海外FXは超ハイリターンが可能ですが、国内FXとインジケーターの効果の違いが大きな利益の差になります。
今回はそんなインジケーターの重要性や注意点について、さらにFXの勝率を高めるためMT4に追加したいおすすめのインジケーター3つを厳選してお伝えしていきます。
・MT4に追加すると勝率が上がる3つのインジケーター
↓これです!詳しくはスクロールしてご覧ください。
- Alert SMA-EMA CrossOver1
- old CCFp & alerts original
- Custom Candle6
もくじ
インジケーターの役割と追加方法
テクニカル分析の重要性
相場の分析や予測には大きく分けて2つあります。
- 政策金利の動きや重要経済指標の結果といったファンダメンタルズ要素を分析する方法
→「ファンダメンタルズ分析」 - チャートを分析する方法
→「テクニカル分析」
FX初心者は、ファンダメンタルズ分析優先でテクニカル分析はいい加減にしがちです。
ファンダメンタルズ要素は強いトレンドを発生させたり、トレンドの転換期になりやすいということが優先する理由でしょう。
一方、でテクニカル分析は「細かい」「わかりにくい」「難しい」という理由で嫌がる気持ちもわかります。
市場心理は、金利の上昇・下落や景気の回復・後退だけで左右されるものではありません。
- この為替レートになったら利益確定する
- この為替レートになったらエントリーする
といった「チャートの節目」というものも存在します。
これはファンダメンタルズ分析だけでは気づくことができません。
海外FXで効果的に利益を出していくためには、短期の値動きに対応できるテクニカル分析はとても重要になります。
短期の値動きは小さなものになり、売買での利益はあまり期待できないでしょう。
でも、海外FXならハイレバレッジという「てこの原理」を利用することで短時間で大きな利益に変えることが可能です。
海外FXでレバレッジ500倍を効かせていれば、同じ資金でも20万通貨は保有できますので「20pipsの利益は4万円」です。
遠くない未来を予測するので、短期の予測は長期よりも当てやすいのが一般的です。
20pipsの値動きなら1時間で達成することもあり、ハイレバレッジの資金効率の良さは抜群です。
インジケーターの種類
インジケーターの種類は1000超えになります。
- 「オシレーター系」:レンジ相場で買われすぎ売られすぎを示す指標
- 「トレンド系」:トレンドの強弱を示す指標
FX初心者がどうしても拒否反応を示してしまうのは、インジケーターの種類が色々ありそれぞれ使い方が違うという点でしょう。
- 国内の大手FX業者のオリジナルトレードプラットフォーム→10種類くらい
- 海外FX→「MT4」であれば標準30種類(インジケーターの種類は1000を超えます。)
海外FXと国内FXの差はかなりあります。
また、海外FXは「インジケーターをカスタムできる」という点がポイントです。
トレーダーのなかには、インジケーターに振り回されて結果が出せないという方もいます。
「たくさんのインジケーターを使って分析すれば勝率が高まる」というものでもないです。
逆に混乱する可能性もあります。
ですから、メジャーなインジケーターほど多くのトレーダーや投資機関がチャートの節目として意識しているということがいえます。
・市場心理を反映しやすいインジケーターを利用すること!
【注目すべきメジャーなインジケーター】
MT4/MT5に標準装備です!
系列 | インジケーター | 詳しい記事はココ |
トレンド系 | 指数平滑移動平均線(EMA) | https://thekaigaifx.com/sma-ema-useproperly/ |
トレンド系 | MACD | https://thekaigaifx.com/macd-setting/ |
トレンド系 | DMI | https://thekaigaifx.com/reattention-adx-indicator/ |
トレンド系 | 一目均衡表 | https://thekaigaifx.com/ichimoku-mt4mt5setting/ |
トレンド系 | ボリンジャーバンド | https://thekaigaifx.com/bollingerband-tricks/ |
オシレーター系 | RSI | https://thekaigaifx.com/rsi-indicator/ |
オシレーター系 | ストキャスティクス | https://thekaigaifx.com/stochastic-oscillator/ |
※RCIも読んでね
※メインチャート上だけでなくサブチャートにも表示されるので、2つくらいであれば同時に起動していてもチャートが見づらくなることはありません。
・もみ合い→オシレーター系
・強いトレンドが発生している→トレンド系
のインジケーターを参考にするのがいいでしょう。
MT4へのインジケーター追加方法
公式サイトからすぐにインストールすることができます。
※この際だからMT4をマスターしておこう!
