MT4やMT5を使うのはちょっと難しそう・・・
なんでもスマホでできる時代だから海外FXもスマホでやりたいと思います。
MT4もMT5もアプリがあるので、トレード自体はできます。
しかし、操作画面が少し違いますしPCよりも小さいのに本当に利益が出るのでしょうか。
● メリットデメリット
● スマホならではのエッジ
● 最適な設定と便利アプリ
もくじ
スマホトレードとは
スマホトレードの意味を整理しておきましょう。
今回は、MT4/MT5アプリを使ったスマホトレードの解説を中心にします。
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スマホトレードの意味
中には、タブレットとスマホ、PCを並べて価格変化の違いを眺めている人もいます。
これはちょっとスマホトレードとは違っていそうです。
目的は価格のずれからのアービトラージであることがほとんどだからです。
しかし、大画面のPCでじっくりとテクニカル分析をしながら、ワンタップで注文できるスマホでタイミングよくエントリーという技も使っているようです。
そういう場合もスマホトレードと呼ぶことにします。
※PC用MT4の基本はこちら
【完全版】MT4(メタトレーダー4)のダウンロード・インストール方法
【完全版】MT4(メタトレーダー4)の 操作方法 ~初心者編~
スマホトレーダーが消えた【ほんとうにスマホで勝てるの?】
トレーダーにスマホだけでトレードをして世界中をまわっているという人もいます。
本当にスマホトレードしたお金だけで世界中を旅し続けていられるのでしょうか。
儲かりすぎてトレードしなくて良くなったのでしょうか?
とてもそうは思えません。
消える前の様子を見ると、tweetにしてもふわっとした内容しか発信していなかったり、突然Twitterアカウントを消してしまった人もいます。
必ず収支を見せなくてはいけないというわけではないですが不信感を持ちますね。
実はこの人たちは、目的が「インフルエンサーになること」や「アフィリエイト広告代を稼ぐこと」であったことがほとんどです。
そして、それがうまくいかなかったりバーチャ(ニセの良い成績を見せること)に気付かれて消えることがあります。
むしろ機能に限界のあるスマホアプリのほうが、使い方が単純になっているため難しく考えずにトレードに集中できるという利点すらあります。
※インフルエンサーくらいならいいけれど、こんなに悪質な場合も
スマホトレードの16のメリット
MT4/MT5のスマホアプリはiOS版もandroid版も出ているので、苦労無く使えるのが良いところです。
使っているとPCには戻れないという気分になることすらあります。
※ここではMT4/MT5と書いていますが、実際はMT4アプリが一種類、MT5アプリが一種類あります。
どちらもメタクオーツ社のものです。
「MT4」または「MT5」で検索するとすぐ出てきて、スマホアプリをダウンロードします。
各自持っている口座タイプを確認してダウンロードしましょう。
では、意味が似ているところもありますが、利点を一度箇条書きにしてみましょう。
メリット一覧
- パソコンを持っていなくてもできる
- 操作がシンプル
- 画面がシンプルで素早い判断に寄与してくれる
- 判断までに煩雑さがなく、ルールも守りやすい
- 隙間時間を使える
- 機会損失が減る
- MT4/MT4アプリだけあれば、IDとパスワードだけでどの業者にもログインできる
- 追加口座にもIDとパスワードでログインできる
- デモ口座ももちろん使える
- アカウントや口座の切り替えも簡単(IDとパスワードを覚えてくれる)
- 毎回トレードのたびに物々しい机の前で椅子に座ることなく発注できる
- 世界中どこからでも発注できる
- PCの立ち上げなどの準備が不要で素早く市場にアクセスできる
- 何台か持って業者別に分けることができる(PCより本体が割安なため)
- 銘柄別、目的別、追加口座の性格別に分けることもできる
- 夢がある
メリット解説
次にメリットの中から解説します。
操作がシンプル
操作画面にも機能にも無駄がありません。
よくわからないインジケーターを「使おうかどうしようか?」などと悩むことなく、使えるものをフルに使ってシンプルに操作できます。
雑念が消えてトレードしやすいという意見がとても多いです。
機会損失が減る
もちろんポジションを閉じることもできます。
スマホを複数持っても、すべてに電話番号が必要なわけではありません。
Wi-Fi環境のある場所でだけ使うならパケット通信代も基本料金も不要です。
そういう環境でいくつかMT4/MT5アプリを開いて見比べるようなことはよくされています。
Wi-Fi環境は世界中にあるはずなので、世界を飛び回ってトレードをするというのもできなくはないのです。
MT4/MT4アプリだけあれば、IDとパスワードだけでどの業者にもログインできる
MT4/MT5アプリは、今のところいくつもの端末を同じIDでログインしても片方が落ちるような事はありません。
その点もこのプラットフォームの使いやすさになっています。
追加口座やデモ口座への切り替えも同じアプリで簡単にできます。
夢がある
ファイヤー(FIRE、退職しても経済的に自立できて自由に暮らすこと)を夢見る人や世界一周旅行を夢見る人で、トレードが得意ならスマホひとつで生活費や旅費を稼いで暮らすという目標を立ててもいいかもしれませんね。
もちろん、本当に成功するかどうかは腕次第です。
※デモ口座の作り方
スマホトレードの12のデメリット
みんなが嫌いな派手なアプリ広告はMT4/MT5アプリには出ません。
無料なのにこれはとてもありがたいです。
こういうストレスフリーなアプリですが、デメリットはあるのです。
デメリット一覧
- 国内アプリのほうが優秀で個性的?
