RSIは一番わかりやすいインジケーター⁉【MT4/MT5設定と裏技!】

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「禁じ手」とさえいわれていたRSIのダイバージェンス手法も浸透してきた昨今。
しかし、まだまだ未知の手法がありそうです。

RSIは、何も設定しなくてもMT4にもMT5にも標準装備でもちろん無料で使えます。

今回の解説ポイント
・RSIの意味
・RSIの【パラメーター】設定期間
・手法とシグナル、ダマシ回避方法、ダイバージェンス
・MT4/MT5での設定、使い方
・おすすめ業者

RSIとは

(図のRSI)

MT4/MT5に標準装備なので、初心者の方も簡単にチャートに表示して使い始めることができます。
※表示方法は「MT4/MT5でのRSIの出し方」を見てください。

RSIはこんなインジケーター

※上の図は「買われすぎ」のRSIとチャートの様子で、作者は「J.W.ワイルダー」です。

RSIはオシレーター系です。
しくみがシンプルで、チャートの上下(値幅)が前よりもすごいのかどうかを目視できます。

「買われすぎ売られすぎ」がわかりやすく、ボリンジャーバンドなども重ねて使える便利なインジケーターです。
ポイント
・RSIはオシレーター系のインジケーター
・実はわかりやすくシンプル
・そのため、初心者にも理解しやすく使いやすい
・「買われすぎ」「売られすぎ」がわかる!

※オシレーターとボラティリティ

海外FXにもボラティリティは必要?ないと危険かも!

RSIの計算式

簡単に説明しておきます。

「前の日より上昇した日の値幅」と「前の日より下がった日の値幅」を比べるだけです。

計算方法を知るのは面倒かもしれませんが、読んだほうが良い人がいます。

  • 計算方法を読んだほうがいい人→RSIを使っていたけど最近スランプで自信がなくなっている人

(日足を例に解説しますが、全ての時間足で同じように使えます。)
RSIは数字が苦手でも、よく見ると理解しやすいものです。

n期間のRSI=「前の日より上昇した日の値幅の合計」÷(「前の日より上昇した日の値幅の合計」+「前の日より下がった日の値幅の合計」)X100

※「値幅」なので下がった日の値にもマイナスはつけません。
※単に「値幅」と書きましたが、詳しく言うと「前日比の上昇幅」「前日比の下落幅」です。

こうすると、上昇の大きい時には数値が大きくなるので「買われすぎだ!」という判断に使えるというわけです。

値幅は、「真の」値幅を知るためによく使われるATRのほうが計算の手順が多く面倒です。
シンプルに買われすぎとか売られすぎを知るのには「RSI」のほうが見やすいです。

※以下のように手順を2回に分ける出し方もあるので一応書いておきます。

①RS=(n日間の終値の上昇幅の平均)÷(n日間の終値の下落幅の平均)
②RSI= 100 - (100 ÷ (RS+1))

※テクニカルでスランプに陥ったらここも読んでみよう

【ファンダメンタルズ】金融政策と財政政策は、簡単にトレードに使える!

RSI用語とトレードでの意味

RSIの用語は、少しFXのことを調べ始めるとよく目にするものがほとんどです。
RSIのラインは「1本」です。

【動く範囲を示すy軸は0から100までと決まっている】ので、こういうところも複雑な数字を見なくて良いです。

RSIの各部の名前

呼び方はネットで色々あるようですが、意味が同じみたいだと思ったらそれで良いです。
RSIの部品は少ないので、きっとわかると思います。

ここでは、よく使われる名前を出しておきます。

  1. 100%ライン:RSIがこれ以上、上に行かないライン
  2. 50%ライン:中央のライン
  3. 0ライン:RSIがこれ以上、下に行かないライン
  4. RSIライン:RSI本体のことで、グラフを形成しているラインです
  5. 70%ライン:上のほうにあって、買われすぎを示唆する
  6. 30%ライン:下のほうにあって、売られすぎを示唆する

※RSIが100%ラインにぴったりくっついた状態が続いているのは、ずっと上がり続けているということです。0%ラインの場合はずっと上がり続けているということになります。
※50%ラインはMT4/MT5には出ていないのですが、出し方を「MT4/MT5でのRSIの出し方」に書いておきます。
※80%ライン・20%ラインもシグナルとしてよく使われます。

