日本人トレーダーの間で人気がある海外FX業者はXMとAxioryです。
どちらも人気のある業者ですが、自分はどっちの業者が良いのか悩んでいる人も多いかもしれません。
この記事では、 取引条件、ボーナスの有無、スプレッドの狭さなど各項目でXMとAxioryのどちらの業者がおすすめなのかを解説いたします。
この記事を読むことで、どちらのFX業者を利用すべきかがわかるようになるので、ぜひ最後までご確認ください。
XMと国内業者FXTFを比較した記事はこちらからどうぞ!
【どっち選ぶ?】XM(海外FX)とFXTF(国内FX)を丸裸にして徹底比較!
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もくじ
- 1 1.XMとAxioryでは、どちらが安心できる業者?
- 2 1-1. XMとAxioryのライセンスや会社の信頼性を比較 XM
- 3 1-2. XMとAxioryの口コミや評判を比較
- 4 2.XMとAxioryの基本的な機能を比較
- 5 2-1. XMとAxioryの最大レバレッジやレバレッジ制限を比較
- 6 2-2. XMとAxioryの強制ロスカット水準や追証について比較
- 7 2-3. XMとAxioryの取引ツールを比較
- 8 2-4. XMとAxioryの約定率を比較
- 9 2-5. XMとAxioryの取り扱い銘柄の多さを比較
- 10 2-6. XMとAxioryの全口座タイプを比較
- 11 3.XMとAxioryのスプレッドの狭さを比較
- 12 スタンダード口座のスプレッド
- 13 ECN口座のスプレッド
- 14 4.XMとAxioryのボーナスを比較
- 15 5.XMとAxioryの日本語サポートの充実度を比較
- 16 6.XMとAxioryの入出金の利便性を比較
- 17 7.XMとAxioryの利用規約を比較
- 18 8.まとめ
1.XMとAxioryでは、どちらが安心できる業者?
XMとAxioryは日本の金融庁の法律が適用されない海外FX業者です。
そのため、本当に信用できる業者なのか不安に感じている人も多いかもしれません。
そこで、XMとAxioryの会社の信頼性や金融ライセンスの有無について比較してみました。
1-1. XMとAxioryのライセンスや会社の信頼性を比較 XM
XM | Axiory | |
会社名 | TPS Management Limited(XM) | Axiory Global Ltd. |
設立年 | 2009年 | 2007年 |
住所 | F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles. | No. 1 Corner of Hutson Street and Marine Parade Belize City, Belize |
金融ライセンス |
| ベリーズ国際金融サービス委員会 |
顧客の資金管理方法 | 分別管理 | 信託保全 |
特徴 |
| FXのサービス開始は2013年 アジア中心に世界8カ国に拠点 Doha銀行で信託保全 LP先も公開 |
結論から言うと、会社としての信頼性について優れているのは、Axioryです。
なぜなら、最も重要なトレーダーの資金管理方法が信託保全だからです。
信託保全であれば、万が一業者が倒産しても、預けているお金は戻ってきます。
一方で、顧客と運営元の資金を銀行で分別管理していても、信託保全でなければ倒産時に預けていたお金が戻ってくる保障はありません。
各項目についてもう少し詳しく見てみましょう。
まず、会社としての長さは、XMよりもAxioryの方が長いですが、FXサービスの運営歴はXMが長いです。
そして、海外FXで会社の信頼度を知る上で重要な項目が金融庁ライセンスの有無です。
XMはセーシェル共和国、Axioryはベリーズの金融ライセンスを取得しています。
ライセンスの信頼性はどちらも同程度ですが、XMはグループ会社がヨーロッパ各国のライセンスを取得しているため、XMの方がライセンスの信頼性は高いです。
XMの特徴は、海外FX業者のなかでも日本人トレーダーの数が最も多いことです。
そのため、XMの評判や口コミも簡単に見つかります。
一方で、Axioryは、XMに劣るものの、日本人トレーダーの数は多いです。
また、海外FX業者では、信託保全先銀行やリクイディティプロバイダーと呼ばれるレートの提示を行う業者について公開しています。