- プラットフォームがPCほど多機能ではない
- インジケーターもPCよりも少なめ(MT5で30個)
- 画面が小さい
- 他のアプリからの通知にイラっとする
- 他のアプリの機能が邪魔してトレードミスが起きる
- つい見てしまうため無駄なポジションを取りがち
- EAが使えない
- オリジナルインジケーター(カスタムインジケーター)も使えない
- チャートの全体像を把握しにくい
- 通信速度とセキュリティの問題
- 誤作動の可能性
デメリット解説
わかりにくいものを解説します。
国内アプリのほうが優秀で個性的?
国内FX業者のアプリに対する力の入れ方が最近すごく、カラーも綺麗で同一アプリ内で通貨の強弱をみることができます。
経済指標のアラート機能も充実しサービス満点です。
これがかえって機能の多すぎによるデメリットになったりしますが、シンプルなMT4/MT5アプリと比べ優秀な点も多いです。
国内アプリを使い慣れていると「MT4/MT5ってしょぼいのね」とがっかりするかもしれません。
プラットフォームがPCほど多機能ではない
・EAもスマホからは設定できません
・オンオフもできません
これら深掘り機能を使いたいときは、PCの前に座ってじっくり取り組む必要があります。
※画面が小さく見づらいと判断ミスやタップミスを誘います。
どうしてもミスが多い場合はタブレットに変更したほうがいいかもしれません。
他のアプリからの通知にイラっとする
トレードに使うスマホをLINEや電話兼用で使っていると集中しているときに通知が来たらイラっとします。
メンタル管理に関係し、イラっとしたことで判断が鈍る可能性は充分あります。
直感を研ぎ澄ませてトレードできるからスマホを使っているのに、これでは水の泡です。
トレード専用のスマホを1台決めて、トレード関係以外のアプリは入れないようにするのもひとつの方法です。
つい見てしまうため無駄なポジションを取りがち
ふと無意識にスマホでチャートを見た時に、無性に上がりそうに思えて何も考えずに慌ててロングしてしまうということは誰にでも起きる可能性があります。
手軽で簡単すぎることの弊害なのかもしれず、自己管理がとても重要になる理由でもあります。
EAが使えない
しかし使いたいときはPCで設定しておいて、たまに状況をチェックするためにスマホアプリを確認することはできます。
※EAとは
通信速度とセキュリティの問題
世界中を飛び回れると想像は膨らみますが、どこでも通信環境が日本並みとは限りません。
国内でもWi-Fi環境が整わない場所や無料Wi-Fiが遅い場所でのトレードは、タイミングの遅れというリスクが伴います。
電波の届きにくいところなどは、通信が遮断されてしまう危険もあり、トレードしないほうが安全です。
必ずセキュリティ対策をしてからトレードするようにしましょう。
誤作動の可能性
画面近くで静電気が起きるとタップしたと誤認して、損なポジションを勝手にとってしまうかもしれません。
セキュリティ的にもトレードが終わったら必ず画面を閉じでロックしておかないと大事故につながります。
猫や犬の肉球は、人の指先と同じです。
ペットが画面の上を歩くと操作されてしまうことがあります。
触らないようにスマホの置き場所にも気を付けましょう。
スマホトレードに最適な設定
ここでは、【MT4/MT5アプリ設定のアイデア】を紹介します。
また、インジケーターの選び方やおすすめ画面構成も書いておきます。
※セキュリティ対策などの設定はすでにしているものとして解説します。
画面の表示設定
チャートをたくさん並べられるPCと違いスマホでは最高2画面表示で、縦と横ができます。
四角が重なっているような絵をタップすると、メニューが出るので「+新規チャート」で2分割になります。
「水平分割」「垂直分割」を選べます。
銘柄変更やマルチタイム変更、インジケーターを変えたりして見比べることができます。
目当ての銘柄のチャートを選択(タップしてアクティブにしておくこと)してから発注しないとうっかり違うほうの銘柄を発注してしまうかもしれません。
失敗を防ぎたい場合は1画面でそのつど銘柄を切り替えたほうが確実です。
チャートをタップすると丸いメニューが出て、そこからトレンドラインを引くこともできます。
※チートにトレンドラインをすぐ引きたいなら
ファンダメンタル設定
メタクオーツ社の経済指標カレンダーのアプリが別にあるので、それを使ってファンダメンタルのスケジュールを管理することができます。
※ファンダメンタルのコツ
【ファンダメンタルで海外fx】そもそもを知ればヘッドラインを読みこなせる!
