ここには海外FXを知らない人に向けても注意点まで書いてあります。
結論をいうと海外FXは少しの注意点を守れば普通の国内FXトレードと同じです。
追証がない事によりむしろ安全なことすらあります。
海外FXの「メリット・デメリット」を探している人にもわかるように整理されているのでぜひ最後まで読んでください。
● 日本語対応について知っておくこと
● スプレッド・手数料という必要経費についての注意点
● レバレッジなど取引の仕様・ルールについての注意点
● はじめて体験する入出金ルール
● 納税のときの注意点
● 海外FXトレード2年目からの注意点
もくじ
海外FXを知らない人へ
海外FXは注意点を守ればだれでもできるものです。
でも海外FXとはなんでしょう？
先にざっくり海外FXを説明します。
海外FXとは海外に拠点のあるFX業者をいうことが多いです。
こういった業者が二つに分かれます。
- ひとつが日本の金融庁に届け出をしている業者。
- もうひとつがそうでない業者です。
日本の金融庁に届け出をしている海外業者にはOANDAさんなどがあります。
悲しいことにこの業者たちは高レバレッジもゼロカットシステムもやってくれません。
金融庁に届け出を出していないXMやTitan FXなどの海外FXが、この記事で取り上げる業者です。
これらの業者は日本の金融庁ににらまれている代わりに高レバレッジやゼロカットシステムを提供してくれます。
【警告】金融庁が海外FX業者になぜ警告を発しているのか？
FXをやめる理由第1位は【損をするから】海外FXならチャレンジできる？
海外FXを始めるときに注意すること10選
まずは「リスクとメリットの知識をしっかり持っておく」ことがいえます。
細かい話は無限にあります。
注意することを10個、厳選して並べてみました。
下のほうに詳しい解説もあるので理解しておきましょう。
- 情報は正しいものを取捨選択し間違った知識を取り入れない
- 資金管理の準備（納税についても含む）
- 時間管理の知識と準備
- メンタル管理の知識と準備
- 良い業者（ブローカー）を調べて選ぶ
- 詐欺の知識を持って避けられるようにする
- デモの重要性を知る
- テクニカルの重要性を知る
- ファンダメンタルの重要性を知る
- 努力を続ける決心をする
次から関連記事へのリンクも含め詳細に解説します。
情報と知識に注意する【1.2.3.4】
(1)で言及されている「正しい知識」がすべてに共通するでしょう。
正しい知識を取り入れるのは意外と難しいものです。
特に今のようにネットには嘘しかないような時代には大変です。
とにかく何もわからないというなら、国内大手FX業者さんのサイトで勉強する手もあります。
応急処置として初心者向けといわれる外為どっとコムさんのようなところの記事をあさるのも良いでしょう。
また、このブログでも実際に海外FXを使っているライターが経験に基づいて書いているので、ぜひたくさんの記事をしっかり読んでいってください。
FX会社が書くとどうしても当たり障りのない内容になるのです。
我々のこのブログは本音が書いてあります。
まずは基礎知識についての記事をいくつか紹介しておきます。
【超初心者向け】無料でできる海外FXの勉強法5選
【完全版】MT4（メタトレーダー4）のダウンロード・インストール方法
【完全版】MT4（メタトレーダー4）の 操作方法 ～初心者編～
資金管理
資金は自分の資金のことです。
一番最初に絶対に決めておくべきことはこれです。
「自分の余裕資金のうち、海外FXに使うのはいくらか？」
その前に人生設計的な資金の予定が立っているとなお良いです。
ネットでそういうのを探してみて適当でも良いので作ってみましょう。
（怪しいサイトは避けましょう）
たとえば「今の貯金は△円、そのうち投資には△円使うことにする」「〇歳までに貯金は〇円、FXで〇円増やしておきたい」などです。
海外FXに使う資金をいくらにするかのヒントも書いてある記事です。
海外FXはレバレッジが高いので自己資金1万円くらいではじめても良いと思います。
