海外FXで絶対知っておくべき【最大ロット数の使い方をマスターしよう】

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GemForexは、集団による第3者名義貸し・口座転売等が同時期に発生した事で資金難に陥り、大幅な出金遅延につながったため、2023年5月31日(水)にサービスを一時停止しました。
GemForexはサービス停止後の新規発注は停止しており、今後は事業継承を行い、事業継承が完了し次第サービスを再開する予定です。

 

「海外FXで超たくさんのトレードをすれば、すぐにお金持ちになれそう!」
「最大ロット数はいくつだろう?」

こう思うことがあります。
でも1度に注文できる通貨数(ロット数)には制限があります。
そしてひとりが持ち続けられるロット数(保有ロット数)にも制限があります。
ところがBigBossのように保有ロット数の制限もなくレバレッジすら変わらないという業者もあります。

最大ロット数を自分のトレード計画や資金計画にどう使うかまで書いてあるところは他では見かけません。
とても簡単なのでぜひ読んでください。

今回の解説ポイント
● 海外FX業者別1ロットの単位
● 海外FX業者別ロット数/最大と最小
● ロット管理のメリットデメリット
● 最大ロットを自分の資金管理、資金計画にどう生かすか

ロットの意味をざっくり【1ロットとは】

上の絵は「ロット」と通貨の関係を表したものです。

1ロットとは「ワンセット」という意味です

「ロット」というのは、FXや先物などで取引を行うときに使う”単位”なのですが、最初はピンときませんね。
でも知らないとトレードを続けるうえで困ることも出てきます。
たとえば、それまでと違う別の業者でFXを始めたいというときに、使っている業者と新しい業者の「1ロット」の大きさが違っていたら、資金管理を間違えてしまいます。
「ロット」に慣れておく必要がありますね。

資金管理を間違えると、想定外の損失が出てしまうのでできればトレードのたびに1ロットがいくらなのか確認すると良いのです。
自分のポジションサイズを把握しながらトレードできるようになりおかしな失敗がどんどん減っていきます。

海外FX業者のほとんどは1ロット=10万通貨です

トレードのたびに1ロットがいくらなのかは確認すべきだとお話しました。
しかしまずは「どこも10万通貨らしいね」というざっくりした感覚を持っておくと迷いが減ります。

【用語】
ポジションサイズ:FXで売買する銘柄の量。通貨ペアなら「〇〇通貨の売買をする」が、そのときの通貨量がポジションサイズ

0.01ロットってなに?【国内FXに慣れている方も見て】

もし「1ロットが10万通貨」と決められている業者でトレードするなら「10万通貨をワンセット」として考えれば良いのです。
10万通貨がワンセットですから、もし「0.01ロット」と書いてあるときは10万に0.01をかければ何通貨なのかが出ます。

ちなみに10万に0.01をかけると1,000(1,000通貨)になります。
1,000通貨だとすると、ほとんどの国内業者の最小取引数です。

では海外FXに話を戻しましょう。
最小取引額が0.01ロットの海外業者で人気なのはXMです。
そこで「XMって国内業者と同じ1,000通貨から取引できるんだな」となります。
国内FXに慣れている人ならこんな風に考えていくと、馴染めますし覚えやすいですよね。

※XMの詳しい解説はここ
XMの評判ってどう?9年使い続けてわかったXM Tradingのチートとは?

2つの最大ロット数それぞれの意味

今回の目標は「最大ロット数の使い方をマスターしてトレードに生かす」ことです。
実は「最大ロット数」には2つの意味があり、ごちゃごちゃに紹介されていることがあります。
では2つの「最大ロット数」をみてみましょう。

  1. 「注文1回につき」の最大ロット数
  2. 一度に保有できる最大ロット数(ポジション数の上限)

業者別の内容は「業者別1ロットと最大ロット」にあります。
まず意味を知っておきましょう。

「注文1回につき」の最大ロット数【1注文】

1回に注文できる最大ボリュームということです。
「100ロットいっぺんに注文してもいいよ!」だったり「10ロットまでにしてね」だったりするということです。
「1注文」につきともいえるので、ここからは「1注文」と書きます。