以上のことから、XM・Axioryのどちらの業者も信頼性は高いですが、最も重要な資金管理方法の項目において信託保全を採用しているAxioryの方が業者としての信頼性は高いです。
【海外FX】業者別に認証ライセンスを比較してみた
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1-2. XMとAxioryの口コミや評判を比較
次にXMとAxioryの口コミや評判を比較してみましょう。
XM | Axiory | |
Forex Peace Academyの評価※ | 2.979 | 3.542 |
※2020年6月現在
まず、海外FX業者の評判サイトとして有名なForex Peace Academyの評価を見ていきます。
5段階評価でXMは2.979、Axioryは3.542でした。
そのため、Axioryの方がXMよりも明らかに評価が高いことがわかります。
次に掲示板に記載されていたXMとAxioryの良い口コミ、悪い口コミをそれぞれ紹介します。
XM | Axiory | |
良い口コミ |
|
|
悪い口コミ |
|
|
一つ注意した方が良いのは、利益が出金できないという口コミです。
利益を出金できない理由は、利用者が利用規約に違反したことが原因であることがほとんどです。
利用規約に違反した場合、当然利益の出金はできません。
また、悪い評価のなかにはトレードで負けた腹いせに掲示板に書き込んでいる人もいます。
そのため、実際の評価よりも低くなっています
次にXM・Axioryをそれぞれ利用している日本人トレーダーの口コミをSNSで探してみました。
XM | Axiory | |
良い口コミ |
|
|
悪い口コミ |
|
|
XMの口コミは、ボーナスや最大レバレッジの高さを評価する声がある一方で、スプレッドが他社よりも広がりやすいという口コミもありました。
Axioryの口コミは、スプレッドの狭さや送金時の手数料を抑えられるという声がありますが、ボーナスキャンペーンが少ないことやサーバーの調子について悪い口コミがありました。
以上のことから、両業者とも特徴が違うため、良いクチコミと悪い口コミが異なることがわかります。
口コミを見てどちらの業者を選ぶか迷っている場合は、海外FX業者を選ぶ目的を踏まえて考えれば良いでしょう。
2.XMとAxioryの基本的な機能を比較
ここからは、XMとAxioryの基本的な機能について細かく比較します。
どちらの業者の方がトレードしやすいのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
2-1. XMとAxioryの最大レバレッジやレバレッジ制限を比較
XM | Axiory | |
最大レバレッジ | 888倍 | 400倍 |
XMの最大レバレッジとAxioryの最大レバレッジを比べると、XMの最大レバレッジが高いです。
ただ、口座の証拠金が多くなると最大レバレッジが制限されるケースが多いことに注意しましょう。
以下の表はXMの3つの口座のレバレッジ制限の比較です。
口座の証拠金 | XMマイクロ・スタンダード口座 | XM ZERO口座 |
2万ドルまで | 888倍 | 500倍 |
2万ドル超〜10万ドルまで | 200倍 | 200倍 |
10万ドル超 | 100倍 | 100倍 |
XMが最大レバレッジ888倍で取引ができるのは、マイクロ口座かスタンダード口座を利用していて、口座の証拠金が2万ドルまでです。
したがって、証拠金が2万ドルを超えると、自動的にレバレッジが200倍に落とされます。
もし、最大レバレッジ888倍のままで取引をしたい場合は、証拠金が200万ドルに届く前に、利益を出金しましょう。
また、スプレッドが狭いZERO口座の場合は、2万ドル以下の証拠金でも、最大レバレッジは500倍までです。
一方、Axioryの最大レバレッジは以下の通りとなっています。
口座の証拠金 | Axioryスタンダード口座 | Axioryナノスプレッド講座 |
10万ドルまで | 400倍 | 400倍 |
10万ドル超〜20万ドルまで | 300倍 | 300倍 |
20万ドル超 | 200倍 | 200倍 |
Axioryは10万ドルまでレバレッジ400倍で取引ができます。
つまり、証拠金が2万ドル以下の場合は、XMの最大レバレッジが高いです。
