「ハイローオーストラリアのツール」というと、怪しい人に売りつけられる高額なプログラムかと思ってしまいます。
しかし、今回は無料でハイローオーストラリアのために用意すべきツールを初心者向けに解説します。
● ハイローオーストラリアのチャートを分析するには無料ツールだけで良い
● 使えるツール・使えないツール
● どのようにハイローオーストラリアに応用するか?手法の基礎
● 各ツールのトレーダー目線の解説
もくじ
ハイローオーストラリアが無料ツールだけで勝てるのはなぜ?
なぜ無料ツールだけで勝てるのか?の結論を簡単に説明するとこうなります。
ハイローオーストラリアで「上」か「下」を選ぶ=【HIGH】【LOW】を選ぶためにどうしたらいいのか最初はわからないことだらけです。
その無料ツールは下の表にあるようなものがあります。
一例ですが多彩なことがわかるのではないでしょうか。
費用 | 特徴 | 注意 | ハイローオーストラリアに接続するかどうか | |
---|---|---|---|---|
MT4 | 完全無料 | 必要な銘柄のチャートを見ることも分析することもできる | 覚えるまでちょっと面倒 | しない |
MT5 | 完全無料 | MT4のバージョンアップ型で使い方はほぼ同じ | MT4と同じ | しない |
無料チャートサイト(Yahoo!financeなど) | ハイローオーストラリアに使うくらいなら無料で使える | Yahoo!ファイナンスなどでは基礎的な分析ができるチャートが無料 | タイムラグが大きいか、5分おきの更新だったりする | しない |
Excel等 | 一部無料だが、すでに持っている人も多い | 中級者以上向けで、価格や経済指標のデータを入れて過去分析をします | 自動売買に使うのはハイローオーストラリアで禁止されています | しない |
※今回ここで扱う無料ツールは、表にあるように上級トレーダーから見るとみんなが使っているようなものです。
やってしまうと口座凍結にもなりかねないので、全てのツールはハイローオーストラリアとは別に立ち上げて使うことになります。
もしそれが面倒なら、「無料ツールをいちいち立ち上げるのが…」のところを読んでください。
● 無料ツールでテクニカル分析や経済指標カレンダーを見ながらハイローオーストラリアをする
※ハイローオーストラリア/海外FXでの禁止行為・口座凍結などざっと知っておきましょう
ハイローオーストラリア(Highlow)が悪い評判のワケとは?→ツール販売業者のせい
【ずらし手法】ハイローオーストラリアで有効なのか?徹底検証
ハイローオーストラリアのトレーダーが【HIGH】【LOW】を選ぶ手順
「あと何分は上がり続ける」とか「もうすぐ反対に下がって、しかも1時間くらいは下がり続けるだろう」など、そのシナリオ通りに買う瞬間が来たら【HIGH】【LOW】を買っています。
シナリオを作るための「テクニカル分析」というのは、例えばドル/円のチャートを見るだけではなくてその価格推移の特徴を見やすく平均線にして重ねて表示したりするものです。
※この例に挙げた「平均線」は、時々刻々とドル/円の価格変化と共に動いていくので「移動平均線」と呼ばれてテクニカル分析の基本であり中心ともいえるものです。
テクニカル分析に使う道具である「移動平均線」の他にも、さまざまな切り口で作られた分析道具がありますがそれらをひっくるめて「インジケーター」といいます。
詳しい事を徐々に説明します。
初心者の方は、ここを読むだけですべてわかるように書きますので最後まで読んでみてください。
(※)MT4とはメタクオーツ社が無料で提供しているツールで、チャート表示と同時にたくさんのインジケーターを出すことができるものです。
パソコンで使うことが多いのですがMicrosoftなどにはないので、メタクオーツ社や各海外FX業者のダウンロードページからダウンロードしなくてはなりません。
それが若干面倒ですが、あとは気持ちよくチャートとインジケーターを表示させて好きなようにテクニカル分析をすることができます。
まだ海外FXの口座を持っていない人もデモ口座を開くことができます。
そのデモ口座も最近はインストールしたら自動で作られているようになりました。
スマホアプリも出ているので、スマホにもダウンロードすることができます。
もちろん、スマホアプリにもインジケーターを出すことができるのでテクニカル分析もできます。
当サイトでは、MT4という言葉を初めて聞いたという人もわかるようにダウンロード・インストール方法から使い方まで丁寧に特集しています。
※MT4の使い方特集
【完全版】MT4(メタトレーダー4)のダウンロード・インストール方法
【完全版】MT4(メタトレーダー4)の 操作方法 ~初心者編~
【完全版】MT4(メタトレーダー4)の 操作方法 ~レベルアップ編~
【HIGH】【LOW】を決めるまでに使う2種類の無料ツール
ここで、数多くある無料ツールを2つの種類に分けましょう。
- テクニカルのツールはMT4のことです。
移動平均線などのインジケーターのことも「ツール」と呼びます。
道具という意味なので難しく考えないようにしましょう。
インジケーターの「形」を見て【HIGH】【LOW】を決めることができるので、広く使われています。