「1口座で同時に保有できる」最大ロット数【1口座】

ひとつの口座で何度もトレードすることも多いでしょう。
そういったときに「持てる最大のロット数」が、業者ごとに決まっているのです。
ポジションとして持ち続けられる(保有できる)量のことをいいます。
「1口座内の保有ポジション制限」も同じ意味です。
ここからは「1口座」と書きます。

ちょっとランキング【最大ロットと最小ロットの1位業者】

参考までに一番大きいところと一番小さいところを比較しておきます。

スタンダード口座の最大業者と最小業者トップワン【1注文・1口座ロット数】

ここは通貨を取引するFXについてだけ比べています。
よく聞く海外FX業者のうち、一番大きいところと一番小さいところだけ書いておきます。
2023年現在のランキングです。
今後変わるかもしれませんが、業者選びに役立てていただけると嬉しいです。

1注文1口座
一番大きい業者Axiory(1000ロット)BigBoss(上限なし)
一番小さい業者LANDFX(30ロット)LANDFX(100ロット)
すべての海外FX業者で1ロットは10万通貨です

※Axioryの1口座に持てる最大ロット数を公式でもはっきり出していませんが、有効証拠金が$100,001以上になるとレバレッジが変更になってしまいます。
また、1回の注文で1000ロット(1憶通貨)の場合のレバレッジもはっきり書いてありません。
甘く見て100倍だとしても必要な証拠金は(1ドルが130円として)1.3億円です。
「ほかで充分儲かってから口座を作ろうかな」と思っているトレーダーの多いAxioryですが、このようにどれだけ大金持ちになってもなかなか利点を味わえないというジレンマを持っています。

業者別1ロットと最大ロット一覧【スタンダード口座でざっくり比較】

海外FX業者では同じ業者内で何種類かの口座を持つことができ「口座タイプ」と呼ばれています。
トレード上級者向けのスプレッドゼロ口座や、一般的なスタンダード口座などがあります。
初心者はスタンダード口座からはじめるのが無難です。
ロットに関してもまずスタンダード口座を見ておきましょう。

※口座はそのうち増やしたくなるはず
海外FXの【追加口座】ってなに?もう一度本人確認するの?

海外FX業者別最大ロット数一覧【1注文・1口座・スタンダード口座のみ】

では業者別にスタンダード口座の違いを比べてみましょう。

スタンダード口座は一般的な言い方なので、業者ごとに呼び名が違います。
たとえばGemForexでは「オールインワン口座」です。
その場合は表の業者名に()をして書いてあります。
各業者の公式ページでは「最大保有通貨数」や「最大ポジションサイズ」と書いてあったりするので、そういうときは計算してロット数に直してあります。

1ロット1注文最大1口座最大
XM10万通貨50ロット1万ロット
GemForex
(オールインワン口座)
10万通貨50ロット200ロット
Titan FX10万通貨100ロット2万ロット
iFOREX10万通貨50ロット150ロット
LAND-FX(Live口座)10万通貨30ロット100ロット
BigBoss10万通貨50ロット
(メジャー通貨)
上限なし
Exness10万通貨200ロット
(東京時間のあいだは20ロット)
20万ロット
(MT5は上限なし)

最大保有ロットに近づくとGemForexなどの業者は警告のお知らせをしてくれます。
怖いとも感じますが、知らずに規約違反になって口座凍結という憂き目にあう前に対処できるのは良い事ではないでしょうか。

また、せっかくロット数の規制がゆるくても、レバレッジがそのつど小さくなってしまうのではコスパが悪いですから、レバレッジ制限も気になります。
これは「保有ロット数によるレバレッジ制限一覧」の表に乗せました。

BigBossスタンダード口座の銘柄別最大ロット数(1注文)