しかし、証拠金が2万ドルを超えた場合は、XMよりもAxioryの最大レバレッジが高いことに注目してください。
そのため、最大レバレッジの高さで業者を選ぶ場合は、証拠金によってどちらの業者の講座をおすすめするかが変わります。
ただし、どちらの業者も相場環境を揺るがすような事件が突発的な事件が起きた場合に、レバレッジを一時的に大きく下げる措置を取ることがあります。
その点について両業者のこれまで取ってきた対応は以下のとおりです。
FX業者 | 対応 |
XM | スイスフランショックなどが起きた際にレバレッジを一時的に下げた |
Axiory | これまでに一時的なレバレッジ制限を行ったことはないが、今後その可能性はある |
2-2. XMとAxioryの強制ロスカット水準や追証について比較
XM | Axiory | |
追証 | なし | なし |
強制ロスカットされる証拠金維持率 | 20% | 20% |
次にXMとAxioryにおける追証や強制ロスカット水準に違いがあるか解説します。
結論から言えば、どちらの業者も追証はありません。
ゼロカットシステムを採用しているので、口座の残高がマイナスになっても、自動的にゼロに戻してくれます。
そのため、国内FXのように追証により借金を抱えることはありません。
また、強制ロスカットされる証拠金維持率はどちらの業者も20%になった水準で執行されます。
ただ、強制ロスカットされる場合は、全てのポジションが一斉に決済されるわけではありません。
XMもAxioryも含み損が大きいポジションから順番に強制ロスカットされます。
しかし、AxioryのcTraderで取引している場合は、最も証拠金を使っているポジションを部分的に決済します。
このようにXMとAxioryでは多少の違いはあるものの、追証がないことや強制ロスカットが執行されるタイミングはほぼ一緒です。
2-3. XMとAxioryの取引ツールを比較
ここからは、XMとAxioryの取引ツールを比較します。
まず、対応プラットフォームは以下の表の通りです。
プラットフォーム | XM | Axiory |
MT4(Windows) | ○ | ○ |
MT4(Mac) | ○ | ○ |
Webトレーダー | ○ | ○ |
iPhone | ○ | ○ |
Android | ○ | ○ |
タブレット | ○ | ○ |
XMもAxioryもMT4の対応端末は一緒で、パソコンやスマホから取引ができます。
ただし、Mac版については、文字化けやMacのアップデートにより通常通り使えません。
次にどちらの業者もMT4以外のプラットフォーム以外に対応しています。
プラットフォーム | XM | Axiory |
MT5(Windows・Mac) | ○ | ☓ |
MT4 WEBトレーダー | ○ | ☓ |
MT5 iPhone・Android | ○ | ☓ |
MT5タブレット | ○ | ☓ |
cTrader(Windows版) | ☓ | ○ |
cTrader Web版 | ☓ | ○ |
cTrader iPhone・Android | ☓ | ○ |
XMはMT5に対応しています。
MT5はMT4と比較して
- 時間足が9種類から21種類に増加
- MT4より動作が軽くなる
- 分析ツールが豊富
などのメリットがあります。
ただし、インジケーターやEAにはあまり対応していません。
一方、Axioryは、MT5には対応していませんが、cTraderと呼ばれる高機能ツールに対応しています。
cTraderのメリット |
|
cTraderのデメリット | 操作がやや難しい |
プラットフォームについては、初めて海外FX業者を利用する場合やインジケーター・EAを利用したい場合は、MT4を選ぶと良いです。
その他の人はMT5やcTraderの方が高性能なツールなので、利用しても良いでしょう。
次に、XMとAxioryで利用できる取引用ツールを比較します。
XM | Axiory | |
取引ツール |
|
|
XMは、経済指標カレンダー、6つのFXツール、ウェビナーなど初心者向けの取引ツールが多く揃っています。
Axioryは、オートチャーティストやAxioryストライクインジケーターなど中上級者が使いこなすようなツールが揃っている印象です。
そのため、どちらを選ぶかは、自分のFXのレベルがどのぐらいの基準であるかによるでしょう。
2-4. XMとAxioryの約定率を比較
スキャルピングなど短期トレードをする場合、約定率や約定のスピードがとても重要です。