実際はMT4が一瞬で過去の価格などに対して複雑な計算をしてチャートの画面に「形」を出してくれています。 - 経済指標カレンダーは、ヤフーファイナンスにもあるし、XMの公式サイトにもあるし、検索すればどこでもあります。
「経済指標」とは、たとえばアメリカのGDPの値などです。
これが悪ければアメリカの通貨であるドルは下がりやすいので、発表される時間には気を付けましょうということです。
発表時間はあらかじめ決まっているのでその「時間」をチェックするためにカレンダーを見る必要があるのです。
【1】テクニカルのツールとは
「チャート」→上の図だと、白と黒の四角が上下に行って右にどんどん進んでいっています。
これのことで、一番右が「今の価格」です。
(これはドル/円でもなんでも同じです。)
そして、このチャートの上に赤いラインがありますがこれが移動平均線という「テクニカル」ツールです。
これとチャートの形の関係をぱっと見ると、【HIGH】【LOW】を決める目安になります。
詳しい事はこちらに書いているので読んでみてください。
【一度逃げた人用】本当にわかってる?移動平均線のすべて
【2】経済指標カレンダーとは
経済指標にはいろいろあります。
重要で値動きを誘発するような経済指標が発表された瞬間、ドル/円なら1円(100pips)くらい動いてしまう事もあります。
そうすると、ハイローオーストラリアで反対を買っていたら元に戻る公算はほぼなくなってしまいます。
また、市場でも売買が集中するために【HIGH】【LOW】を買っても約定に失敗したり(約定拒否・リクオート)思わぬ不利益な価格で約定してしまうこともあります。
(ハイローオーストラリアでは不利な価格で約定することはあまりありませんが・・)
そのような理由で、経済指標時間の前後にはハイローオーストラリアをしないか、するにしても15分などの長めの時間でするのが良いです。
経済指標で注目されやすいのは、各国の「雇用統計」「消費者物価指数」「貿易統計」「GDP」などその後の国の運用に影響の大きなものです。
特にアメリカの「雇用統計」は、ドル/円をトレードするFXトレーダーも多いので注目されています。
上の図のように、ヤフーファイナンスで目的の通貨ペアをクリックすると大きなチャートの下に「経済指標カレンダー」も表示されます。
毎日あるいは毎週、このカレンダーを見て指標発表の時間を忘れないようにしましょう。
Googleカレンダーに記録して通知が来るようにしても良いですね。
※経済指標をきちんと見ることは「ファンダメンタル」といわれます
【ファンダメンタルズ】金融政策と財政政策は、簡単にトレードに使える!
ハイローオーストラリアと相性の良い無料ツール一覧
ここでは、「MT4」「世界株価com」などいくつか紹介します。
始めやすいものを一つでも見てみると勝利に一歩近づけます。
【1】テクニカルでおすすめの無料ツール
使うのが当たり前とさえ感じるほど定着しているのが「MT4」です。
(ここではMT5も同じ意味で書いておきます。使い方もほぼ同じです。)
なんといってもMT4はおすすめです。
パソコンやスマホやタブレットにインストールさえすれば、チャートを自在に見て豊富なインジケーターすべてを無料で見ることができます。
ただし上の表でも書きましたが、使うとき初めてには少しとっつきにくさがあります。
海外FXのXMやTitan FXを使っている人は、そこのMT4をすでに使っているかもしれません。
それならそのままハイローオーストラリアをするときにも使えます。
もしまだ持っていないなら、製造元のメタクオーツ社の公式サイトからダウンロードしてください。
https://www.metaquotes.net/en/metatrader4/automated_trading/mql4
このページの下に「Download」という文字があり、デバイスごとにダウンロードできるようになっています。
最近は偽サイトが多く、例えば検索して上のほうに出ているサイトが偽物なことがあります。
これがメタクオーツ社の公式サイトです。
https://www.metaquotes.net/en
Finviz
「ふぃんびず」と読んだり色々ですが、世界の主要な銘柄の熱量を色で表しているサイトです。
特に株や株価指数は真っ赤なら「こぞって買われている」と見ることができて、トレーダーずチョイスのように使うことができます。
https://finviz.com/map.ashx
アメリカの株価市場全般を定期的に見ると、世界の市場の熱量が伝わってきて勘を磨くことができます。
ヤフーファイナンス
ツールというよりもヤフーのホームページのメニューの一つです。
ヤフーのトップページに「ヤフーファイナンス」というのがあるので開いて、そこから目当ての銘柄を選んでチャートを表示させます。
上のほうにインジケーターのメニューがあるので、好きなのを出すことができます。
https://finance.yahoo.co.jp
基本的なインジケーターはあるので、是非やってみてください。
MT4のように無料でダウンロード・インストールできるチャートツールは、世界中で提供されたくさんあり過ぎて迷います。
使っている人が多くて困ったときも、検索すればすぐ答えが見つかるのがMT4とMT5です。