BigBossはスタンダード口座でも流動性のない通貨ペアは最大ロット数の制限が違っています。

FX Major(メジャー通貨)FX Minor(マイナー通貨)FX Exotic(エキゾチック通貨)
BigBoss50ロット20ロット5ロット
【用語】
メジャー通貨:ドル、ユーロ、ポンド、スイスフラン、などの名前のとおりメジャーな通貨。世界中で流通しているので多少大きなロットを売買する大口投資家がいても価格が乱高下しにくい
マイナー通貨:メジャー通貨と比べ世界的に取引量が少ない通貨。取引量が少ない事を流動性がないともいう。メジャー通貨以外の通貨をいい、その中で特にマイナーな新興国の通貨がエキゾチック通貨
エキゾチック通貨:マイナー通貨よりもいっそう取引量が少ない通貨。ノルウェークローネ、ポーランドズロチ、など

BigBoss(ビッグボス)のFX評判ってどう?特典ボーナスとハイレバの詳細とは?

比較表からみた各業者の特徴と使い方のヒント

  • こうしてみると、すべてが平均的で使いやすいのがXMTitan FXGemForexです。
    ロット管理は自己資金といつも比べていないといけません。
    しかし、ごく平均的なこの3業者の口座は、持っていても後悔はなさそうです。
  • 最大ロット数か最大保有数が少ない業者は長期トレードをするうちに思うように新たなポジションを取れないことがあります。
  • 1注文の最大ロットも1口座の最大ロットも小さめなところがあります。
    こういうことが小さくても初心者のうちは使いやすさや日本語サポートの充実度で業者を選んだほうが良いのです。
  • BigBossはマイナーな通貨ペアだと最大ロット数が小さくなります。
    そのかわりスタンダード口座で持てるポジションの上限はありません。
    こまめにトレードしていくつもポジションを持つタイプのトレーダーにおすすめです。
  • 変わっているのがExnessです。
    スタンダード口座を作るときにMT4かMT5を選ぶことができます。
    そしてMT5のスタンダード口座だけ最大保有ポジション(ロット数)の上限は「なし」に設定されています。

※中期・長期のトレードの代表例はメキシコペソやオーストラリアドルです
【メキシコペソ/円】スワップポイントは海外FXでもらうのが正解!
【オーストラリアドル】高配当ねらいのキャリートレードはもう古い?

保有ロット数によるレバレッジ制限一覧

保有ロット数が変わるとレバレッジが制限される場合があります。
特に原油などのCFDでは注意が必要です。
しかしFXではレバレッジ制限のない業者もあります。
XMは最大ロット数を保有していても1000倍のままなので良いですね。

では一覧表の説明です。
口座残高で規制がかかる業者がいくつかあります。
複雑なところは別の表にしました。
レバレッジ制限は「有効証拠金」の金額を書いています。
この「有効証拠金」は保有金額と少し違っていて、トレードにすでに使った証拠金を除いた額です。
しかも公式ページにはたいていドルで書いてあるので、初心者にはハードルが高いです。

最初はわかりにくいので、だいたいのところで「口座に〇〇ドルくらいあるとレバレッジ制限がかかるかも」とたまにチェックしながらトレードを続けていれば大丈夫です。

ただしレバレッジ制限に近づいたら、大ロットのトレードを避けるなど気を付けてください。

主な海外FXスタンダード口座のレバレッジ制限

スタンダード口座のレバレッジレバレッジ制限備考
XM1000倍なし
GemForex
(オールインワン口座)
1000倍なし
Titan FX500倍なし
iFOREX400倍なし
LAND-FX(Live口座)500倍別表A
BigBoss1111倍なし
Exness2000倍
(条件により無制限)
5000ドルから1000倍
3万ドルから500倍
口座の有効証拠金1000ドル未満でレバレッジ無制限
【用語】
レバレッジ:FXはトレード対象の実際の金額より少ない自己資金で売買できる。その倍率のことや、システムのことをいう。
レバレッジ1000倍なら、もともと100万円が必要なトレードも1000円の自己資金でできることになる

別表A【LAND-FX のレバレッジ制限ルール】

LAND-FX のLive口座のルールです。
ECN口座にはレバレッジ制限はありません。

口座残高(有効証拠金)レバレッジ備考
5万ドル ~ 99,999ドル200倍保有ポジション100ロット以上は100倍に制限
10万ドル以上100倍保有ポジション100ロット以上は50倍に制限