(各海外FXの公式ページやログイン後のダッシュボードにも操作方法があります。)
有料・無料に関わらず、新しいインジケーターを追加し有効活用しましょう。
※インジケーターを提供しているサイトにアクセスすれば、最新のインジケーターを確認できます。
実績などもランキング順に掲載しているので参考にしてみてください。
興味を持ったインジケーターをダウンロードしたら、どのように自分のMT4に追加していくのでしょうか?
→やり方はとても簡単で、すぐに自分のチャートに表示することができます。
- MT4の画面左上の「ファイル」を開く
- 「データフォルダ」を開く
- 「MQL4」を開く
- 「Indicators」を開く
- ダウンロードしてあるインジケーターのファイルをここに移動させる
- 一度ファイルを閉じてMT4を再起動させる
- MT4の画面左上の「挿入」をクリック
- 「インディケーター」をクリック
(MT4表記ではインジケーターではなく、インディケーターとなっております) - 「カスタム」をクリック
- 新しく追加したインジケーターを探してクリックすると、チャートに表示される
※追加したインジケーターを削除(アンインストール)したい場合は、ナビゲーターウィンドウ上で削除したいインジケーターを選択し右クリックすると「削除」の項目が表示されます。
※MT4のトラブル解決はこちら
※一般的にMT4を利用する場合は、EAを使って自動売買を行うケースが多くEAはパソコンを24時間起動し続ける必要があるのでVPS(仮想デスクトップ)のサービスも同時に利用します。
(この場合、自分の所有するパソコンのスペックは関係ありません。)
・口座残高が5,000ドル以上
どちらかの条件を満たしていれば無料で、Beeks社が提供しているVPSが利用できます。
※条件を満たしていなくても月額28ドルを利用可能です。
XMとBeeks社のサーバーは同じロンドンにあるので、地理的な距離による遅延が抑えられ約定力が向上するのでおすすめです。
MT4に追加したいインジケーター3選
それではここからは、MT4にぜひ追加したいインジケーターについてご紹介していきます。
※インジケーターの入手方法と応用編はこちら
1選:Alert SMA-EMA CrossOver1
売買シグナルは株でもおなじみのゴールデンクロスとデッドクロスになります。
※初期設定では、赤色ラインが期間13のSMA(単純移動平均線)で「中期線」です。
水色ラインが期間6のEMA(指数平滑移動平均線)で「短期線」です。
ゴールデンクロスやデッドクロスはこの中期線と短期線の交わり方で判断されます。
- SMA→シンプルな価格の平均を出したもの
- EMA→現在に近い価格を重要視して平均を出したもの
EMAは値動きに対し敏感に反応するので使いやすいです。
- 水色のEMAが赤色のSMAを下から上に上抜けした場合
→ゴールデンクロス「買いシグナル発生」 - 水色のEMAが赤色のSMAを上から下にした抜け場合
→デッドクロス「売りシグナル発生」
※短期線(EMA)が中期線(SMA)とどう交わるかだけでなく、中期線が【上向き】【下向き】になっているかを確認しそのタイミングで仕掛けるのが理想的です。
ただし、それでは遅すぎるというケースもありタイミングの見極めは難しいです。
このインジケーターは【中期線をSMA】【短期線をEMA】にして「遅すぎず」「早すぎず」という絶妙なタイミングでシグナルを知らせてくれます。
(上記シグナルは2020年11月アメリカ大統領選挙前後の米ドル/円の日足チャートです。)
ローソク足に矢印がついているところを注目してください。
- ローソク足に青の矢印がついている時点で買いアラート発生
- ローソク足にピンクの矢印がついている時点で売りアラート発生
こうして見てみると、かなり的確にシグナルが発生していることがわかります。
買いシグナルで買いをいれ、売りシグナルが点灯するまでポジションを保有。
そこで利益確定、逆のポジションのエントリーでほぼ確実に稼げています。
※初期設定を変更するとアラームが頻繁に鳴りっぱなしということがよくあります。
