「MT4に絶対入れたいおすすめな外部インジケーター」の探し方やダウンロードできる
リンク先をご紹介します。
当サイトで過去におすすめした優秀な外部インジケーターをトレードに使ってみましょう。
MT4だけでなく、最後にMT5に関する補足を入れてありますので、ぜひ最後まで読んでください。
・うるさい音の消し方
・インジケーターの探し方
もくじ
MT4とMT5の外部インジケーターとは
例えば、XM(XM Trading)のMT4なら自分のPCに取り入れたらすぐに多くのインジケーターが使えます。
下記記事でおすすめしていたのは、外部インジケーターというものです。
MT4がまだわからない方は、基礎やダウンロードの記事を先に読んでおいてください。
おすすめした3つのインジケーターの特色
さっそく、3つのおすすめインジケーターをざっと見直してから詳細な実践例などを追っていきましょう。
Alert SMA-EMA CrossOver1
※シグナルとは?「ここで買いましょう」というサインを出してくれるという意味です。
移動平均線2本の関係から売買シグナル(矢印の絵)を出してくれるもので、ダマシを減らすこともできて初心者にも使いやすいです。
似たような外部インジケーターとは違った面白い使い方もあり、よくわからないと悩みつつも導入して大丈夫な外部インジケーターです。
old CCFp & alerts original
世の中には通貨の強弱サイトもありますが、MT4に入っていると各段に使い勝手が良くなります。
自分なりに設定を変えられる点も、トレードの最大の助けになってくれます。
※今回は名前の最後に”original”とついているのを取り上げましたが、今は修正後の新しいものが出ているのでそちらを使っても良いです。
また、同じ目的のインジケーターがいくつも無料で配布されています。
(アラートはないですが、シンプルなCCFpというものもあります。)
好きなものを使えば問題ありません。
※通貨の強弱サイト https://currency-strength.com/
Custom Candle6
多くのトレーダーが「あったらいいな」と思うもので、それを叶えてくれています。
他の時間足のキャンドルスティック、つまりローソク足を重ねて表示してくれるものです。
重ねるのは「上位の時間足」といわれるもので、今見ているチャートよりも長期間のローソク足のことです。
3つの外部インジケーターを使うための基礎知識
これらの外部インジケーターを使う前に難しくないので基礎知識を知っておきましょう。
移動平均線・ゴールデンクロス・デッドクロス
※価格はその時間の終値を使うことがほとんどです
- SMA:移動平均線の基本のもので「単純移動平均線」といいます。
- EMA:「指数平滑移動平均線」といって、一番新しいローソク足の価格を2倍にして移動平均線を出したものです。最新の値動きに対して敏感になりシグナルを早く的確に出せるようになります。(Alert SMA-EMA CrossOver1だとピンクとブルーの矢印をシグナルといいます)
- ゴールデンクロス:言葉の雰囲気からもわかるように嬉しいもので、チャートが上昇するシグナルです。Alert SMA-EMA CrossOver1ならブルーの上向きの矢印です。
- デッドクロス:反対に悲しいもので、チャートが下がるシグナルです。Alert SMA-EMA CrossOver1ならピンクの下向きの矢印です。
※ブルーの矢印もピンクの矢印も、Alert SMA-EMA CrossOver1の2本の移動平均線がクロスする状態をあらわしています。
※赤い移動平均線(SMA)をブルーの移動平均線(EMA)がクロスすると矢印を出してくれます。
SMAが基準になっています。
- EMAが下から上にクロスする→ゴールデンクロス
- EMAが上から下にクロスする→デッドクロス
※移動平均線ってなに?という人はこちら
※終値とは https://www.oanda.jp/lab-education/dictionary/closeprice/
通貨の強弱とは
そして、名前そのままの意味と使い方です。
※2つ以上の通貨の上下動を比べて派手に上がっているものを「強い」といいます。
インジケーターにその強さをグラフにしていくつかの通貨を出して比べることができます。
どの通貨よりも急上昇している通貨は、グラフで右肩上がりになっていきます。
FXは2国の通貨の両替価格をトレードするものなので、その通貨同士の強弱がわかったほうが良さそうですよね。
「ドルは上に上がっているのに円が下のほうにあるならドル/円を買う」といった判断材料になります。
マルチタイムとは
先輩トレーダーは必ずといっていいほど「マルチタイム分析」もしています。
※FXでは、トレンドに沿った売買が大切とされますが、そのトレンドは1分足で見るのと日足で見るのとでは全く違っています。
先輩トレーダーは、日足などの長期のトレンドを頭に入れて自分がトレードしたい時間足のバックグラウンドにします。
ローソク足の形も同時に見られるので、根拠のしっかりしたトレードができます。
詳しくは下で実際のトレードでの使い方を書くので読んでください。
3つのインジケーターの設定方法と実際のトレードでの使い方
ここからは、これらのインジケーターの良さを生かして使ってみましょう。