LAND-FX はこのようにロット数と口座残高の組み合わせでレバレッジが変わります。
別口座のECN口座にはレバレッジ制限はないのですが、どちらかというと中級者向けです。
そんなわけで、初心者ではLAND-FXで口座開設する人は少なめなのです。

ロット管理のメリット・デメリット

最大ロットがなんとなくつかめたと思います。
ロット管理というのは、口座内の証拠金という「資金」とロットで大きさの変わる「ポジション」を管理することです。
たとえば資金が乏しいのに一度に大ロットをいきなり売買しないようにするとか、そういったことです。

ロットを管理するとは、自己資金(トレードに使えるお金)を管理することでもあるのです。
最大ロット数に着目して、ロット管理をするときのメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。

最大ロットによるロット管理のメリット

最大ロットでトレードすれば早く大きな利益になる

当たり前ですが、大きな金額を動かせばトレードがうまくいった際には短期間で大きな利益になります。
トレーダーが最大ロットを知りたがる理由は、まさにこれです。
レバレッジも1000倍などすごくなれば、資金の増え方も加速しますね。

たとえば1pipsの利益だとしても、XMのレバレッジ1000倍、最大保有ロット1万ロットならドル/円で1千万円になります。
その際必要な証拠金は1憶3千万円です。(ドルが130円の場合)
大きな額ですが、レバレッジ25倍の国内業者だと52億円が必要です。

日本の中小企業以上のサラリーマンで、退職金や保険貯蓄の満期金を集めると意外と1憶円くらいになったりするので、XMで最大保有ロットの実現は夢でない人も居るのです。

最大ロットによるロット管理のデメリット

最大ロットでトレードすると損失も急激に膨らむ

メリットの反対に、失敗トレードを繰り返すとマイナス1千万円などすぐに行ってしまいます。
XMをはじめとした海外FXにはゼロカットシステムがあるので借金を背負うことはありません。
とはいえ、用意していた1千万がゼロになると悲しいですね。

ロット管理のテクニック

ロット管理というと難しそうですが
「自分の資金を減らさないようなポジションサイズでトレードしましょう」というだけのことです。
超基本をざっくりまとめておくと以下のようになります。

最大ロットの小さいところでは何度もトレードできない・長期保有もしづらい
最大ロットの大きいところではいくつも別のポジションを持てる

自己資金管理とロット管理【最初に必要証拠金を出そう】

「ロット管理のメリット・デメリット」でも少し触れましたが、最大ロットを持つための必要証拠金を出してみると自己資金と比べやすいです。
そして自分がそれだけ出せるかどうかを考えるだけで充分な資金管理になります。

「最大ロットによるロット管理のメリット」で例に挙げた”XMでドル/円のトレード”をする場合なら、こんなふうに考えます。

  1. XMの1ロットは10万通貨。
  2. XMの1注文最大ロットは50ロット。
  3. 10万かける50は、500万。
  4. 500万通貨である。
  5. ドルが130円だと500万かける130円で、6憶5千万円。
  6. これがレバレッジ1倍のときに必要な証拠金。
  7. これをXMのレバレッジ1000で割る。
  8. 6億5千万円÷1000=65万円
  9. ドル/円の1注文最大ロットに必要なのは自己資金65万円以上。

「これを証拠金として使うので、スプレッドや損失のぶんも考慮に入れて70万円くらいは口座に入金する」などと考えていきます。

この場合はIpip動くと証拠金が6,500円動きます。
これは65万円かける0.01で出ます。
0.01円がipipだからです。

最後に「70万円は自分にとってリスクにさらして大丈夫な金額かどうか?」を考えて最大ロットでトレードするかどうかを決定すれば良いのです。

※資金管理をマスターしよう
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まとめ

最大ロットが気になるのは「できるだけ大きな利益を追求したい」からです。
ゼロカットがあるからと適当なトレードをしてしまうと、自己資金がいくらあってもうまく増えません。
テクニカルやファンダメンタルもせめて基礎を知って最大利益を目指しましょう。

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