【日経平均でドルコスト平均法】応用テクニックとは?

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海外FXであまりイメージしない長期投資は凄いポテンシャルを秘めています。

日経平均を積み立て形式でポジションを取り続けたシミュレーションから、ドルコスト平均法を海外FXに応用するテクニックを紹介します。

今回の解説ポイント
・ドルコスト平均法とは
・ドルコスト平均法の投資シミュレーション
・ドルコスト平均法とナンピンの違い
・日経平均を海外FXで取引するには
・海外FXでドルコスト平均法を使うメリット・デメリット
・トレードテクニックの詳細

ドルコスト平均法とは?

ちょっと見づらいかもしれませんが、図の意味は単純で「毎月同じ金額しか投資できないとき」を想像してみてください。
欲しい銘柄が値上がりしてしまえば少ししか買えませんし、値下がりするとたくさん買う事ができます。

このように、同じ金額の投資を続けると最終的にプラスになりやすいです。

ドルコスト平均法とはコストを平たん化することでプラスの利益を狙う方法です。

この性質が好まれ、日本で投資信託を売るときによく使われる投資方法です。

ドルコスト平均法はとってもシンプルな投資方法

やり方は簡単で「毎月同じ金額だけ銘柄を買い続ける」だけです。

日本の投資信託だと銀行や証券会社で手続きをすれば「毎月〇万円」という形で引き落とされて投資信託を買い続けてくれます。

なぜこれをお客さんに勧めるか?というと「業者側の売り上げが安定するというメリットがある」からです。
それだけでなく、お客さん側のメリットがあるので勧めやすいです。

ドルコスト平均法で日経平均指数を買うとどうなる?

※グラフを出すために細かい表がありますが面倒でしょうからグラフだけ見てください。

海外FXのTitan FXやXMで各国の株式指数のCFDをトレードすることができます。

今回のテーマでもあります。

それを考える前にドルコスト平均法がどんな働きをするのか試算してみましょう。
※上の図は日経平均の2024年1月24日から3月22日の終値の表とグラフです。

最近は上がりすぎてしまってサンプルとして使いにくいなと思いながらも、真ん中あたりの金額である38,000円を毎月投資することにします。
グラフではピンク色の水平線で38,000円のところを表しています。

投資信託風にその日の終値を「一口」と考えてみると理解しやすい人もいるかもしれません。
「決まった金額である38,000でどれだけ買えるか?」みたいな話です。
35,000円みたいに下がった日はたくさん買えますよね。

分からないという人はスルーして次に行きましょう。

小さいですが、この上の表とグラフがドルコスト平均法の試算結果です。

未来のことはわからないですから過去の日経平均を使い、以下のような過程で試算しました。
手数料などは考慮に入れない単純計算です。

  • 2024年1月24日から3月22日の終値を出す
  • 毎日の終値を一口としてその日に38,000円ぶん買う
  • 全て終わったら投資金額とそのときの日経平均の価値を比べる

終値を一口とすると38,000円でどれだけ買えるかの計算式はこうなります。

終値 ÷ 38,000円

1口以上買えるときは終値が38,000円よりも低い時だとわかりますね。

こうして40日間やったとして計算すると、ドルコスト平均法のおかげで資金がプラスになることがわかりました。

投資資金40回x38,000円1520000円
最終日の資金ふえへり40,888.43 x 40.244379741645529.504円
最終日の日経平均の価値
(一口の価格)
40,888.43ポイント40,888.43円
購入できた口数40.24437974口

太字のところを見ると投資した金額よりも最終日の資金が増えています。
差額は「125529.5038円」です。

12万5千円も増えています。

ちなみに、この40日間の日経平均の平均値は38,232.16です。

日本経済新聞:日経平均推移
https://www.nikkei.com/markets/worldidx/chart/nk225/

毎日38,000円だって?毎月じゃないの?

今回みてきたサンプルは、たまたま34年ぶりに日経平均が上がってしまった時期に当たっていて良い結果が出るのは当たり前じゃないかと思うかもしれません。

それに試算のためとはいえ、毎日毎日投資している仮定にしたので「信用できない」と思えるかもしれません。

とはいえ、失われた30年間ずっと毎月日経平均の投資信託を同額で積み立てていたら今頃すごいことになっているのは想像できるでしょう。

株価指数は、長い目で見れば時代が進むにつれて上がるのが普通です。

※ニューヨークダウやS&Pも同じです。

もちろん、治安や政治が安定しづらい国だと難しいです。
しかし、米国のS&Pやニューヨークダウなど大きめの国の株式指数は普通は上がるものです。

そうなるとよりいっそう利益を狙えるとなるわけです。

そういう前提もあって、ドルコスト平均法は国内の金融機関で安心な方法としてよくオススメされるのです。

ポイント
同じ間隔で同じ投資資金を使って同じ銘柄を買い続ける方法がドルコスト平均法
長い期間続けると買い入れコストが平坦化し、最終的に利益になるとされる
大きい国の株価指数や投資信託を買うのによく利用される

ドルコスト平均法とナンピンの違い

ドルコスト平均法の解説をみて「ナンピンとは違うのかな?」と思ったかもしれません。

ドルコスト平均法とナンピンは違います。

ナンピンの意味

ナンピンは「難平」とも書き、国内株式を買うときによく使う言葉です。

上の図のように「下がったら買う」というのを繰り返すのがナンピンです。

なぜこんなことをするかというと、いつか上がると思っているからです。
上がって利益になったときを考えると、できるだけ安いときに買ったほうが良いですよね?