これらのラインの計算式と意味は「RSIの計算式」を読んでください。

RSI分析でよく使う用語

RSIはオシレーター系ですので、チャートが上か下かにいきすぎたときがわかるようになっています。

また、見た目で「RSIが上なら価格が上がっている」「下なら価格は下がっている」と直感的にわかり難しく考える必要がありません。

  • 買われすぎ:ある期間にすごく買われてチャートが上がり切ったのではないかという状況で、RSIが70%ラインよりも上にあるとき
  • 売られすぎ:ある期間にすごく売られてチャートが下がり切ったのではないかという状況で、RSIが30%ラインよりも下にあるとき
  • ダイバージェンス:チャートは上値を切り上げて上がっているのに、RSIが上値を切り上げていない状態で、その後の下げを示唆する。チャートが下がっているときはこの逆

これらを使ったトレード法は「実際のトレード手法」にあります。
次に、分析やパラメーター設定のときに使う用語も書いておきます。

「パラメーター設定と色などの変更」を読むときにも見てください。

  • レベル:これが70%を80%に変更したり、30%ラインを20%ラインに変更したりできるメニューです。為替のトレードではあまり変える必要はないです。

他の用語は、ボリンジャーバンドの記事にも書いてあるので是非読んでください。

RSIのメリット

  • 類似のRCIと比べるとシグナルがシンプルで見やすい
  • ポジションを長く持つこともできる
  • 理解しやすいので初心者でもすぐ使える
  • ダイバージェンスが使える

※余計な要素がないのは、トレード判断を迷わせることがなくなるのでとても優秀なインジケーターといえます。

RSIのデメリット

初心者だれもが最初に思うのが「どう見ていいかわからない」「難しそう」です。

他にもデメリットがあります。

  • シグナルのダマシもある
  • ダイバージェンスのダマシが多い
  • ラインが1本だけで心もとない

※ダマシはどんなインジケーターにもありますが、ダイバージェンスを妄信すると失敗のもとになります。
これについては「ダイバージェンスのダマシ対策」で解説します。

※RCIがわからない人はこちら

RCIはひとつのインディケータですべての期間のチャンスを示す!

MT4/MT5でのRSIの出し方

MT4/MT5では、このように見つけてチャート上にドラッグ&ドロップします。

  • MT4:「ナビゲーター」「インディケータ」「オシレーター」「Relative Strength Index」
  • MT5:「ナビゲータ」「指標」「オシレーター」「Relative Strength Index」

※MT4/MT5の導入方法と操作方法

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パラメーター設定と色などの変更

MT4もMT5も、RSIのどれかのラインの上で右クリックしてメニューを出して設定を変えることができます。

パラメーター設定の方法

RSIも基本変える必要はないです。
  • MT4:「パラメーター」タブ
  • MT5:「パラメータ」タブ

・「期間」は14のままで普通は大丈夫です。
(14本のローソク足ということです。)

・「適用価格」はCloseのままです。
(終値という意味です。)

これは「終値を使って14期間のRSIを出す」際の設定ということになります。

※用語の意味は、「RSI分析でよく使う用語」に書きましたのでチェックしてください。

50%ラインの出し方

それぞれ、「レベル表示」「レベル」タブを開くと「30」「70」といった数字が出ています。

これに対し、もう一つ「50」を加えたいので「追加」をクリックすると出せます。
※数字のところを「50」にすれば50%ラインが表示されます。

色の設定ですが、MT4は下の「スタイル」からできます。
MT5は下にそれと似た窓がありますので、そこで出来ます。

色やラインの太さについては、こちらにも詳しく書きましたので、ぜひ読んでください。

再注目のADXインジケーターはDMIの仲間です【MT4/MT5設定あり】

実際のトレード手法【ダイバージェンスあり】

RSIの手法で、ダイバージェンスを使うことがまるで禁じ手と言われたことがあります。
実際は一度わかれば使いやすく応用もできるので、ここで説明しておきます。

ダイバージェンス手法のやりかた

基本の前に、気になるダイバージェンスについて解説しておきます。

なるほどと思う人、謎だと思う人それぞれだと思います。
知っておくとトレンドフォローのトレードのときに、背中を押してくれたり危険を知らせてくれたりします。

ダイバージェンス基本の手法

(上の図が、上昇トレンドでダイバージェンスが起きた時の様子です。)

