【ロシアルーブル売買再開!】トレードに使える新興国通貨の知識

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新型コロナウイルスが流行して1年以上が過ぎたころ、「新興国通貨が上昇している」という声を聞きました。

新興国といえばロシアのルーブルです。
2022年の戦争開始時には一時売買停止になって驚きましたね。

いっぽう、メキシコペソが安全といわれます。
ロシアからの資源が滞りがちなために他の資源国が活況になりそうなのです。
これからの戦略を考えてみましょう。

今回の解説ポイント
・「BRICS」それぞれの国と通貨の特徴
・「新興国」とは
・ロシアのこれから
・メキシコペソは儲かるかどうか

新興国通貨とは

新興国通貨の意味や全体像をチェックしましょう。

エマージング通貨ともいわれます

新興国通貨の意味は見た通りの意味です。
新興国はどんな国をいうのでしょうか。

「欧米などの先進国と比べまだ成長余地があるけれど、特に潜在力が高い国」

とりあえずは、一般的にいわれるように分けてみましょう。

BRICSがポイント

BRICSと呼ばれる5か国は特に世界経済に影響を与えるといわれます。

B:ブラジル Brazil
R:ロシア Russia
I:インド India
C:中国 China
S:南アフリカ South Africa

今回は「ロシアの戦争で逆に投資妙味がある」といわれるメキシコについても少し書いていきたいと思います。

コモディティとの関連

コモディティとは「商品」という意味で、「金.銀.銅などの鉱物」「原油や天然ガスなどのエネルギー」「穀物などの農産物」を呼びます。

先物取引の話題でよく使われる言葉で、実際に資源の多くが新興国で採れます。
そして政治的に自国の資源価値を利用する国があり、その相手が先進国であるために世界経済に与える影響は強烈になりがちです。

【原油価格】中東とアメリカとの関係で派手に動くので印象が強く、利益も損失も大きいことがよくあるので私たちトレーダーの成績を振り回してくれます。
【コーン、大豆、小麦】世界三大穀物といわれ、コーンはアメリカのほかに中国とブラジルでの生産量が多く、小麦もインドで多く生産されています。
【金銀】中国で産出します。

ポイント
コモディティの需給が変わると経済状況も変わり、それぞれの通貨変動の要因になる

また、通貨が長期金利などの理由で上下すると商品の価格が変化します。
しかし「〇〇が上がればxxも上がる」のような明確な結論が出ていないのが現状で、膨大な要因から相関関係を知るのは難しいです。

トレーダーとしては、関連ニュースが出たときに注意深くチャートをチェックして「テクニカル分析とニュースとが矛盾しないならエントリーする」みたいな立ち回りをするのが賢いです。
(デイトレード、スイングトレードの場合)

※【必見】商品のスプレッドも確認しておこう

海外FX業者のコモディティ(商品)スプレッド比較

先進国との関係

これまでの「先進国だから経済的に豊か」で「新興国だから貧しい」という考えは古いです。

その考えを払しょくする時代が迫っています。

石油は世界経済にとってまだまだ重要なコモディティで、サウジアラビアと米国が仲良くなったりケンカしたりも石油が原因のひとつといえます。
ドル安になると原油価格が上がるともいわれますが、原油価格が先に動くこともあります。
(必ずとは限りませんが影響はします。ドルのトレードの際はできるだけ原油価格も確認しましょう。)

【新興国】
自国産のコモディティを政治や経済の交渉材料に使う他にも、インターネットで世界が繋がっている時代になって情報のやり取りや電子取引も活発に行っています。
中国は急激にネット社会や電子経済を拡大しました。
コロナ後の社会で電子取引が広がったのは記憶に新しいです。

面白い先進国との違い
新興国が経済を発展させようとしたらすでにネット社会だったので先進国よりもスムーズに電子商取引が整備されてしまったことです。

【先進国】
日本:古い商習慣からなかなか抜けずに現金取引が根強く残っているのは経験している通りです。

中国:Twitterなど欧米のSNSを使わずに独自のアプリを開発して使っているのは有名です。
消費に関してもAmazonよりもアリババでの通販のほうが人気があります。
特に中国は経済的にもアメリカを追い越すべく頑張っています。
2021年の国際モーターショーでは、日本円にして50万円という低価格の電気自動車も発表されました。
こういう商品が世界を席巻してしまうかもしれません。