パラメータ設定については、トレードで必要そうなところだけ説明します。
Alert SMA-EMA CrossOver1
(初期設定は画像のようになっています。)
「チャート」→「表示中のインジケーター」
→「Alert SMA-EMA CrossOver1」→「パラメータの入力」の順で設定画面を出すことができます。
MT4に慣れている人はインジケーター上で右クリックしても出ます。
もし変更したら最後に「ok」をクリックして終わります。
パラメータの意味
- SMA Period、EMA Period、これが移動平均線の期間の設定です。最初は、このままで使いましょう。
- Time Frameは分単位で設定できます。最初は240(4時間)になっています。
- Emailはメールでシグナルが出たことを知らせるかどうかです。trueは「知らせる」です。やめたいときはダブルクリックしてプルダウンメニューを出し「false」にしましょう。
最初の設定は、このまま4時間足でデイトレード~数週間のスイングトレードに使えます。
トレード方法
(4時間足で矢印のとおりに売買をすることができます。)
矢印が出るタイミングが遅く思えますが、ゴールデンクロスとデッドクロスが確定するのがローソク足の終値なので仕方ないことです。
それでも他のインジケーターよりもダマシを減らせているので、デイトレード~長期トレードでしっかりトレードできます。
(反対にスキャルピングには使いにくいインジケーターとなります。)
これだけです。
移動平均線を見ながら矢印を確認できるインジケーターも実はそんなに多くないので貴重です。
ただし移動平均線は期間しか変えられないので、つまらなくなったら他の外部インジケーターを探すのがいいでしょう。
矢印を出したゴールデンクロスとデッドクロスがそのトレードの根拠です。
『その矢印のローソク足または移動平均線のクロスのローソク足の終値(高値や安値でもOK)よりも逆行したら損切りをする』のような損切りルールを作ることができます。
音の設定
矢印が出るときに親切にアラート音が出ますがうるさいかもしれません。
以下のどちらかの方法があります。
Windows10のシステムから消す
Windows10の右下メニュー「スピーカー」を右クリック→「音量ミキサーを開く」
色々なアプリの音量調節ができます。
そこにMT4のベルの絵か、使っている海外FXのマークがあるのでそれを0にします。
それでも気になるときは「システム音」を0にします。
MT4の設定から消す
MT4の上メニューから「ツール」→「オプション」→「音声設定」→「有効にする」のチェックを外す
または、「Alert」のベルをダブルクリックして✖を出します。
old CCFp & alerts (original)
【old CCFp & alerts original】には新たに修正が加わっているとのことで、ここからは修正後の【old CCFp & alerts】というインジケーターで説明します。
基本の使い方は同じです。
パラメータの意味と通貨の表示、非表示
初期設定は、上の図のようになっています。
「チャート」→「表示中のインジケーター」→「old CCFp & alerts original」→「編集」で出せます。
※上から2行目の「show_8_Currencies」を「true」にすると8種類になります。
【どうしても2種だけ比べたいなどの場合】
通貨の名前のある行の「true」を「false」に変えるとでなくなります。
色設定で通貨の色を変えたり「none」にして消えたように見せることもできます。
上のパラメータ設定では「alertsFor」が「GBPUSD」になっていて、これはポンドとドルがクロスするとアラートが鳴る設定ということです。
トレード方法
普段から通貨同士の力関係を見て自分なりの相場観を作っておくと、いざトレードをするというときに自信に繋がり迷いのない売買をすることができます。
ファンダメンタルズのニュースと合わせてトレードの優位性を確認することもできます。
例をあげます。
病気のワクチン接種に失敗したというニュースがイギリスで出てから、良いワクチンが流通しそうだというニュースに変わったとします。
そのタイミングでポンドが他の通貨よりも上がっていけばロングしやすくなります。
※ニュースでの売買はそのニュースが出る前に上がってしまうこともあります。
そういうときは売りが良かったりするので、よく見て判断しましょう。
例えば、上がっているポンド/ドルが下がるのを待つ予定だったとします。
そして、「GBPUSD」のアラートでドルが上に行ったのがわかったとします。
→力関係が変わりドルが強くなった(ポンドは弱くなった)と判断してショートをするという考え方です。
※あくまでもその時点までの過去を分析しているので、突発的な事件などですぐ逆転することもあります。
そんなときは素早い逃げ足も大切です。
※ファンダメンタルズを知っておこう
Custom Candle6
誰もが「今見ている1時間足のチャートに日足を重ねられないかな?」と思ったことがあるでしょう。
それを叶えてくれています。
パラメータの意味
初期設定は、1時間足の上に4時間足のローソクを載せて見るようになっています。
「チャート」→「表示中のインジケーター」→「Custom Candle6」→「編集」です。