だから、下がるたびに買うのです。
そうすると、平均した取得単価が下がるので儲けが増えるというテクニックです。

ナンピンで株を買う例

一例です。
40円の株がどんどん下がったけど、最後には100円になったと考えてみましょう。

  1. 40円の時に100株買ったら4,000円の投資金額で100円のときに売ったら【10,000-4,000円】で6,000円の儲け
  2. ナンピンして40円のときに50株、30円のときに20株、20円のときに30株、と買って100円のときに売ったら【10,000-3,200円】で6,800円の儲け

【ナンピンしたときのコスト】
「40円x50株」と「30円x20株」と「20円x30株」を全部足した金額です。

もし後で株価が上がるなら、ナンピンするとコストが下がって儲けが増えることがわかります。
この例だとその差額は800円で意外と大きいです。

※実際は一度に100株ずつしか買えないので20株とか30株とかに分けて買う事はできません。
※わかりやすくするための例です。

ちなみにナンピンは初心者の株取引では絶対におすすめしません。

上がるか下がるか誰にもわからないのにナンピンをして、もし下がったままなら大損してしまいます。
よく「難平塩漬け」と嘆いているXのトレーダーを見かけます。
ナンピンがしたい場合はトレードに慣れてから行いましょう。

ドルコスト平均法とナンピンの比較

  • 目的はほぼ同じで「トレードのコストを下げたいから」
  • どちらも下がり続けてぜんぜん上がらない銘柄だと損をする
  • 違いは投資金額で、ドルコスト平均法は一定額を投資しつづけるやりかた
  • ナンピンでは毎回投資金額は変わる

※今回、コストがどのくらい違うかは試算していないです。
ナンピン回数やタイミングはランダムでトレーダーの裁量次第のため比べにくいです。

一方、ドルコスト平均法は回数も時期も一定にすると決めて更に同じ金額だけを投資するというものです。

なんとなく雰囲気が似ているので誤解されることがたまにあります。
ここに列記したように違う手法です。

※複利トレードとも違います
【FXの複利トレード】がすごい!~運用手法とポイント~

海外FXでドルコスト平均法はできる?

投資信託だけでなく、あらゆる銘柄で使われているのが「ドルコスト平均法」です。

海外FX口座だと日経平均CFDや原油CFD、そしてやろうと思えば通貨ペアでもできます。
メリットとデメリットを確認してからやってみましょう。

ちなみに、ドルコスト平均法は買いでやるのが基本です。

海外FXでドルコスト平均法ができそうな銘柄

海外FXで日経平均をするには「CFD」という銘柄を選びます。
※原油やゴールド、他国の株価指数もCFDです。

CFDではないのはUSDJPY(ドル円)などの通貨ペアだけです。

長期で買いのポジションを持つのでマイナススワップならスワップが小さいものを選びましょう。
できればプラススワップの銘柄を選ぶと一層リスクがなく利益を追求することができます。

残念ですが、株価指数CFDでは買いもプラススワップになりにくく手放しで喜べません。
それでも、マイナススワップが小さいものがありました。

【明日から毎日もらえる!?】海外FXでスワップポイントをもらう方法
【スワップフリー口座 徹底解説】効果的な使い方とは?

人気業者3社を調べました【ドルコスト平均法ができそうな銘柄】

参考までに業者ごとに良さそうな銘柄を探してみました。

XMUSDJPY,EURUSD,
EURJPY,GBPJPY
EU50Cash,CA60Cash,US2000CashBRENTCash、OILCash
Titan FXUSDJPY,EURUSD,
EURJPY,GBPJPY
US2000XNGUSD
BigBossUSDJPY,EURUSD,
EURJPY,GBPJPY
UK100_GBP,N225_JPYなし

買いスワップが平均以下の銘柄のうち、より一層小さいものを並べています。
スワップは市況によって変化するので定期的に見直す必要があります。

「仮想通貨」「個別株」「大豆などのコモディティCFD」はスワップが大きいので利益にするまで大変です。
ここではおすすめしないことにしました。

日経平均(N225_JPY)の買いのスワップが現状で一番小さいのがBigBossで-8.43です。
もしドルコスト平均法をするなら、スワップを気にしながらBigBossを使うのが現実的かもしれません。