ただしそのときトレードするのはスプレッドが狭いドル円などの通貨ペアにしましょう。
ロットも1000通貨くらいから打診しつつすると適正ロットがすぐみつかります。
その辺も過去記事で読んでおいてくださいね。
【光熱費を助ける！】海外FX業者のコモディティ（商品）スプレッド比較
スプレッドの意味はこちらです。
【新登場！XMのKIWAMI極口座】スプレッドが狭いのに取引手数料なし
適正ロットについてはこれが良いでしょう。
海外FXで絶対知っておくべき【最大ロット数の使い方をマスターしよう】
納税
次はよく話題になる納税についてです。
国内のFXで利益確定し、収益となったお金のぶんを確定申告しなくてはなりません。
海外FXの収益も確定申告の必要があります。
基礎的なこととして海外FXで稼いだお金の税制上の種類があります。
海外FXで稼いだなら、それにかかる税金の種類は「雑所得」といって国内の仮想通貨での稼ぎと同じ扱いになります。
そして税金の計算方法は「総合課税」といって他の所得（儲けから費用を引いた額）とまとめて計算されます。
例外もありますし、節税方法もありますがざっくりとこうなのです。
難しいですね。特集記事を読みましょう。
【2023年の改正情報あり】国内FXと海外FXの納税の違い
【インボイス制度とは】海外FXでも申請は必要？
【年間取引報告書・徹底解説】XM・Titan FXでの出し方使い方｜納税のコツ
【FP監修｜2023年最新版】扶養内で初心者の主婦が海外FXをするには
時間管理
これからどんな世界になるかはわかりません。
しかし今のところ世界の金融の中枢はニューヨークです。
日本が昼間、株や為替の取引をしている間、ニューヨークは夜なので寝てしまいます。
反対にニューヨークの金融市場が活発になるのは、日本が眠る時間帯です。
FXでは世界各国の通貨や商品、仮想通貨を扱います。
24時間眠らないといわれるように世界のどこかでいつも何かが取引されています。
そういった状況で日本に住みながらFXで利益を追求するためにはトレードする時間を決める必要があります。
たとえば「昼間寝て、ニューヨーク時間だけトレードする」という先輩もいます。
人それぞれに決め方がありますし仕事を持っている人も居るかもしれません。
時間の決め方のヒントも書いてあります。
メンタル管理
資金と同じくらい重要なのがトレーダーの脳と感情です。
脳はなにもしなくてもトレードが失敗しやすいようにできているといっても良いほどなのです。
そこで2000年代に流行ったのが「行動経済学」「プロスペクト理論」です。
人は損失を回避するような行動に出るので、それがあだになることがあります。
つまりいつも儲ける心理だとは限らないという内容で、この説を唱えたダニエル・カーネマン氏がノーベル賞を取りました。
最近では損失回避はすべてに有効でもなく、人によって違うという学説が出ています。
とはいえ感情が乱れればトレードについて的確な判断ができなくなるのは誰でも経験しているでしょう。
ブローカー選びに注意する【5.6】
ブローカーとは業者のことです。
ここでは良い業者についてです。
ぶっちゃけると無難なのはXMとTitan FXです。
どうしてもわからなければXMが初心者に優しいです。
少し慣れてきたら他の業者も読んでみてください。
詐欺ブローカーについてはこの記事の「詐欺業者・詐欺師のホント」や過去記事で理解しておきましょう。
デモトレードを理解するよう注意する【7】
操作方法、レバレッジの体感、スワップとスプレッドの動きの速さなどなど、最初は絶対にわかりません。
口座開設してアカウントが有効になったら、すぐにでもトレードをしたい気持ちはわかります。
その前に必ずデモトレード口座も作って、やりたい銘柄を練習してから本番をしてください。
同じ銘柄でも手法を変えたいときにもデモトレードをするようにしましょう。
デモ口座の作り方など、詳しく知識を得てください。
学びと継続を決心する【8.9.10】
最後に、まだ初心者の方にはピンとこないかもしれません。
続けることが嫌になることがあります。