また、新興国どうしの争いのスポンサーとして先進国が資金援助をすることも多々あります。
よくいう「代理戦争」というものです。
これを知っていると「良く知らない国の争い」と思っていた遠くの戦争も通貨トレードに関わってくることがわかります。

※中国、50万円弱の低価格EV販売急拡大「人民の足」アピール(産経新聞)
https://www.sankei.com/world/news/210420/wor2104200019-n1.html

歴史を簡単にふりかえると怖い事実が

大昔、アメリカも日本も新興国でした。

それまでイングランドやフランスが先進国だったのですが、19世紀後半から20世紀初頭にかけてアメリカや日本、ドイツが台頭していったという歴史があります。
そういう時期には必ず戦争が起き、力の交代が進んでいます。

そして現在、中国のGDPがアメリカ合衆国のそれを追い抜くかもしれない現実があります。

(19世紀のように軍事力での戦争は起きていませんが)AIなどの技術革新やコロナショックなどそれに匹敵するかもしれないほどの出来事が次々と起きています。
アメリカのトランプ政権時代には経済戦争をしていましたね。

ポイント
・米国だけ見ていればいい時代が終わっているのかも
・時代は変化している
・できるだけ中国も見ておこう
・海外FXなら、国内ではできない銘柄が出来てチャンスが広がる

新興国通貨の特徴

新興国通貨の特徴は、その国の特徴でもあります。
トレードのために知っておきたいことを簡単に並べてみます。

高金利なのでスワップ狙いをしたくなる

その国の通貨を持っているだけでスワップを貰えるというFXのロングは魅力的です。

「トルコリラ」「メキシコペソ」など新興国通貨はどれも高金利です。
トレーダーはいつも良い取引を探しており、ついつい狙ってロングしたくなります。

ただし通貨そのものの価値が乱高下するので、せっかくスワップをたくさん貰ったのに売買で損失が出てしまうという残念な結果になることも起こります。

インカムゲインを取るかキャピタルゲインを取るかという問題がついて回るわけです。

※インカムゲインとは https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/i/J0181.html
※キャピタルゲインとは https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ki/J0182.html

独裁政権のところが多い

トルコのエルドアン大統領、中国の習近平主席、ロシアのプーチン大統領など独裁色の強いリーダーが強力に国を引っ張っていく様子が目立ちます。

このため独裁政権の決断ひとつで経済がガラリと変わりトレードに大いに影響を与えます。
大抵は悪い影響であることが多いです。

2022年も気配はあったものの、本当にロシアがウクライナに侵攻を始めて驚いたのは記憶に新しいところです。

突然、金融政策が変わる

独裁者の一声で金融政策まで180度変わってしまうことがあり、そうすると為替や株市場にダイレクトに響きます。

最近だとトルコの中央銀行総裁が何度も変わりました。
リーダーであるエルドアン大統領とトルコリラ高についての見解が違っていたからでした。
エルドアン大統領は利下げをしたい派。
しかし中央銀行総裁はインフレを懸念し、正しいはずの政策である利上げをして、クビになってしまったのです。

このタイミングでもし利上げのニュースだけ見て、良さそうだと思ってスワップ狙いのロングをしていたら損失が膨らむところでした。

独裁政権でないところは、中央銀行に対しても一応干渉はしないことになっています。
しかし独裁政権だとリーダーの好み(?)でこのように何の前触れもなく干渉されてしまいます。

インフレになりやすい

通貨の流動性も価値も落ちやすく、貿易が滞ったりしてモノが行き渡らず結果としてインフレになりやすい傾向にあります。

争い、トラブルが絶えない

内紛、国外との戦争が多いので経済も安定しにくいです。

戦争をするのは自国を豊かにしたいからなのですが、戦争しすぎや巻き込まれで思い通りにいかないこともあります。

物理的な戦争だけでなく、少しでも力を持つとサイバー攻撃やサイバースパイという攻撃も仕掛けたり仕掛けられたりします。
「それが成功するならその国はお金持ちになるんじゃないの?」と思えますが国際的な信用は失うので、公的な貿易統計が悪くなる要因の一つになってきます。
闇のお金はたくさん持っているかもしれませんが、公的な貿易統計が悪ければ国の格付けも通貨の価値も下がってしまいます。
(その経済指標も独裁政権の都合で書き換えて発表されたりします)

