「おすすめ銘柄？ブランドのこと？海外FXに関係ある？」
そう思ってしまいますね。
海外FXではトレードする通貨ペアの選び方で最終利益に多額の差がつきます。
ある通貨ペアは利益をとても出しやすいのです。
反対に損ばかり出る通貨ペアもあります。
今回はFXのしくみを復習しつつ、それが通貨ペア選びと稼ぎ方にどう関係するのが学びましょう。
● FXはそもそも通貨ペア選びが必要
● 初心者向け勝てる厳選おすすめ通貨ペア
● 【初心者は手を出すな！】高リスクな通貨ペアとは
● テクニカルからの稼ぎ方
● ファンダメンタルからの稼ぎ方
もくじ
結論【初心者・中級者以上おすすめ通貨ペア4つ】
結論を先に書きます。
トレードに自信のある人はここだけ見て帰っても良いですが、それだけではうまくいかないのが海外FXです。
理解度テストもありますから、ぜひ最後まで読んでいってください。
勝ちやすいメジャー通貨ペア【初心者向き】
- USD/JPY（米ドル/日本円）【初心者向きのなかでも特におすすめ】
- EUR/USD（ユーロ/米ドル）
この説明は「主要通貨ペアとマイナー通貨ペアの違い」「初心者におすすめの通貨ペアをどう選んだ？選び方のポイント」にあります。
初心者の方はそこだけ読んでもすごく役に立つかと思います。
初心者向きと反対に中級者以上の人におすすめな通貨ペアもここに書いておきます。
そうすると初心者向きの通貨ペアの良さがいっそうわかります。
まあまあ勝てるマイナー通貨ペア【少しわかってからのトレーダー向き】
- AUD/USD（オーストラリアドル/米ドル）
- GBP/USD（英ポンド/米ドル）
これらの通貨の具体的な説明は「主要通貨ペアとマイナー通貨ペアの違い」にあります。
先に読みたい場合は先に読んでも大丈夫です。
次から解説です。
なぜおすすめなのかを知らないと必ずトレードにつまづく日が来ますから、今のうちに読んでおきましょう。
海外FX取引の基本ざっくり【銘柄選びに特化して】
海外FXが何のことかさっぱりわからないという人はこのサイトのホームページを読んでくださいね。
ここではものすごくざっくりと、通貨ペア選びにつながることだけ書きます。
FX取引の仕組みから通貨ペアの大切さがわかる
通貨は国によって違い、いろいろな理由でそれぞれの通貨の価値が変わってきます。
2つの通貨の価値を比べることでFXトレード予想ができます。
具体的には高くなる通貨を買えば儲かるし、安くなっていく通貨を買うと損をします。
FX取引で【利益を出す方法】が通貨ペア選びに関係する理由とは
高い通貨は買うと儲かりますが、それをどの通貨で買うのでしょうか？
他の国の通貨を支払って買うのです。
たとえば高くなっているドルを、それよりも価値の低い円で買えば得をするわけです。
これが「ドル/円という通貨ペアを買う」ということです。
このときにもし、ドルがどんどん安くなると損をします。
しかし、ドルが安くなりそうだと思ったら「売り」という買いの反対をすれば稼げるのです。
ここがFXのいいところで、より稼ぎやすい通貨ペアを選びたくなる理由でもあります。
為替レートの基本から良い通貨ペアがわかる
為替レートという言葉があります。
為替レートとは、ある国のお金を、他の国のお金に交換するための割合のことです。
「為替レートとは、お金を交換するときのルールみたいなもの」
このようにざっくりわかっておけば海外FXをするのに問題ありません。
具体的には「米ドルから日本円への為替レートは150円」などといいます。
これを海外FXのチャートなどで見ると図のようになります。
グラフに出ている数値を見ながら「為替レートは148.647円だ」などとトレードするのです。
通貨ペアの仕組みで重要さがわかる
ドルと円という通貨を2つ用意してペアにするのが通貨ペアです。
為替レートはこの通貨ペアの価値ともいえます。
「為替レートの基本から良い通貨ペアがわかる」でみたように「ドル円の価値は148.647円」となるわけです。
ドルの国はアメリカ合衆国ですが、ここが強い国ならドルも強くて価格も高くなります。
日本が弱ければ日本円をたくさん出さないと1ドルを手に入れるのが難しくなります。
強さは貿易などで儲かっているかどうかや、ほかの国がその通貨をすごく欲しがっているか、などの複雑な理由で決まります。
だからドルが上がるかどうかは予想が難しいですが世界中で取引されているドルなので、誰も知らない通貨よりは予想が格段にやりやすいのです。
予想しやすい通貨ペアを選ぶのは無駄な損失を出さずに済むのでとても重要なのです。
ちなみに「米ドル/円」は米ドルが左側に表記することが決まっています。
こういう通貨の場合は主に米ドルの様子から見て行くとわかりやすいです。
「米ドル」が上がって「円」が下がる相場なら、米ドル/円の「買い」をするとよいです。
このトレードは「もっと上がりそうな米ドルを買う」「買うための使う通貨は円だよ」ということになります。
ですから円になじんでいる日本人にはとてもやりやすく勘の働きやすいトレードです