XMとAxioryでは、どちらが優れているのか調べてみました。
XM | Axiory | |
約定率 | 99.35% | 99.99% |
約定スピード | 200m/sec | 150〜180/sec |
まず、約定率については、XMもAxioryもホームページ上で公表しており、Axioryの方が、約定率が高いことがわかりました。
次に、約定スピードについては、Axioryについては自社で約定スピードを毎月計測したものを公表しています。
一方で、XMでは公表されていないため、実際にXMの約定スピードを計測した人たちの情報をもとにしました。
約定スピードについてもAxioryの方が早いことがわかりました。
Axioryの約定スピード

(画像引用元:Axiory公式サイト)
また、Axioryの約定スピードが早いのは、以下の3つの理由があります。
- サーバーが東京やロンドンにある
- データセンターを大手銀行も利用するエクイニクス社のロケーションセンター内に設置
- 24時間365日Axioryのエンジニアが監視している
そのため、約定率や約定スピードにこだわりがある場合は、Axioryがおすすめです。
2-5. XMとAxioryの取り扱い銘柄の多さを比較
続いてXMとAxioryの取扱銘柄の多さについて比較します。
XM | Axiory | |
FX通貨ペア | 57種類 | 61種類 |
貴金属 | 2種類 | 2種類 |
エネルギー | 5種類 | 5種類 |
商品先物 | 8種類 | 取扱なし |
株価指数 | 17種類 | 10種類 |
FXの通貨ペアについては、Axioryが多いですが、その他CFDについてはXMに軍配が上がります。
そのため、FXの取引にしか興味がないのであれば、Axioryがおすすめですが、商品CFDや株式指数の取引に興味がある場合は、XMを選ぶと良いでしょう。
2-6. XMとAxioryの全口座タイプを比較
XMとAxioryの全口座タイプを比較します。
業者だけではなく、どの口座タイプを選ぶかについても参考にしてみてください。
まずはXMの各口座タイプについて比較します。
取引条件 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ZERO口座 |
注文方式 | NDD方式 | NDD方式 | ECN方式 |
口座通貨 |
|
|
|
最低入金額 | 5$ | 5$ | 100$ |
最低取引量 | 10通貨※ | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最大取引量 | 10万通貨 | 50万通貨 | 50万通貨 |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 | 500倍 |
1LOTあたり手数料 | なし | なし | 片道5$ |
ロスカットされる維持率 | 20% | 20% | 20% |
取り扱い通貨ペア |
|
|
|
入金ボーナスの対象 | ◯ | ◯ | × |
口座開設ボーナス | ◯ | ◯ | ◯ |
※MT5の場合は、100通貨
XMの場合、マイクロ口座・スタンダード口座とZERO口座では注文方式が違います。
ZERO口座であれば、ディーラー及びFX会社を通すことなく、直接インターバンクに注文が流れるので、スリッページや約定拒否などがキになる場合は、ZERO口座が良いです。
また、ZERO口座は、スプレッドが狭いのですが、1LOTの取引あたり手数料が片道5ドルかかります。
さらに、ZERO口座は入金ボーナスの対象外です。
そのため、入金ボーナスが欲しい場合は、マイクロ口座かスタンダード口座の二択になります。
次にAxioryの口座を比較してみましょう。
取引条件 | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
注文方式 | NDD方式 | ECN方式 |
口座通貨 |
|
|
最低入金額 | 200$ | 200$ |
最低取引量 | 1000通貨 | 1,000通貨 |
最大取引量 | 1億通貨 | 1億通貨 |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 |
1LOTあたり手数料 | なし | 片道3$ |
ロスカットされる維持率 | 20% | 20% |