迷ったらとりあえずMT4を入手しておくか、ダウンロードが苦手ならヤフーファイナンスのチャートで使い方に慣れましょう。
【2】経済指標カレンダーおすすめの無料ツール
どちらかというとサイトで良いところがあるので、そこを無料で使いましょう。
経済指標カレンダーは信頼できるところのものを一つ選んでしまえば、それを毎日確認すれば良いです。
「ヤフーファイナンス」から「FX・為替」で見つけることができます。
https://finance.yahoo.co.jp/fx/
Excel・世界株価comなど
分析とは「LOWで勝つことが多いから、自分はLOWが得意なんだ。これからはLOWを狙うトレードにしよう。」などと戦略を練るためにします。
「日付」「銘柄」「勝ち負け」だけでも記録してみると自分を見つめなおすきっかけになります。
Excelは有料ではありますが、Googleドキュメントなど無料で使えるものはたくさんあります。
日記アプリでも記録だけならできます。
直接トレードに繋がりませんが、日々振り返ることは大切で特にスランプになったときに見直すと役に立ちます。
「世界の株価」は24時間休まず世界の株価指数やドル/円などの通貨、ゴールドや原油といった気になる銘柄のチャートを発信しています。
一覧表示で見やすく、Finvizとは違った視点で世界の様子がわかります。
上の図が「世界の株価」のトップページです。
テクニカル分析で使うのはほんの数種類【よく使うインジケーター一覧】
無料ツールがわかったら、インジケーターも知りたいですね。
テクニカル分析が初めての人のために、よく使うもので最初から理解しやすいものをとりあげます。
- 移動平均線:少し過去の価格から今までの平均の価格を出し、それをラインで表示します。平均がわかるので例えば「しばらくは平均から逸脱しないだろう」などと【HIGH】【LOW】を決めたり、買わない決意をしたり、といった決断の助けになります
【一度逃げた人用】本当にわかってる?移動平均線のすべて - ローソク足:実はチャートを描いている白や黒の四角は「ローソク足」という名前のれっきとしたインジケーターです。価格の勢いや市場の熱、銘柄の人気のあるなし、などなどバラエティに富んだ分析ができるのです
【ローソク足はFXの基本】よくある疑問を理解して最強武器にしよう! - MACD:チャートの下側に表示されるもので、価格が上がる強さや下がっていく弱さが一目でわかる優れものです
【わかりみインディケータ】MACDは4つの勝ち設定で利益をあげる! - RSI:MACDと同じ働き・使い方ですが、見た目がシンプルなので特に初心者には使いやすいのでおすすめです
RSIは一番わかりやすいインジケーター⁉【MT4/MT5設定と裏技!】
使えない無料ツールとは
無料とは危険と隣り合わせでもあります。
MT4のようなシステムは、企業がお金を払って専用のものを使うなど収入源がはっきりしています。
よくわからない偽インフルエンサーのような人が配っている無料ツールには注意が必要です。
たまに広告収入だけでやっている無料ツール配布のサイトなどがあるのですが、初心者のうちは善意でやっているのかどうかを見抜くのがとても難しいと思います。
なので、ひとまず近づかないと決めておいたほうが良いでしょう。
※詐欺のやり方を知っておこう
【確定方法あり!】海外FXを名乗る詐欺の手口と対策
MT5詐欺が横行?安心して使える業者一覧
トレーダーの意見
「みんな見てるよね」という意見です。
ハイローオーストラリアとMT4の値動きがずれることがあります。
経済指標の発表時などに多いので、経済指標カレンダーを見ることが大切です。
この方の値動きのずれの原因はわかりませんが、【分析はMT4】【売買の瞬間のタイミングはハイローオーストラリアのチャートをよく見る】というやり方でミスを回避できます。
無料ツールをいちいち立ち上げるのが面倒な人はどうする?
ハイローオーストラリアは大人気の稼げるバイナリーオプション業者といえます。
でも、無料ツールを同時に立ち上げて両方見るのは面倒だという人はいるので、いっそザオプションを使ってみるのはどうでしょうか。
上の図がザオプションのチャートです。
今回おすすめしたインジケーターである移動平均線やRSIは備えているので、このようにザオプションだけで表示させることができます。
【10万円ボーナス】the option(ザオプション)がハイローの次に人気なワケとは?
【ハイローオーストラリア】と【ザ・オプション】を29項目で徹底比較!
まとめ
今回は、ハイローオーストラリアを始めたいけどわからないことがたくさんある方のために、無料ツールのうちチャートや経済指標を見るものを特集しました。
インジケーターは奥が深いので、FX用の記事ですがこういうのも読んでおいてください。
※インジケーターの裏技
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【インジケーター特集!】海外FXで勝率アップおすすめ3選!
※ハイローオーストラリアをもっとお得に利用する
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