このときは、過去2週間くらいにさかのぼってクロスヘアを使って確かめました。
たまたま運がよすぎてすごく良い成績になりましたが、これもちゃんとルール通りに行った結果です。

仮に出してみる損益なので、作業中は強い感情が起きにくいです。

そうするとエントリーのルールも守れますから、損益が高くなりやすいのです。

こういう仮の計算であっても、感情に支配されなければ利益が出るという自覚につながります。

負けてもいいんだという気分になれます。
10回やってもピンとこないとか、どうしても自信が持てないなどの場合は何度でもやりましょう。

※MT4/MT5で成績を出せば楽に「負ける確率」や「負け数はどのくらいまで耐えられるか」のようなことがわかります。しかし一度でいいのでMT4/MT5を使わないこの方法でやってみてください。

MT4/MT5の成績レポートの見方は次で解説します。

MT4/MT5で負ける確率を出す別の方法【超簡単】

MT4/MT5ではトレードをした後に成績を簡単に見ることができます。
デモ口座を作って実際に何日かトレードした後に、その成績を調べます。

  1. MT4/MT5のツールボックスの「取引」タブを開き、その上で右クリックをします
  2. 「レポート」を選びます
  3. 「概要」をクリックします
  4. 成績の詳細がグラフつきで出ます

ここには、勝率なども書いてありますので大いに参考になります。
ただし、勝率は低くても一度の大勝負で利益が増えることもあるのでそれよりも下のほうを見ましょう。

右側に「プロフィットファクター」というのがあり、これは負け金額と勝ち金額の比率です。
なので、「1」よりも大きい数字になっていれば資金はプラスになっているということです。

これで、「何度か負けたとしても、このローソク足のルールなら資金を残すことができる」と納得できます。

ちなみに、他の項目もわかってくると良いのですが最初のうちは混乱して無駄な時間を費やすだけです。

なので、「プロフィットファクター」だけを見ておけば良いです。

※MT4の使い方(MT5もほぼ同じなので基本を読んでおこう)
【完全版】MT4(メタトレーダー4)のダウンロード・インストール方法
【完全版】MT4(メタトレーダー4)の 操作方法 ~初心者編~
【完全版】MT4(メタトレーダー4)の 操作方法 ~レベルアップ編~

一般的で有効なメンタル管理のポイント7つ【保存版】

最後にごく一般的なメンタル管理の考え方を箇条書きにしておきます。
この一覧をたまに眺めれば、スランプのときにも立ち直れます。

トレードにおけるメンタル管理は、「トレード中に感じるストレスや余計な感情をどう処理するか?」もしくは「そういったストレスや余計な感情をできるだけ起こさないようにするにはどうしたらいいか?」にかかっています。

不要なリスクは最小限に抑えるように「落ち着いてゆっくり考える時間を持つこと」が全てに共通することです。

  1. 目的を思い出してみる
  2. 投資目的と生活スタイルが合っているか考えてみる
  3. リスク許容度とトレード内容が合っているか考えてみる
  4. 短いスパンでの市場や自己資金の乱れに迷わされないように長期スパンに目線を変えてみる
  5. ファンダメンタルとテクニカル情報の取捨選択をしてみる
  6. あまりにもメンタルがやられたらプロへの相談も考えてみる
  7. またはトレードを休む

ブックマークして、迷ったらこのページに戻ってきましょう。

※ファンダメンタルはこちら
【ファンダメンタルで海外fx】そもそもを知ればヘッドラインを読みこなせる!
【ファンダメンタルズ!】勝率を上げるための5つの指標とは?
【ファンダメンタルズ】金融政策と財政政策は、簡単にトレードに使える!

まとめ

「リスクリワード」といって、「損切り価格は必ず利益確定価格よりも小さくしましょう」といわれる教えがあります。
→しかし、これも現実のトレードでは完璧に守ることができません。

メンタルがぶれて塩漬けをするかもしれず、その時にはできるだけ早く損切りするしかありません。
そうなると、「利益を損失よりも大きくしなければ」などと考えて判断を間違えてしまうこともあります。

そういうネット上の教えよりも、自分が実際に体験した感覚で「負けはよくあること」「たまにそこそこ負けながらやるくらいが丁度いい」と実感するほうが資産を増やす近道となるはずです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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