取り扱い通貨ペア |
|
|
入金ボーナス | × | × |
Axioryは、最低入金額がどちらの口座の200ドル〜です。
200ドル未満の入金もできますが、手数料が15ドルの手数料が掛かるので、200ドル以上入金したほうが良いですね。
また、Axioryは1LOTあたりの手数料が3ドルです。
そのため、XMよりも安い手数料で取引ができます。
ただし、ボーナスキャンペーンはほとんど行われていないため、ボーナスについてはあまり期待できないでしょう。
まとめると、XMをおすすめできる人は、以上の3種類です。
- トレード資金が少ない人
- ボーナスをもらいたい人
- 最大レバレッジ888倍で取引したい人
一方で、Axioryをおすすめできる人は、
- 資金が多い人
- 短期トレードが得意で、手数料が安い業者で取引したい人
の2種類です。
3.XMとAxioryのスプレッドの狭さを比較
ここからは、XMとAxioryのスプレッドの狭さについて比較します。
実際にほぼ同時刻のスプレッドを調査しました。
スタンダード口座のスプレッド
通貨ペア | XMスタンダード口座 | Axiory スタンダード口座 |
USD/JPY | 1.5pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 2.0pips | 1.4pips |
GBP/JPY | 3.5pips | 2.0pips |
AUD/JPY | 3.5pips | 1.9pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.1pips |
GBP/USD | 2.3pips | 1.5pips |
AUD/USD | 1.7pips | 1.7pips |
CAD/JPY | 3.2pips | 1.8pips |
CHY/JPY | 3.0pips | 1.9pips |
NZD/JPY | 3.1pips | 1.9pips |
原油 | 4pips | 4pips |
ダウ30CFD | 7.5pips | 7.5pips |
日経225CFD | 24pips | 9pips |
ゴールド | 5.2pips | 4.4pips |
まず、スタンダード口座の比較は、ほとんどの通貨ペアやCFDでAxioryのスプレッドが狭いことがわかりました。
そのため、スタンダード口座を利用したいけれど、スプレッドが広がりやすい業者が嫌な場合は、Axioryのスタンダード口座がおすすめです。
XMマイクロ口座・スタンダード口座

Axioryスタンダード口座

ECN口座のスプレッド
通貨ペア | XM ZERO口座※ | Axiory ナノスプレッド口座※ |
USD/JPY | 0.6pips | 0.6pips |
EUR/JPY | 0.9pips | 0.7pips |
GBP/JPY | 1.4pips | 1.2pips |
AUD/JPY | 1.9pips | 0.7pips |
EUR/USD | 0.6pips | 0.5pips |
GBP/USD | 0.6pips | 0.8pips |
AUD/USD | 0.9pips | 0.6pips |
CAD/JPY | 1.8pips | 1.0pips |
CHY/JPY | 1.5pips | 1.0pips |
NZD/JPY | 2.6pips | 1.2pips |
原油 | 0.9pips | 0.7pips |
ダウ30CFD | 12.5pips | 7.0pips |
日経225CFD | 29pips | 11pips |
ゴールド | 2.6pips | 2.4pips |
※片道のスプレッドを足した実質スプレッド
次に、スプレッドの狭いXMのZERO口座とAxioryのナノスプレッド口座を比較しました。
ECN方式の口座においてもAxioryのスプレッドが狭いことがわかりました。
以下のようにXMとAxioryの手数料の差が響いた結果です。
XM | Axiory | |
手数料(1LOTあたり) | 片道5ドル | 片道3ドル |
したがって、スキャルピングやデイトレードをする場合は、XMよりもAxioryを利用したほうが良いでしょう。
XM ZERO口座

Axioryナノスプレッド口座

4.XMとAxioryのボーナスを比較
XMとAxioryのボーナスについて比較します。両業者のボーナスについての対応は両極的です。