【ファンダメンタルズ!】勝率を上げるための5つの指標とは?
【ファンダメンタルズ】金融政策と財政政策は、簡単にトレードに使える!
テクニカル(インジケーター)設定
テクニカル分析については、この基本を覚えておくと良いです。
● それより短期の分析とエントリーポイント決定はスマホで
あくまで一例ですが参考にしてください。
方法を「トレード実践の例【サラリーマン】」で詳しく書きます。
インジケーターは「f」のような絵をタップすると選べます。
チャート上に描くものと、下のウインドウに描くオシレーター(MACDのようなもの)が用意されています。
下のウインドウは最高2つまで開き、それ以上のインジケーターは重ねて表示されます。
どのインジケーターを使えばいいかわからないときは以下のように決めます。
この2通りのうちどちらかでやってみましょう。
インジケーターが同じ人は、パラメーターはPCのMT4/MT5と同じにします。
- 移動平均線とストキャスティクスだけにする
- PCと同じにする
移動平均線はチャート上に描く(メインチャート)で、ストキャスティクスは下に出る(インディケーターウィンドウ1、2)ものです。
※移動平均線の詳細な解説はここ
【一度逃げた人用】本当にわかってる?移動平均線のすべて
業者別にSMAとEMAを使い分けよう【移動平均線でテクニカル上級をめざす】
同時に使うと良いアプリ
国内や海外業者ではないFX関係のアプリには、正直いうと詐欺まがいのものや課金ばかりでトレードのためにそんなに役に立たないものも数多くあります。
- 通貨強弱
- 経済指標
- 価格アラート
みんなのFXさんのアプリが今のところ一番進んでいるのではないかと思います。
(機能によっては会員登録、アカウント作成が必要)
それから、トレーディングビュープラットフォーム(TradingView)のスマホアプリもそこそこ使いやすいです。
ただし格安スマホだけなのかわかりませんが、立ち上がりが遅かったりすぐ落ちたりするのであくまで分析用だけにしたほうが良いかもしれません。
※このプラットフォームはほとんどの機能が有料です。
一部の機能は、無料のまま広告を出しながら使うこともできます。
※トレーディングビュープラットフォーム
トレード実践の例【サラリーマン】
仕事を持っている人(サラリーマン)の1日のルーチンの例です。
- 朝、出勤前にPCの画面で日足を見る。PCのチャートには20日移動平均線を出しておき、トレンドをチェック
- 当日の経済指標の時間や朝のNYダウの終値などファンダメンタルズ(市況)をチェック
- 当日のトレード予定やイメージを決めておく
- スマホのMT4/MT5アプリにちゃんとログインできているかなどをチェックして出勤
- 仕事の休憩時間に決めておいた時間や価格になっていたらスマホでトレード
- 仕事中なので指値でストップ位置とテイクプロフィット(利益確定)位置を設定してちゃんと仕事をする
- 1日が終わったら反省をする
毎朝、日足で大きな局面を見ておいてからスマホを持って出かけてトレードをする日課なら無理なく無駄なくできるのではないでしょうか。
※資金管理のコツ
スマホならではのエッジがある
朝の市況チェックはもちろんスマホでできるので、電車通勤ならその間にすれば時間の無駄もなくなります。
しかし準備と後での反省がないと、いい加減なトレードになりスマホトレードの欠点が大いに出てしまうのでPCだけのときよりもしっかりやったほうが良いです。
このほかにせめて週に1回は月足や週足を見ておきましょう。
その他スマホの操作でできること
スマホのGooglechrome、Safariなどで業者のページを開けば口座開設や入出金ができます。
会員ページにログインさえすれば、PCと同じことができる業者がほとんどです。
以下の操作は問題なくできます。
- 口座開設
- デモ口座開設
- 追加口座開設
- 入金
- 出金
- 問い合わせ(チャットの窓は出ない)
ただしこれらの操作はMT4/MT5のアプリではできません。
すこし慣れないと「スマホではできないのかな?」と思ってしまいますができます。
そっくりなページがあって知らない間に別のサービスに登録するようなことにならないよう気を付けましょう。
※口座開設や業社比較はこちら
まとめ
PCを持たなくてもできますが、やっぱりPCやタブレットと併用すると一層トレードしやすそうですね。
それから、テクニカル表示が少なくて不安かもしれませんがこんな事実があります。
初心者のうちはどれを使っていいかわからないですが、ひとまずよく名前を聞くインジケーターを出してしばらく使ってみましょう。
ここでも「テクニカル(インジケーター設定)」のところにおすすめの組み合わせを書きましたのでぜひ出してみてください。
得意なインジケーターが決まって、設定にも慣れたころにはスマホの良さだけを生かす良いトレードができることでしょう。
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※おすすめ業者、トレード方法、分析はここだけでも読んでおこう