豊富な資源を持つ国とそうでない国の差がある

ロシアや中国は国土も広いしそこから豊富な資源が採取できます。
それを根拠に対外的にも強気な政策をよく打っています。

しかし新興国と呼ばれる国のうちBRICSに入らないような超弱小な国もあります。
そういう国は通貨の流動性も期待できず通貨のトレードがしにくくなります。

ただし、通貨価値の急変を捉えることができれば宝くじトレードになる夢も秘めてはいて、実際にそれで巨額の利益になった海外FXトレーダーもいました。

※宝くじトレード=意外なことが起きて急変動があり、そこで偶然売買できたため大きな利益になること。
※流動性はボラティリティともいいます

海外FXにもボラティリティは必要?ないと危険かも!

新興国通貨トレードのメリットデメリット

上で書いた特徴から、メリットデメリットがわかります。
整理してみましょう。

新興国通貨をトレードするメリット

• スワップを期待できる

通貨そのものの価格が下がらないことを確認してからなら、楽しいスワップ狙いのロングができます。

インフレになりやすいということは、金利もよく上がるので高金利通貨が多いです。
近年だと「トルコリラ」が円キャリートレードで人気になりました。

メキシコペソはトルコリラよりも政治的には静かで、その金利を期待する金融商品がよく日本の証券会社などで発売されていました。

実際、トルコリラは中央銀行総裁がクビになってしまったので下がりました。
美味しいスワップ狙いではありますが常にヘッドラインを確認する必要がありますね。

※逆スワップになる口座もあるので使っている口座のスワップ一覧を確認しながらトレードしましょう。
※スワップとは金利の事で、ポジションを持ちつづけるとトレーダーももらえることがあります。うまくできれば利益を効率的に増やせます。

※スワップトレード(キャリートレードといいます)の例をチェック!

※ヘッドラインの読み方【初心者向け】はこちら

• 宝くじトレードができるかも

まだ発展の途上にある国の通貨なので、今後は右肩上がりの可能性があると考えるのが普通です。
そうすると長い間持ち続けるのも良いですし、いいニュースが出そうなときに一気に買うのも良さそうです。

流動性の低さが値幅を跳ね上げることになるので成功すれば宝くじトレードになりえます。

スワップが高いのでできるだけショートはしたくないのですが、悪いニュースは勢いよく下がることが多いのでデイトレードまでなら値幅を狙えます。

※とはいえリスク管理も忘れずに!

新興国通貨をトレードするデメリット

• リスク要因が多い

地政学的に危ない場所にある国が多い為リスク要因は数えきれないと思っておいたほうが良く、それぞれの国がカントリーリスクを抱えています。

トルコのすぐ南には「シリア」「イラク」など紛争の多い国が並んでおり、いつ紛争のとばっちりを受けるかわかりません。
楽しみなスワップトレードがとてもやりにくいのです。

• 流動性が低い

「新興国通貨を取引したい」という人は、ドルや円に比べて世界にもそんなに居ません。

「流動性がある」
「いつでも買ってくれる人、売ってくれる人がたくさん居て売買がスムーズにできるね」ということです。
「新興国通貨を取引」
「いまは希望の価格で買ってくれる人がいないね。安く買う人なら居るんだけど」ということがしょっちゅう起きるわけです。
→これが「流動性が低い」ということです。

思い通りの価格での売買ができず需給バランスが偏るので、結果として急落や暴騰が起きやすくなるのです。
※新興国通貨のトレードをしていて思わぬ方向に暴落して損をしてしまうということがよくあります。

トレードにおけるポイント

カントリーリスクの細かいところも含め、各国とその通貨の説明をもう少しします。
主にファンダメンタル判断の参考にしてください。

中国

【主な産業】「製造業とサービス業」「金」「銀」「その他メタル類」「穀物などコモディティ」のほとんどを産生します。
※ただし天然ガスは輸入に頼っています。(天然ガスの主な産地はアメリカなどです。)

【中国の通貨】人民元(じんみんげん)です。
※中国は、2005年7月にドルとペッグするのをやめるという改革を起こしました。
IMFがSDR構成通貨に採用したのが2015年、世界通貨としての地位を確立したそうなのにドルとペッグしたいみたいなチャートの動きが時々あります。
そういう謎の行動が続いていて、これまでの為替取引の常識を当てはめることができません。