単位は分なので1時間足を描きたいなら「60」、2時間足を描きたいなら「120」というように設定します。
数字をダブルクリックすると書き換えられます。
これがちょっと難しくて、海外FXのMT4によってスタート場所というかスタート時間が変ってしまうことがあります。
(私は0~2くらいで出してみて、その日の0時やその海外FXの月曜が始まる時間などに合うように数値を探して使っています。)
※夏時間と冬時間の切り替わりのときも一応ここをチェックするようにしています。
BGCandleは出すローソク足の色を塗りつぶすことができ、塗りつぶしたいときは「true」にします。
トレード方法
※上位の時間軸というのが重要視されるのは、最初のほうで書いたとおりです。
トレンドフォローという売買は「上がっているときはロングをする」という投資の基本です。
例えば、日足で上昇トレンドだとはわかっているけれど、1時間足や4時間足ではバラバラな動きをしているようなときです。
いくら便利なMT4でもクリックを何度もして足を切り替えながら分析すると疲れます。
そこで、【Custom Candle6で一度に見ながら全ての足が上昇トレンドになったところでロングをする】という楽な使い方ができるのです。
※トレンドって何?という方はこちら
例えば、東京の株式市場は、朝9時から午後3時まで(休憩ありですが)です。
この6時間のリズムを分析したいときにTimeFrameを「360」にして、スタート時間をCustomCandleTimeShiftで朝9時にセットするとドル/円のその時の流れがはっきり掴めることがあります。
その後、欧州時間やニューヨーク時間に弱くなったり強くなったりと変化しても東京時間の続きだからという根拠のような実感があってトレードしやすくなることがあります。
今は夏時間の月曜の午後3時ちょっと前で、CustomCandleTimeShiftを「3」にしてTimeFrameを「360」にしました。
最後の青い6時間足は陽線です。
「今日は下ヒゲを作って上昇したのだな」と判断でき、「日本でドルの需要が高まっていたのだな」と想像できます。
これで今後のトレードのすごいヒントが得られたかもしれないですよね!
他にも4時間足と日足など無限にアイデアが湧くと思いますので、試してみると楽しいでしょう!
※Custom Candle6の表示が乱れて重ねたローソク足のヒゲがすごく長くのびたりすることがあります。
直すには足を変更して戻してみたりパラメータ設定のメニューを出して何も触らず、また「閉じる」で消したりといじってみると良いです。
※見る時間足によって、トレードは変わります
相性のいいのはこの海外FX
今回紹介した外部インジケーターと相性の良い海外FXをご紹介します。
Alert SMA-EMA CrossOver1
全ての海外FXのMT4に使えます。
ただしスキャルピング中心にするために、以下の口座を駆使している人には向きません。
矢印はクロスが確定した後に出るからです。
- TitanFX「Zeroブレード(ECN)口座」
- XM(XM Trading)「ZERO口座」
old CCFp & alerts original
全ての海外FXのMT4に使えます。
Custom Candle6
全ての海外FXのMT4に使えます。
面倒なのは、それぞれのMT4でCustomCandleTimeShiftが合っているかどうかチェックしなくてはならないこと。
とはいえ、触らなくてもトレンドを見るだけなら充分使えます。
・使い方も同じです
今回ご紹介した外部インジケーターの入手サイト
これらのおすすめインジケーターの他にも面白いものは世の中に転がっています。
危険なサイトに気を付けながら、外部インジケーターを楽しみましょう。
多くのトレーダーが昔から使っているのは以下のダウンロードサイトです。
- 「MT4インジケーター貯蔵庫」には、トップページの右側に「検索」窓があります。ここに欲しいインジケーターの名前を入力して見つけ、そのページの「ダウンロード」ボタンからダウンロードします。
- abtsseには「MT4インディケーターを名前順から探す」「MT4インディケーターを画面表示から探す」というメニューがあるので、左側の「MT4インディケーターを名前順から探す」を選ぶとアルファベット表がでてきます。
そこから欲しいインジケーターの頭文字を探し、名前を見つけてダウンロードします。名前をクリックするとすぐにダウンロードできます。
Alert SMA-EMA CrossOver1
old CCFp & alerts original(old CCFp & alerts)
CCFp(アラートなし)とCustom Candle6
ちなみに、「MT5」のダウンロードページもあります。
この場合は、全く同じ名前と性能のものがない場合もあります。
似た名前とチャート図で見つけるしかないのですが、最近ではMT5用のものが増えているので少しくらい違っても良いものが見つかると思います。
探し方やダウンロード方法は「MT4」と同じです。
・abysse(MT5)https://www.abysse.co.jp/mt5/
全て無料で入手できるサイトです。
作成した方が無料で公開するなど無料で優秀な外部インジケーターがいっぱいあります。
色々使ってみて自分にあったものを選んでいきましょう。
※MT4に標準装備のインジケーターもすごい!