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ドルコスト平均法を海外FXで使うメリット

メリットとしては国内の証券会社で投資信託を買うのと似ています。

  • ドルコスト平均法のメリットはコストが平坦になるから
  • コストを平坦にすれば長期でプラスになりやすい
  • 通常、先進国の株価指数は長期で上がるのでドルコスト平均法で買えば期待値が高い
  • 単純に買い続ければ良いだけなので何も考えなくていい

ドルコスト平均法には全体の平均購入単価を平準化させます。
これを中朝期で続ければ暴落銘柄でもない限りはプラスになります。

ややこしい書き方ですね。

「高すぎるときには少し買うだけで済む」みたいに単純に考えていても大丈夫です。

海外FXでもメリットは国内株式と同じです。
「安い時にたくさん買えて高い時は少し買うだけ」というのを続けて最後にはプラスになるということです。

※各国の経済政策や株価指数などをFXでどう使うかは「ファンダメンタル」がポイント
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ドルコスト平均法を海外FXで使うデメリット

簡単そうに見えるドルコスト平均法ですが海外FXだとちょっと面倒です。

面倒な事やリスクをデメリットとしてまとめて箇条書きにしましょう。

  • 銘柄が暴落して戻らないと損失になったままになる
  • スプレッドとスワップを無視すると利益にならないこともある
  • 特にスワップは買いスワップでもマイナスな銘柄があるので知らないと損をする
  • 長期で持ち続けなくてはならない
  • 長期で定期的に同じ証拠金額で買い続けなくてはならない
  • 毎回の証拠金の計算が面倒
  • 長期でポジションを持つためロスカット予防として口座資金を多めにする必要がある

デメリットの方が多いですが、できる銘柄を選んで実行すれば面白いです。
銘柄選びのヒントは「ドルコスト平均法ができそうな銘柄」にあります。

ドルコスト平均法のやりかた

2024年には日経平均が4万円を超えました。
その頃には、米国の調査機関も「今一番投資したい国は日本」という調査結果をだしたりしました。

そんな時期なら、しばらくは日経平均CFDを持ち続けたいと思います。

ただ、XMやTitan FXで扱っているnikkei225やJPN225のCFDのスワップは高めです。
それでも、2024年前半の勢いに乗ってドルコスト平均法でやってみても良いかなと思います。

なぜなら、一度に買うのではなく細かく買うのでスワップも一度に増えないという利点があるからです。

では、MT4/MT5と電卓を用意してはじめましょう。

※MT4の使い方
【完全版】MT4(メタトレーダー4)のダウンロード・インストール方法
【完全版】MT4(メタトレーダー4)の 操作方法 ~初心者編~
【完全版】MT4(メタトレーダー4)の 操作方法 ~レベルアップ編~

海外FXでのドルコスト平均法の手順

最初に毎月投資する金額を決めましょう。

毎月でなくても毎日でも毎週でも良いのですが、資金を一度に用意しなくてはならず大変です。
また、毎日だと銘柄によっては価格変動が緩やか過ぎてドルコスト平均法の良さを享受しづらくなります。

では手順です。

  1. 投資する銘柄と間隔と金額(証拠金額)を決める
  2. 毎回、その証拠金で買えるロット数を計算する
  3. 買う
  4. 定期的にこれを繰り返す

このように続けていきます。
海外FX業者の口座では定期預金のようなシステムがないので全部手作業で行います。
慣れれば良いですが、期待値が高いからこそ辛抱強く続けられるという漢字です。

特に証拠金を計算しつつ続けなくてはならないのでここが面倒ですね。
投資するための証拠金は決めているのでこういう計算式になります。

証拠金 x レバレッジ ÷ 価格

これで取引できる数量が出ます。

わかりやすいのでドル円を例に2回に分けて計算してみましょう。

証拠金20000円xレバレッジ1000=20000000
20000000割るドル円150円=133,333.33通貨

10万通貨が1ロットなら【133,333.33割る100000】なので1.3333…ロット買えます。

こんなふうに割り切れないこともあるので、MT4/MT5の注文のところに書ききれる限界まで入力して注文します。

その他きをつけること

同時にスワップポイントが想定される利益を上回ってないかを気をつけましょう。

毎回計算しておいたほうが良いでしょう。

たまに、銘柄の価格が下がる時期があっても根気よく投資を続けないとドルコスト平均法になりません。

ただし、スワップ損失や価格の暴落がひどくファンダメンタル的にも無理だとわかることがあります。
そのときは潔くこの作戦をあきらめましょう。

トレーダーには長期が得意な人と超短期であるスキャルピングが得意な人がいます。
挑戦したい手法はデモ口座で試してからということもできます。
是非、テクニックを過去記事で読んでみてください。

他では読めない手法も数多くそろえています。
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まとめ

うまく出来ればリスクが大幅に減らせて利益をゆっくりと追求できるドルコスト平均法です。
しかし、デメリットや手順でみたように面倒な手計算も必要です。
なんにしても楽をして儲けるということはできないのが世の中です。

ハイレバレッジなだけでも有利な海外FXですから面倒がらずに色々試してみましょう。

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