私たち外国人が取引できるのは「オフショア人民元」と呼ばれる人民元のみで、「オンショア人民元」は取引できません

※「人民元/円のチャート」などという単語で検索するとヤフーファイナンスなどが出てきますが、このときのチャートはオフショア人民元のレートで作られているはずです。

政策金利も高めでコロナからの立ち直りも早く再び経済成長を見込める点は買いで良さそうに思えます。

・2022年5月現在、1人民元は20円前後です。
コロナ過を過ぎ、2022年にはまたロックダウンをしていましたが、人民元(日本で取引できるレート)はじわじわと上がり続けています。
・政策金利は4.35%です。

※人民元見通し(みずほ銀行)https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/world/info/cndb/market/index.html

インド

【主な産業】「サービス業」「鉱工業」「農林水産業」です。
最近はIT産業でも注目を浴びており、宝石類を産出します。
中国に次いで経済成長が期待される国です。
金の宝飾品の消費量が多いので有名です。

【インドの通貨】インドルピーです。
原油価格が上がるとインドルピーが下がるといわれるのは、インドが原油の輸入国だからです。
原油価格が上がることがインフレに直結するからです。

レードする際は、原油価格も一緒にチェックしながらが良いでしょう。

・2022年5月現在、1インドルピーは1.7円くらいです。
・政策金利は4.00%でしたが、2022年5月4日に4.4%に引き上げました。

ロシア

【主な産業】「鉱工業」「機械工業」「化学工業」「繊維工業」です。
資源が豊富で、石油、天然ガス、石炭、ダイヤモンド、金などを産出します。

石油資源が主な収入源なので原油価格が下がると経済的にピンチになるという特徴があります。

【ロシアの通貨】ロシアルーブルです。
割とどの口座でも取引でき、スワップ狙いの方がよくトレードしています。
新興国通貨のなかではポピュラーなほうでしょう。

・2022年11月現在、1ロシアルーブルは、約2.0円です。
戦争をする前は1.5円ほどでしたが、いったん落ちた後は上がっています。
経済制裁の効果があるのかないのかわからないような状況になっています。
・政策金利は2021年には4.5%でした。
そして、ウクライナ侵攻が2022年2月24日でしたが、2月28日に9.5%まで上がっていた政策金利を20%に引き上げました。
次に、4月に2回引き下げを行い最終的には14%になっています。

インフレ懸念があった為の過去の利上げでしたが、それも解決するためなのか戦争を起こしてしまいました。
ゼロ金利の円と比べるとスワップが欲しくなってしまいます。
ただし情勢がパッと変わってしまうので安定して利益になるかどうかは不透明です。
長期で持たないのをおすすめしたいです。

長期で持つならヘッドラインに気を付けましょう。

ニュースアプリで「ロシア」のニュースを通知するようにしておくと良いかもです。

ブラジル

【主な産業】「製造業」「鉱業」「農牧業」です。
砂糖、オレンジ、コーヒー、大豆などを作っています。
コーヒーのイメージは強いですよね。
(ちなみに海外FXでコーヒー先物ができるところもあります。)
【ブラジルの通貨】ブラジルレアルです。

・2022年5月現在、1ブラジルレアルは1年前の20.6円から27.57円に上がっています。
・政策金利は1年前の2.75%から2022年5月4日には12.75%にまでなっています。

この利上げの理由もインフレです。
地理的にアメリカと近いので関係も深く、政局の変化があると影響を受けやすい国です。

ただしコロナショックから立ち直りつつあって消費者物価指数も上昇しているので、ワクチン接種が一巡して経済が安定すると一気に上がるかもしれません。

また、そうなる見込みですでに株が買われています。
(株と通貨は逆相関といわれますが、最近はそうでもなくなっていますので注意しましょう)

2022年10月の大統領選挙までは流れを見つつデイトレード~スイングトレードでコツコツやっていくのが良さそうです。

南アフリカ

【主な産業】「農業」「鉱工業」です。
金やプラチナという貴金属のほか、鉄鉱石、銅、石炭、パラジウムのほか、マンガンなどレアメタルを産出します。
農産物は大豆、小麦などです。
【南アフリカの通貨】南アフリカランドです。

・2022年5月現在、1南アランドは8.54円です。
・政策金利は4.75%です。

コロナ前は6.5%で南アランド債が日本でよく売られていました。
こういうのは逃げにくいので海外FXで売買していたほうが良いなとつくづく思ったことがあります。

メキシコ

【主な産業】「航空産業」「自動車産業」「金型産業」といった工業が盛んです。
石油、天然ガス、銅、銀、亜鉛、鉛のほかレアメタルが多く採れます。
【メキシコの通貨】メキシコペソです。