XM | Axiory | |
入金ボーナス |
| 100%入金ボーナス 法人口座利息キャンペーン |
未入金ボーナス |
| 取扱なし |
その他サービス |
| 取扱なし |
ボーナスキャンペーンの 開催頻度 |
| 正月など期間限定 |
まずXMは上限5万円までの100%入金ボーナスと上限45万円までの20%入金ボーナスを定期的に開催しています。
さらに、ボーナス枠を全て使い切った場合でも、ボーナス枠が復活することがあります。
そして、取引をするごとにXMPポイントが貯まり、貯まったポイントを現金や証拠金に交換できるサービスも実施しています。
一方で、Axioryでもボーナスキャンペーンを行うことはありますが、キャンペーンの開催頻度は、とても低く、開催していたらラッキーぐらいの気持ちでしょう。
そのため、ボーナス目的で海外FX業者を利用する場合は、断然XMがおすすめです。
XMのボーナス詳細
https://thekaigaifx.com/fx-bonus/#XM
5.XMとAxioryの日本語サポートの充実度を比較
海外FX業者を利用する上で欠かせないのが日本語サポートの充実度。両業者の日本語サポートについてまとめてみました。
XM | Axiory | |
日本語公式サイト | ○ | ○ |
日本語でのライブチャット | 平日週5日24時間対応 | 平日10:30〜23:30 |
メール | 平日週5日24時間対応 | 平日9:00〜24:00 |
日本人スタッフ | 複数人在籍 | 複数人在籍 |
XMもAxioryも公式サイトは日本語に対応しています。
また、日本語についてもとても読みやすいので問題はありません。
また、どちらの業者もライブチャットやメールに対応しています。
ただ、サポートの受付時間は、XMの方が長いため相談しやすいでしょう。
ライブチャットについては、どちらのサービスも実際に問い合わせたことがありますが、日本人が対応してくれたので、どちらも安心して利用できます。
【徹底比較】海外FX業者の日本語サポートってどう?
https://thekaigaifx.com/compare-support/
6.XMとAxioryの入出金の利便性を比較
次に、XMとAxioryの入出金の利便性について比較します。
海外FXの入出金については、目まぐるしく変わっているため、注意が必要です。
まず、XMとAxioryの入金方法について比較します。
入金方法 | 手数料 | 反映時間 | |
XM | VISAカード | 無料 | 即時 |
JCBカード | 無料 | 即時 | |
Bitwallet | 無料 | 即時〜数分以内 | |
STICPAY | 無料 | 即時〜数分以内 | |
国内銀行送金 | 無料※1 | 1時間以内 | |
BXONE | 無料 | 即時〜数分以内 | |
Axiory※2 | Curfex(国内銀行送金) | 無料 | 1営業以内 |
国際銀行送金 | 無料 | 3営業日〜3週間 | |
クレジット・デビットカード | 無料 | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 入金確認後15分以内 | |
STICPAY | 無料 | 即時 | |
VLoad(ブイロード) | 無料 | 即時 |
※1:1万円未満の入金は980円の手数料
※2:200ドル相当額未満の入金の場合15ドルの手数料
XMもAxioryも様々な入金方法に対応していますが、入金の反映時間はXMの方が全体的に短そうです。
また、Axioryで国内銀行送金を行うときは、Curfexに別途登録が必要です。
そして、2020年7月からVLoadに対応するようになりました。
VLoadとはクーポンタイプのオンライン決済サービスのことで、即時に入金が反映されるサービスです。
次に、出金方法について見ていきましょう。
入金方法 | 手数料 | 反映時間 | |
XM | VISAカード | 無料 | 2営業日〜5営業日 |
Bitwallet | 無料 | 即時〜24時間以内 | |
STICPAY | 無料 | 即時〜24時間以内 | |
海外銀行送金 | 無料※1 | 2営業日〜5営業日 | |
BXONE | 無料 | 即時〜数分以内 | |
Axiory | Curfex(国内銀行送金) | 無料 | 1営業日以内 |
国際銀行送金 | 無料※1 | 3営業日〜3週間 | |