上昇トレンドの条件の一つに、高値を切り上げるというものがあります。
  1. そこで、高値同士を結んでラインを引きます。
  2. RSIにも同じように引きます。
  3. すると、チャートのラインはまだ上がっているのに、RSIのラインが下がり始めるときが出てきます。
  4. これが「ダイバージェンス」で、この場合はチャートがこの後下がり始めることを示唆するのです

以上が上昇トレンドの場合です。

下降トレンドのときは安値同士を結んで、同じように「チャートとRSIが逆に向かっている」ときがダイバージェンスです。

では、どう使うかですが主に2つの使い方があります。

ダイバージェンスの使い方
①新たにそれまでのトレンドと反対のポジションを持ってトレンド転換を待つ
②それまでのトレンドが終わるかもしれないので持っているトレンドフォローのポジションを手仕舞う

※MT4でラインを引く操作方法

【ふり幅で勝つ!】トレンドラインの引き方と手法

だからダイバージェンスは使えない?

上記の使い方は、初めて見ると「トレンドが終わることがわかるなんて夢みたい」と感激します。
しかし、使ってみるとダマシも多く期待外れなことがわかります。

主なダマシはこの2つです。

  • ダイバージェンスになっているのに、それまでのトレンドが継続してしまう
  • そもそもダイバージェンスができてくれない、しかもトレンドがいきなり反転した

そして、絶望してしまいますが使えないわけではなく期待しすぎが原因です。

対処法をあらかじめ知っていれば、期待しすぎも起きないでしょう。

ダイバージェンスのダマシ対策

必ずトレンド転換があるという考えは捨てて確実なことだけ使いましょう。

ダイバージェンスが出来たけれど「本当だろうか?」と確認するために、トレンド系のインジケーターを同時に使う方法があります。

上のように、RSIと同じ期間14とした移動平均線を使いローソク足がちゃんと移動平均線の上に来るまでロングをしないと決めます。

何が確実かというと、計算式からして値動きが弱まってくればRSIの数値は少なくなるのは必然ですから以下のようにいえます。

『ダイバージェンスは、トレンドが弱っているときを必ず教えてくれる』

以上のことが確実なのを確認したら、トレードの姿勢はこのようにします。

『ダイバージェンス分析は、あくまで二次的なものと割り切る』

やはり、メインのトレンド系インジケーターかローソク足をしっかり見て、あくまでRSIを補助として使えばおおいにダマシ対策になります。

※ダマシと仲良くなれる記事はこちら

【FXはオワコン?】方向感のない相場で勝つ3つのストラテジー

スキャルピングと中長期トレードで【ブレイクアウト】を使おう

一般的な手法【基本】

では、基本の手法を解説します。

  • 70%ラインを上から下に抜けたらショート
  • 30%ラインを下から上に抜けたらロング

どの時間軸でも使えて、「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード(中長期トレード)」のいずれでもできます。

「買われすぎ」が終わってゾーンから出てしまったら、あとは売られるだけだからショートするというとてもシンプルな手法です。

※もちろん、「売られすぎ」も向きが逆なだけで同じように考えます。

上の図の「A」がロングのタイミングです。

このシグナルが出た後、ローソク足を見るとすでに上がり始めていて「もったいないな」と思います。
しかし、結果として上昇が取れるので良いことにします。

利益確定は、「50%ラインを超えたところ」か「70%ラインにタッチしたところ」です。
(この場合、追加ポジションを50%ラインのところで持てます。)