逆に米ドルが下がりそうだと思ったら「売り」をやります。
その操作を海外FXのアプリ、MT4/MT5でやるわけです。
もっと詳しい予想はファンダメンタルの記事に書いてあるので読んでください。
● 2つの通貨の強さ（上がる・下がる）を比べると自然とトレード方針が決まるのがFX
※MT4の使い方
【完全版】MT4（メタトレーダー4）のダウンロード・インストール方法
【完全版】MT4（メタトレーダー4）の 操作方法 ～初心者編～
【完全版】MT4（メタトレーダー4）の 操作方法 ～レベルアップ編～
※ファンダメンタルの基礎
ファンダメンタルに経済知識は不要？【そもそも】を知ってヘッドラインを読みこなす
最新は全て違う！【ファンダメンタルズ】勝率を上げるための５つの指標とは？
【ファンダメンタルズ】金融政策と財政政策は、簡単にトレードに使える！
主要通貨ペアとマイナー通貨ペアの違い
「主要通貨」について説明しておきます。
ここは飛ばして後で読んでも大丈夫です。
主要通貨ペアは世界でもたくさん使われていて、貿易でのやりとりの基礎となるものです。
日本という小さな国の通貨でも歴史的な理由で非常に多くの日本円が流通しています。
なので日本円は海外FXには、とても重要です。
主要通貨（メジャー通貨）とは
米ドルのほかに世界でよく使われる通貨があります。
多くの国が決済手段として使っているし蓄えています。
つまり世界中で流通しているトップクラスの通貨といえるので、一般に「主要通貨」「メジャー通貨」といわれます。
流通量が多いということは、いつでも世界中の誰かが売買していることになります。
24時間いつでも安定して価格が決まるのです。
突然とんでもない価格になって一瞬で損切（ロスカット）されることが少ないからです。
世界3大通貨について
特に世界3大通貨というわれる重要な通貨があります。
世界3大通貨はこの3つです。
- 米ドル
- 日本円
- ユーロ
これらの組み合わせの通貨ペアが勝ちやすいといえる通貨ペアです。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ユーロ/米ドル
ただしユーロ/円がちょっと流通量が少ないというか特殊なので初心者はまだ触らないほうがいいかもしれません。
初心者向きに詳しくは「初心者におすすめの通貨ペアをどう選んだ？選び方のポイント」で解説します。
今後は中国の元がどれかにとって変わるかもしれません。
しかしそうなるにはもう少し時間がかかるでしょう。
● 世界3大通貨での通貨ペアは海外FXで勝ちやすい
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iFOREXでMT4は使える？同時活用で本気のゼロカット
マイナー通貨とは
マイナー通貨がどれなのかはサイトや業者によっても分類が違います。
今回は「初心者がトレードしやすいか？」という目線で決めますね。
上で書いた「三大通貨」以外の通貨はすべてマイナー通貨といえます。
たとえば日本の外貨預金では人気なオーストラリアドルもマイナー通貨と分類します。
ほかにニュージーランドドル、中国の元、カナダドルなどがあります。
イギリスのポンドもどちらかというとマイナー通貨扱いをされることが多いです。
エキゾチック通貨について
マイナー通貨の中にはエキゾチック通貨というもっとレアな通貨もあります。
あまり世界で出回っていない通貨と考えて良いです。
具体的には以下のような通貨になります。
- ポーランドズロチ
- ロシアルーブル
- 南アフリカランド
- トルコリラ
- メキシコペソ
日本のFXトレーダーの間では金利の高いメキシコペソなどの買いをすることが流行りました。
しかし日本の金利が上がるならリスクの高いエキゾチック通貨はやる意味がどんどん減っていくと思われます。
世界的に流通量が少なく、政治的にも経済的にも安定しない国が多いために突然の大暴落のようなことが起きやすいからです。
初心者のうちは無理をせず知識だけにしておきましょう。
※それでもエキゾチック通貨をする理由はスワップだけど
【明日から毎日もらえる!?】海外FXでスワップポイントをもらう方法
初心者におすすめの通貨ペアをどう選んだ？選び方のポイント
もういちど初心者に向けたおすすめを整理しましょう。
おすすめ通貨ペアは2銘柄です。
初心者向け通貨ペア2つと使い分け
初心者もそうでない人も、海外FXをする人全員は、リスクを抑えた通貨ペアの選び方をするのが最適です。
特に初心者は主要通貨どうしのペアがおすすめです。
結果として初心者にとって超おすすめは以下の2銘柄しかありません。
- 日本のことなら馴染んでいるはずだから安心して取り組める「米ドル/円」
- テクニカルで値動きを一度つかむとやりやすい「ユーロ/米ドル」
特に初心者は無理に難しい通貨ペアを選ばないほうが良いと思います。
この理由は「初心者向け通貨ペアの勝ち方」に表にしてまとめました。