海外FXだけではないですが、失敗が続いたりすると嫌になりますよね。
最初に「〇年間は続けてみる」など決めておくと、そこから逆算して使える資金も決めやすくなります。
ぜひ決心してください。
テクニカルを知る
テクニカル分析が大流行したことがあります。
そしてお約束で、次にテクニカル分析が役に立たないという説が流行しました。
テクニカル分析は先輩トレーダーでも2、3種類しか知らないという人がいます。
得意なものをみつけるのが最善策です。
【トレンド分析初心者必見！】現実的なトレードに生かす最強インジケーターセット付き！
今のインジケーターが使えない？【相場に合わせたインジケーター入れ替えアイデア】
【一度逃げた人用】本当にわかってる？移動平均線のすべて
RSIは一番わかりやすいインジケーター⁉【MT4/MT5設定と裏技！】
【トレーダー厳選】絶対使える！海外FXのトレード用ローソク足パターン３選
ファンダメンタルを知る
時代が変わると読み方も変わるのが経済の世界です。
それでも基本的なものはあります。
基本については過去記事が豊富です。
面倒がらずに読み進んでください。きっと発見があります。
最新は全て違う！【ファンダメンタルズ】勝率を上げるための５つの指標とは？
【ファンダメンタルズ】金融政策と財政政策は、簡単にトレードに使える！
ファンダメンタルに経済知識は不要？【そもそも】を知ってヘッドラインを読みこなす
こんなにきちんとした知識が必要で、トレードができる人はすごいのになんだか怪しいといわれてしまうのは悲しいものです。
その他専門用語や入出金について
入出金のことで怪しいといわれることの多い海外FXです。
入金の正しい方法、出金の条件と手順などは業者ごとに若干違いがあります。
業者ごとの入金方法は各業者レビューページにあります。
※入出金について注意すること
【海外FX・入金方法一覧】拒否される方法とは？
【画像つき】XM(XM Trading)の入金・出金解説！
【保存版】Titan FXの入金出金方法を画像つきマニュアル解説！
海外FXの入金と出金をメリットとデメリットで比較！（ネタバレ→bitwalletを使おう）
※ボーナスが出金できないのは条件を満たさないから？
【出金トラブル？】海外FXで勘違いしやすい違反トレードと回避方法とは？
そのほかにお金に関係する専門用語で知らないと困るのは、スワップやスプレッドです。
※スプレッドのXMでの例
【新登場！XMのKIWAMI極口座】スプレッドが狭いのに取引手数料なし
ほかにも海外FXならではの「ボーナス」などの用語がたくさんあります。
これから挑戦したいから重要な事だけ知っておきたい場合はこのくらいで良いと思います。
海外FXをしていくうちに深いところもだんだん覚えていきましょう。
まだ海外FXが怪しくて二の足を踏んでいるという人は最後に怪しく見える理由を書いておきます。
海外FXが怪しいといわれる理由4選
単純な話ですが「海外製」とか「〇〇国産の食品」ときくと拒否反応を起こすのが普通のようです。
そのためあまり深く考えず「海外」とついたFXを怖がる気持ちになりがちです。
しかも国内ですら「FXで借金を抱えて行方不明になった」「電車に飛び込んだ」という昔話を知っていると余計逃げ出してしまいます。
少し調べてみても、以下のような怪しさを感じさせる理由が湧いてきます。
- 投資家保護の方針が緩い国にあったりする
- 詐欺業社がある
- 詐欺師が優良海外FX業者を偽ってお金を取る
- 日本語の不安
これらの答えを簡単に書きます。
10年以上、海外FXを使っている経験から以下の事がいえます。
本物トレーダーの海外業者失敗談
ついでに海外の仮想通貨業者の体験も書いておきます。
ビットコインがまだ5万円くらいだった頃には日本でちゃんとした取引業者がなかったのです。
そこで海外の業者を適当に検索しすべて英語でウオレット登録をしました。
運が良かったのは、システムの使い方がよくわからず少しずつしかビットコインを貯められない事でした。
300円ぶんくらい貯まったところでそのサイトそのものが消えてしまいました。