基本的に、初期設定のまま売買シグナルを確認していくのがおすすめです。
2選:old CCFp & alerts original
このインジケーターは、サブチャートに「通貨の強弱」を表示しておくことができます。
また、色を変えることもでき注目したい通貨はよりラインを太くすることも可能です。
下のチャートは、「USD(米ドル)が緑色」「EUR(ユーロ)がダークブルー」「JPY(日本円)が茶色」になっており太くしております。
(11月3日のアメリカ大統領選挙前後の米ドル/円の日足チャートです。)
(設定で変更もできます。)
画面左上の「チャート」をクリック
↓
「表示中のインディケーター」をクリック
↓
起動させているインジケーターを確認・選択
↓
「編集」をクリック
※必要のない通貨は「パラメーター入力」で「True」という部分を「false」に変更します。
上記チャートを見ると明らかにトレンドが反映しています。
米ドルはアメリカ大統領選挙前から暴落して、ユーロもコロナ感染が再度広がってきたことで弱めです。
その分、円高がかなり強まっていることがわかります。
大統領選挙後の混乱・決定の先送りで米ドルはかなり売られユーロに抜かれている状態です。
何かしらのヘッドニュースが飛び込んでくるまでは円買いの順張りが妥当でしょう。
米ドル買いのタイミングもこちらにはっきりと現れてきますので、米ドルが弱い間は米ドルのロングポジションは避けるのが無難です。
海外FXのような超ハイレバレッジの取引は、【極力「逆張り」は避け「順張り」でトレンドに乗る】ということをしていった方が成果は出しやすいです。
そういった点もわかりやすく確認できますので、old CCFp & alerts originalをサブチャートに表示しておくことはおすすめです。
※「逆張り」はトレンドに逆らうポジション、「順張り」はトレンドと同じポジションを取ることをいいます。
3選:Custom Candle6
「ダマシ」は短期のチャートで起こりやすいです。
(スキャルピングでダマシに引っかかるのはよくあるパターンです。)
こういったダマシを防止するのに大切なのは、上位足のチャートも確認するということです。
※上位足のチャート⇒今使用している時間足よりも長いもののことを指します。
下位足のチャート⇒逆に今使用している時間足よりも短いもののことです。
上昇サインだと思い込んで買いを入れると、実はダマシですぐに下落したりブレイクしたと思わせて実はすぐに反転するなどがよく起こります。
設定では「Time Frame」が重要です。
単位は「分」になっていて60というのは「60分足」です。
なので、上位足チャートで1時間足を表示するということになります。
上位足チャートに日足を表示したい場合は「1140」の設定にします。
※これは自分のトレードスタイルに合わせて初期設定を変更してください。
上記チャートは5分足チャートに上位足チャートとして1時間足を反映させたものです。
太枠が1時間足を示しています。
「陽線は赤枠」「陰線を青枠」に設定を変えています。
上位足チャートもしっかりと確認していくことで
- ダマシを防ぐことができます
- 本当に強いトレンドになっているかどうかも認識しやすくなります
使い方もとても簡単でわかりやすいので、色々な時間足の組み合わせを試すことができます。
是非、自分のトレードスタイルに一番合った組み合わせを見つけてみてください。
それだけでも勝率は大きく変わってくるはずです。
※3つのインジケーター(=インディケータ)をもっとトレードに生かしたいなら上級編を!
まとめ
「有料だから成果が必ず出る」「無料だから効果が薄い」ということは決してありません。
無料のインジケーターでも勝率を高めることは充分できます。
まずはそちらを使ってみてください。
※まったく使えないインジケーターが高額で販売されていたりもします。
購入する際は注意してください。
怪しいなと感じたサイトは避けた方がいいでしょう。
海外FXにチャレンジする際には、有効なインジケーターを探して追加することも忘れないようにしてください。
それだけでもFXの利益は180度変わるかもしれません。