損切りは【ダマシとわかった時点】で迅速にします。

「1」と「2」についてですが、ショートのシグナルですが50%ラインで上がってしまったのでここで利益確定です。

後で見ればまだ下がると思いますが、トレード中は未来のことはわかりません。

粛々とルールに従ってトレードしたほうが賢いです。

※移動平均線の意味を知って損切りの根拠を理解しよう

【一度逃げた人用】本当にわかってる?移動平均線のすべて

これこそ禁じ手?!応用手法【ダイバージェンスじゃないけど】

なぜかあまり取り上げられていないので、ここでご紹介します。
この見方を使うと勝利のチャンスが「1回」「2回」と増えます。

レンジ相場の次はどうなる?がわかる【禁じ手】

上昇トレンドが続いて、休憩のようにレンジ相場になることがあります。

そして、ネットなどに「トレンドの途中にレンジ相場で三角や四角ができたら、次はまた同じトレンドに戻る」みたいに書いてあることがあります。

こういうのを「フォーメーション分析」などと言いますが、全部そうなるとは限らずダマシも多いです。

そこで、レンジ相場の間にRSIがどう動くかを見るのです。

上のチャートのように、それまで強い上昇トレンドだったのですが、次のレンジ相場の間にRSIが弱くなり下がってきています。

そこで、「上昇は弱っているから、レンジ相場の次は上がらない」と判断できロングするという失敗を防げます。

他に、ボリンジャーバンドをRSIの上に表示させてシグナルを決める方法もあります。

これは「組み合わせるインジケーター」に書きました。

ポイント
RSIはフォーメーション分析のダマシを回避する!

組み合わせるインジケーター

RSIには「トレンド系のインジケーター」を合わせます。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドはトレンド系なので、普通にチャートに重ねて表示させて使えます。

ボリンジャーバンドのエクスパンションなどでトレンドトレードをしていたら、RSIで危険を察知することができます。

【これが一番使えない?!】RSIに重ねる手法

MT4/MT5でボリンジャーバンドを選んでRSIの上まで持ってくると、なんとRSIのボリンジャーバンドを作ってくれます。

昔から一部のトレーダーが使っている手法で、シグナルは以下になります。

  • RSIがボリンジャーバンドの-2σに触ったらロング
  • RSIがボリンジャーバンドの+2σに触ったらショート

※上の例のように、RSIとボリンジャーバンドがずれまくることもあります。調整のために設定を変えるか、静かな相場になるまで待つ必要があります。

また、ボリンジャーバンドにも慣れていないと判断ミスが起きやすくダマシも見抜けないという結果になってしまいます。

初心者がいきなり使い始めると、これがまさに使えない手法」となってしまいます。

トレンドが高速で変わったりせず、落ち着いた相場が続いている状態(ゴルディロックス)だとこの方法でもなんとかトレードできます。

そういうときは、スキャルピング用の口座とは別口座にするなどで管理がしやすくなります。

【複数の口座】別業者の口座を同時に開設するのはなぜ?

どんな相場と市場に向く?

基本、トレンドがあってもなくても使えます。

こんな相場に向く

どんな相場にも使えます。
トレンドがあるときは、あまり急でないときが良いです。

ただし、強いトレンドのときには

  • RSIが100%近くにある間はロングを続ける
  • RSIが70%ラインより上にある間はロングを続ける

という使い方もできます。(ショートは0%ラインと30%ライン)

こんな相場には向かない

上下動が激しい相場では「ダマシ」が出まくります。

また、強いトレンドが長時間続くようなときはRSIは上や下にくっついたまま動かなくなります。
基本の使い方は向きません。

合う銘柄とおすすめ海外業者

本当にシンプルでオシレーター分析の原点といえるものです。
そんなわけで、どんな銘柄にも業者にもピッタリです。

最近では、特におすすめなのは「オーストラリアドル」

活発な取引が増えているのできれいに上下して、RSIの形も読み取りやすいです。
(2022年、ロシア問題勃発から)

RSIに合う銘柄

RSIは通貨ペアだけでなく、原油先物などコモディティでも問題なくシグナルを出してくれます。
全ての銘柄に使えます。

ポイント
RSIはオシレーター分析の原点!銘柄を選ばない!

RSIを使えるおすすめ海外業者

MT4/MT5を導入している業者で良質なところなら、どこでもRSIを使えます。

※ランキングはこちら

おすすめ海外業者ランキング

まとめ

最近、「テクニカル分析は苦手だからしない」という新人個人投資家が増えています。

そんな人も「RSIと移動平均線」だけでも知っておくのをおすすめしたいと思います。

形が似ているので、ストキャスティクスやRCIとよく違いを比べられますが、RCIの計算のほうが面倒で、逆にいえば「RSIはオシレーター系のなかで一番わかりやすいインジケーター」ともいえます。

くわず嫌いになってしまうと、とてももったいないですよ!

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