実質の被害額は約300円でしたが、今そのまま持てていたら6万円になっていましたね。
あまり調べずに海外業者を使った失敗談でした。
次から不安についてまとめていきます。
対応する番号を書いておきますね。
投資家保護と規制・詐欺業者・詐欺師のホントの話【1.2.3】
海外FXをはじめる前に詐欺に詳しくなっておきましょう。
過去記事をすべて読めば詐欺も怖くなくなります。
投資家保護・規制のホント
まず投資家が保護されるかどうかの問題です。
規制の範囲外で活動している業者なので日本の法律で決まっているような投資家保護は適用されません。
そのかわり人気業者は独自の顧客保護のルールは持っています。
たとえばｔXM、Titan FX、などの人気業者は「分別管理」といって顧客のお金と会社のお金を別に保管しています。
※Titan FXの全体像（分別管理についても書いてあります）
TITAN FX(タイタンFX)の評判ってどう？モットーが「丸出し」とは？
XMの評判ってどう？9年使い続けてわかったXM Tradingのチートとは？
しかし信託保全をするきまりはありません。
信託保全でも顧客のお金は業者のものとは分けられます。
同時に業者が破綻した際にも守られるものです。
残念ながら信託保全を保証する海外FX業者は見たことがありません。
そこで先輩トレーダー、本物トレーダーの皆さんは以下のことに気をつけています。
海外FXでは利益をこまめに出金し巨額の資金は長い期間置いておかないようにする
こう気を付けることでせっかくトレードで稼いだお金が消えるという最悪の事態が防げます。
詐欺業者・詐欺師のホント
海外FXという世界を利用する詐欺は大きく分けて二つです。
- 顧客資金の持ち逃げを目的にFX業者を作る詐欺
国内、海外問わずに正規の金融ライセンスを持っている嘘の表示で、信頼性を装うやり方。
最初からサイトを消すつもりなので資金だけでなく顧客の個人情報もそのまま転売してしまうかもしれません。
営業を続けていたとしても、独自のプラットフォームの操作や取引の改ざんで不正に設ける詐欺業者があります。
グーグルなどで検索して評判をみつけようとしてもすでに対策されていて、検索の上のほうに「〇〇FXはすばらしい」「〇〇FX業者で儲かった」などのブログ・口コミがサクラによって書かれていることがあります。
- 一般人なのに人気FX業者公式のように装う詐欺
これがXMのURLです。
偽業者はこの間に変な単語が入っていたりします。
偽業者もグーグルの検索をすると上のほうに出てきます。
ブログのタイトルは一般人でも自由に付けることができます。
なのでたとえば「XM公式ブログ」というタイトルを個人のアメーバブログに付けてしまえます。
そのタイトルを信じて読み、口座開設などのページにとんで入金させられてしまうかもしれません。
それを防ぐにはURLを確認すればいいのです。
といってもこれから海外FXをはじめたいのにそんなのわかるわけがないですよね。
こちらのリンク先は口座開設のページになってしまうのですがURLは正しいものが出ますのでチェックしてみてください。
日本語対応と問い合わせについて【3.4】
国際法にまで関わるトラブルが起きると英語を駆使しても解決しないという羽目になります。
このことは覚えておきましょう。
日本語対応の歴史が長いのがXMでダントツに長い間やっています。
今は大手人気業者なら日本語対応で困る事は減りました。
【徹底比較】海外FX業者の日本語サポートってどう？
【神サービス！XMウェビナー】FX相場を乗り越えたリアル日本語講師から学ぶコツ
海外FXトレード2年目からの注意点
初心者向けのブログはよくありますが2年目以降については見つかりません。
海外FXを1年続けると基礎は身についてきます。
でも「いつもやっていることだから」という気持ちでいると、スワップの確認やスプレッドの計算を怠けてしまいがちです。
ここで面倒がらずに続ける人が最後まで勝ち残るので、海外FXを続けて1年経ったらまたこのブログに戻ってきて初心を思い出してくださいね。