おすすめ通貨と「基軸通貨」の違い
勝ち方はこの次にあります。
でも通貨ペア選びについて、どうしても説明したいことがあるのでここで書きます。
国際通貨の中で中心的な役割を担う通貨のことを基軸通貨というのが基本です。
一部の業界で一時的に取引のためにベースとする通貨をそういっていることもありますが、
海外FXをするなら「基軸通貨は米ドル」と思っておかないと後で無駄な失敗をすることになります。
とくにファンダメンタル分析においてとんでもない大失敗をすることになってしまいます。
言葉の意味を取り違えて相場分析をすると、大切な基軸通貨を別の国の通貨と勘違いしてトレードし、得られるはずの利益が特大損失になりかねないからです。
米ドルは世界で経済の基本を考えるうえで重要です。
そこで、米国の経済状況が今もなお世界の経済に影響を強く与えています。
ニュースも速く出ますし、米ドルの流通量も大きいので予想がしやすいというのがあります。
この米ドルを中心にした組み合わせが最高なのです。
ところでユーロ/円ですが、直接この2つの通貨が取引されることがそんなにないのでチャートに出る数値は米ドルを基準にして出されています。
経験上、トレードのときにはあまり気にしなくていいですが、ドル/円に慣れてから急にやると失敗しやすい事があります。
知っておきましょう。
● 世界三大通貨は主要通貨の組み合わせ「米ドル」「ユーロ」「日本円」
● その世界三大通貨を絡めた通貨ペアはとても予想しやすくニュースも入ってくる
● 初心者におすすめの通貨ペアはこれらの組み合わせ
※どうトレードをしていくかのヒントです。
海外FXで有利！【本物トレードルール10選】
【トレーダー厳選】絶対使える！海外FXのトレード用ローソク足パターン３選
初心者向け通貨ペア2銘柄の勝ち方
おすすめの2つの通貨ペアへの、勝てる取り組み方をまとめておきます。
これがすべてではないですがまずデモ口座などでやってみてください。
| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | |
|---|---|---|
| 特徴 | 初心者向けの通貨ペア | 世界一取引される通貨ペア |
| テクニカル面 | 基本の使い方ができる | 基本の使い方ができる |
| ファンダメンタル面 | アメリカと日本の金利や貿易の強さなどを比較し一般的な予想ができる | アメリカだけでなくユーロ圏全体の国（ドイツ、フランス、イタリア…など）20か国くらいの経済や政治をみなくてはならない |
| 短期取引 | 普通のテクニカルでできる アメリカとの時差だけに注意 | テクニカルのコツをつかむと勝ちやすい（すべての地域の時差に注意） |
| 長期取引（スイングトレード） | できる | できる |
| その他 | 日本の経済を中心にニュースを見ていても分析はしやすい ただしアメリカの経済も要チェック 月に1回の雇用統計の日はうまく指値ができれば美味しい 成行だとうまく約定せずに損する可能性が高い アメリカの祝日や大統領選などのイベントもチェックしておくと無駄な失敗を減らせる | 全ての国のニュースを速く知るためには全部の言語を見なくてはならない 自動翻訳などを有効に使って経済状況を知りたい 中途半端にファンダメンタル分析するよりも完全にテクニカルに頼ってのデイトレードが勝てることがある 各国の祝日やイベントなどもチェックして急変に備えると良い |
ユーロ/米ドルはすこし難しいことがわかりますね。
ユーロ/米ドルは流通量が多いのでテクニカル分析しやすいというトレーダーも居ます。
しかしファンダメンタル分析の複雑さは初心者には荷が重いかもしれません。
各国の金融取引の時間や夏時間、冬時間なども知っておくと有利です。
過去記事に国による時間の違いの解説があります。
スイングトレードとスキャルピングについても読んでおきましょう。
4時間足だけ！徹底攻略【海外FXで絶対負けないための知識】
【海外FX限定】常識と正反対⁉スイングトレードのコツ徹底解説
海外FXおすすめ口座でスキャルピングテクニック8パターンをマスターする！
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【おすすめ通貨ペア】理解度テスト
それではみなさんお待ちかね！理解度テストです。
初心者と通貨の流通量
1.あまり使われていない通貨のほうがやりやすい
2.多くの国が何度も使っていて数の多い通貨が良い
流通量の多い通貨同士のペアが初心者には最適です。
ユーロ/円はおすすめか
1.ユーロ/円はあまり流通していないからやりにくい
2.三大通貨だから良いに決まっている
初心者はまだ手を出さなくていいかなと思います。
まとめ
海外FXをやってみようと思ったら最初に「何を売買するの？」と気になるものです。
今回はそれがわかりました。
海外FXでは、メンタル管理や資金管理も大切です。
徐々にできるようになっていきましょう。