クレジット・デビットカード | 無料 | 3営業日〜20営業日 | |
仮想通貨 | 無料 | 3営業日以内 | |
STICPAY | 無料※2 | 即時 | |
VLoad(ブイロード) | 無料※2 | 即時 |
※1中継銀行や受け入れ先の銀行の手数料が4,000円〜8,000円前後かかる
※2 決済会社側での手数料はかかる
出金方法については、オンライン決済サービスについては、即時で反映されます。
ただ、Axioryでは全体的に時間が掛かる点や200ドル未満の出金で15ドルの手数料が取られるというデメリットがあります。
ただし、XMにも致命的な弱点が存在します。
それは、利益分の出金ができる方法が、海外銀行送金のみという点。
XMでは海外銀行送金以外の方法については、マネーロンダリングを防止するために、入金が区分の出金はできますが、利益分の出金ができません。
そして、海外銀行送金を利用する場合、着金に時間が掛かるだけでなく、中継銀行や受け入れ先の銀行の手数料として、4,000円〜8,000円前後がかかります。
つまり、出金額が少なければ手数料がもったいないです。
一方、Axioryでは2020年7月1日より、クレジットカード以外の出金方法で利益分の出金ができるようになりました。
Axioryからのお知らせ

(画像引用元:Axiory公式サイト)
そのため、XMで出金するよりも格安の手数料で出金ができます。
結論としては、XMよりもAxioryの方が入出金をしやすい業者ということになりました。
7.XMとAxioryの利用規約を比較
海外FX業者では、トレード方法について禁止行為が定められています。
知らないうちに利用規約で禁止されている行為をすると、最悪出金ができないこともあるので注意しましょう。
XM | Axiory | |
ボーナスの悪用禁止 | ○ | ‐ |
複数口座による両建て | 禁止 | Axiory側では問題なし |
裁定取引 | 禁止 | 禁止 |
窓埋めや窓空けを狙ったトレード | 異常な回数禁止 | 問題なし |
スキャルピング | 問題なし | 問題なし |
まず、XMでは様々な行為が禁止とされています。
スキャルピングはOKですが、裁定取引や複数口座による両建ては禁止されています。
もし禁止行為をしたことが発覚した場合は、ボーナスの抹消や口座凍結の恐れがあるので注意してください。
一方、Axioryでは、裁定取引以外の行為については問題ありません。多くの業者で禁止されている複数口座での両建てもOKです。
また、他の業者の口座との両建ても認められています。
ただし、Axioryでは問題がなくても、他の業者が複数業者の口座による両建てを禁止している場合は、両建てをすると口座凍結される恐れもあります。
例えば、XMの口座でドル円を買い、Axioryの口座でドル円の売りをした場合、Axiory側では罰則はありませんが、XM側では、禁止行為になるのです。
以上のことから、取引についての柔軟性があるのはAxioryです。
8.まとめ
主な比較項目 | おすすめのFX業者 | おすすめの理由など |
信頼性 | Axiory | Axioryは信託保全に対応しているため、破綻しても資金が戻ってくる |
口コミ | 目的による | ボーナス目的や初心者はXM、スプレッドや約定スピードはAxiory |
最大レバレッジ | Axiory |
|
取引ツール | トレーダーのレベル次第 |
|
約定率やスピード | Axiory | どちらもAxioryが上 |
取扱銘柄 | XM | FXだけでなく、CFD の種類が豊富 |
スプレッド | Axiory | スタンダード口座もECN方式の口座もAxioryが狭い |
ボーナス | XM | XMはボーナスの種類が多くキャンペーンを定期的に開催 |
日本語サポート | Axiory | 日本語サポートの対応時間が長い |
入出金方法 | Axiory | Axioryならクレジットカード以外の出金方法で利益を引き出せる |
ここまで、XMとAxioryについて様々な項目の比較をしてきました。
結論としては、Axioryに分がありそうです。
ただし、以下の項目に当てはまる場合は、XMを選んだ方が良いいでしょう。
- 資金が少なくても効率よく稼ぎたい
- ボーナスがある業者で取引したい
- 日本人利用者が多いFX業者の方が安心
このように、目的によっておすすめのFX業者は変わるので、自分が何を基準にFX 業者を選ぶのかが重要です。