・2022年5月現在、1メキシコペソが6.76円です。
1年で1円近くの緩やかな上昇です。
・政策金利は2021年には4.00%でしたが、2022年5月12日の金融政策決定会合では7.00%にまで引き上げられています。

アメリカの隣なので、良い意味でも悪い意味でも関係が深いです。
2018年の統計では、アメリカへの輸出は全体の80%、輸入は全体の46%でした。

アメリカでコロナワクチン接種が進んでいて、経済も回復基調にあるのでメキシコの景気も良くなると見込まれています。

メキシコペソも回復しています。
アメリカと連動するならわかりやすそうですから、株なんかもできるものがあればやってみたいですね。

メキシコペソでプラススワップを取るには

ロシアとウクライナからの商品輸入がしづらい状況では、各国にとってメキシコは有力な輸出国となっています。
メキシコもインフレのため金利は上がりましたが、キャリートレードの対象としても良いと言われはじめました。
上がり切ったところで買わないよう気を付けながらやってみたいものです。

海外FX業者では、メキシコペソ/円の通貨ペアよりも米ドル/メキシコペソ(USDMXN)の取り扱いが主です。

その場合、ショートポジションがプラススワップになるので注意しましょう。
このような業者は下の「ポイント」のところに書いてあります。

ポイント
・世界的な地政学的リスクのため、資源や作物を供給できるメキシコが注目される
・政治的にもロシアほどの荒れが(今のところ)ない
・政策金利が高くキャリートレードの対象になると一層通貨価値は安定する
・メキシコ/円(MXN/JPY)のスワップがプラスになる業者は、「Titan FX」「GemForex」「FBS」「MYFX Markets」「Tradeview」は米ドル/メキシコペソ(USDMXN)ショートのスワップがプラスになる

※各国の資料(外務省データ)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html

新興国通貨【トレードできる海外FX口座】

今回おすすめの人気業者のなかにブラジルレアルができるところがないのが悲しいですが、FBSでは2018年にできるようになりました。

XM GemforexiForexTitanFX
人民元(CNH)ありありありあり
インドルピー(INR)あり
トルコリラ(TRY)ありありありあり
ロシアルーブル(RUB)(※)ありありあり
ブラジルレアル(BRL)
南アフリカランド(ZAR)ありありありあり
メキシコペソ(MXN)ありありありあり

※ロシアルーブルは2022年2月にはじまったウクライナ侵攻が終わるまで、どの業者も取り扱いが不定期になるので触らないのをおすすめします。
※Titan FXでは、ほかにもポーランドズロチやスウェーデンクローナなどエキゾチック通貨も揃っています。

トレード注意点と【新興国通貨が上がっているといわれる理由】

今回は新興国通貨の個別のトレードアイデアを考察してみました。

立ち回りで気を付けることにスプレッドの広さがあります。
小ロットにするとか長期保有にするとか、先進国通貨とは違う作戦を立ててからトレードしましょう。

それにしてもなぜ上がっているのでしょうか。
新興国通貨がコロナショックからの立ち直りで上がるのもわかるのですが、先進国の通貨よりも人気が出ているようです。
2020年11月にコロナワクチン普及のめどがついたことで世界の株価や通貨が一気に上昇しました。

半面、ヘッジ資産として買われやすかった金などは下がりました。
これは新興国通貨だけが上がった理由にならなさそうです。

上がった理由はやはり利上げです。
それからバイデン政権のおかげで貿易に関する政策もわかりやすくなるだろうということで、輸出入に関係する新興国への安心感が広がったともいわれます。

ロシアによるウクライナ侵攻で、ロシアルーブルは危ない通貨になってしまいましたが、そのおかげで他がもっと安定してしまうという不思議な事が起きています。

加えて商品は供給への不安から、やはり上昇傾向は止まらないようなのでこちらも資源国には良い影響となっています。

こういう基礎があるので、ちょっとくらいはスワップ狙いをやってみてもいいかなという気持ちになっていますが、引き続きヘッドラインに気を付けながら楽しくやっていきましょう。

※トルコリラ特集はこちら

『【2021年版】トルコリラでハイリターンを狙う方法とは?』

※ファンダメンタルズの基礎


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